Aqours First LoveLive! DVD&Blu-rayのセトリ・視聴動画【ラブライブ!サンシャイン‼︎アクア】
Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~
2017年2月25日(Day1)・2月26日(Day2) 横浜アリーナ
視聴動画が23分超えの大ボリュームで見どころたっぷりなのでこちらも参照のこと。
YouTube
【試聴動画】ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ Blu-ray/DVD - YouTube
ニコニコ動画
【試聴動画】ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ Blu-ray/DVD アニメ/動画 - ニコニコ動画
Day1、Day2の違い
セットリストについて
セットリストはほぼ同じで2曲のみが異なる。
Day1のみ 4曲目Aqours☆HEROES、17曲目届かない星だとしても
Day2のみ 4曲目ハミングフレンド、17曲目待ってて愛のうた
収録アングルの違い
公式によると
Day1はアニメーションとのリンク感を重視したアングル、Day2はキャストメンバーのパフォーマンス,表情をより感じ取れるットでお届けいたします。
つまり、ステージ背後のモニターでアニメーションを流しているため、そのモニターとキャスト両方が映るようなアングルが多めなのがDay1、キャストの近くを映すアングルが多いのがDay2ということになる。
Day1、Day2収録アングルの違いを検証
そこで実際に画像を見てみるとわかりやすいと思う。
青空Jumping Heart冒頭でのシーン
Day1(アニメーションとのリンクを重視)
Day2(キャスト寄り)
確かにDay1では遠目からのアングルでアニメーションとキャストのリンクを強く感じることができる。
その分キャストの表情がわかりにくいのだが、Day2では近くからのアングルでその欠点を解消している。
その他の違い
両日公演の宿命というべきか、Day1は一回目の初々しさを感じられ、Day2は二回目の洗練されクオリティの向上を感じられる。
収録曲
前述の通り、Day1とDay2の違いは2曲のみ。
セットリストナンバー04と17が入れ替わる。
赤字で示した。
両日セット版のBlu-ray Memorial BOXのものを示すので注意。
Disc5の特典映像はセット版購入者のみ視聴できる。
【Blu-ray Memorial BOX INDEX】
-Day1-
Disc1
01.Opening Movie
02.青空Jumping Heart
03.恋になりたいAQUARIUM
04.Aqours☆HEROES
05.決めたよHand in Hand/高海千歌(CV.伊波杏樹) 桜内梨子(CV.逢田梨香子) 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏)
06.ダイスキだったらダイジョウブ!/高海千歌(CV.伊波杏樹) 桜内梨子(CV.逢田梨香子) 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏)
07.夢で夜空を照らしたい
/高海千歌(CV.伊波杏樹) 桜内梨子(CV.逢田梨香子) 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏) 津島善子(CV.小林愛香) 国木田花丸(CV.高槻かなこ) 黒澤ルビィ(CV.降幡 愛)
08.元気全開DAY! DAY! DAY!/CYaRon!
09.夜空はなんでも知ってるの?/CYaRon!
10.トリコリコPLEASE!!/AZALEA
11.ときめき分類学/AZALEA
12.Strawberry Trapper/Guilty Kiss
13.Guilty Night, Guilty Kiss!/Guilty KissDisc.2
14.Intermission Movie 1
15.未熟DREAMER
16.想いよひとつになれ
17.届かない星だとしても
18.Intermission Movie 2
19.MIRAI TICKET
20.君のこころは輝いてるかい?
21.Encore Animation
22.Pops heartで踊るんだもん!
23.ユメ語るよりユメ歌おう
24.Step! ZERO to ONE-Day.2-
Disc.3
01.Opening Movie
02.青空Jumping Heart
03.恋になりたいAQUARIUM
04.ハミングフレンド
05.決めたよHand in Hand/高海千歌(CV.伊波杏樹) 桜内梨子(CV.逢田梨香子) 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏)
06.ダイスキだったらダイジョウブ!/高海千歌(CV.伊波杏樹) 桜内梨子(CV.逢田梨香子) 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏)
07.夢で夜空を照らしたい
/高海千歌(CV.伊波杏樹) 桜内梨子(CV.逢田梨香子) 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏) 津島善子(CV.小林愛香) 国木田花丸(CV.高槻かなこ) 黒澤ルビィ(CV.降幡 愛)
08.元気全開DAY! DAY! DAY!/CYaRon!
09.夜空はなんでも知ってるの?/CYaRon!
10.トリコリコPLEASE!!/AZALEA
11.ときめき分類学/AZALEA
12.Strawberry Trapper/Guilty Kiss
13.Guilty Night, Guilty Kiss!/Guilty KissDisc.4
14.Intermission Movie 1
15.未熟DREAMER
16.想いよひとつになれ
17.待ってて愛のうた
18.Intermission Movie 2
19.MIRAI TICKET
20.君のこころは輝いてるかい?
21.Encore Animation
22.Pops heartで踊るんだもん!
23.ユメ語るよりユメ歌おう
24.Step! ZERO to ONEDisc.5
01.幕間映像1
02.幕間映像2
03.Making of LoveLive! Sunshine!! Aqours First LoveLive! ~ Step! ZERO to ONE ~
販売形態
・Blu-ray Memorial BOX[5枚組](Day1:2枚+Day2:2枚+特典Disc:1枚)) ¥18,000(tax out)
※BOX仕様(描き下ろしイラスト)・豪華ブックレット・特典Disc[舞台裏メイキング映像・幕間映像を収録]
・Blu-ray Day1[2枚組] ¥8,000(tax out)/Blu-ray Day2[2枚組]¥8,000(tax out)
・DVD Day1[2枚組]¥7,000(tax out)/DVD Day2[2枚組]¥7,000(tax out)
各販売形態の違い
2公演かつブルーレイとDVDの両方での販売となるのですこしややこしい。
違いを大雑把にいうと
- ブルーレイ版のみ両日公演セットがある、特典付き(メイキング+幕間映像)BOXも付いて豪華
- その他はDay1、Day2のみでブルーレイ版とDVD版がそれぞれ出る(ブルーレイのほうが1000円高い)
つまり5形態での販売となる。
ブルーレイ版は3形態あるので悩みどころかもしれない。
両日観たい人は、Memorial BOXは18,000円と少し高いと思うかもしれないけど、
ブルーレイ版のDay1とDay2をバラバラに買って8,000円×2=16,000円
この差の2,000円分のBOX仕様・豪華ブックレット・特典Discに魅力を感じられるかで検討してもらいたい。
さらにAmazonではセット盤のMemorial BOXにAmazon限定盤が存在し、ショップ特典がついてくる。
A4トートバッグ&A4ビジュアルシート&B3サイズ告知ポスター付で19,900円通常の両日盤より1900円ほど高い。
下の画像を見てもらうとわかるが、両日セット盤と単日盤でジャケットが異なる。
Day1、Day2盤はツアーのテーマでもある「ZERO to ONE」ということで0から1へを強く意識したジャケットになっている。
メンバー9人が0を表すように円形に並び、みんなが指で1を掲げている。
曜ちゃんはヨーソローのポーズを忘れてないのもポイントが高い。
DVD盤は特にジャケットの変更はない。
Blu-rayセット版
Blu-ray版
Amazon限定版とそのショップ特典
Amazonでは9月現在特典付きで 19,440円、特典なしで14,832円と特典なしのほうが4,608円も安いので大きな差が付いている。
Amazon特典なし版はこちら
ラブライブ! サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ Blu-ray Memorial BOX
関連記事
【レビュー】最近iTunesでポチったアニソン系の曲をごった煮な感じで紹介【おすすめ】
SAKURA / WITCH NUMBER 4
もうゴールデンウィークも終了間近ということで、なんで今さら桜ソング買ってんだよって感じなんだけど、ツイッターのイベントTLを見てたらライブに行きたくなり、もちろん当日にパッと行ける現場もあるはずもなく、ナナシスのライブDVDを探していたら偶然iTunesで配信されていることを知り、思わずポチってしまった。
どうやら昔は配信されてなくて、最近出たようだったので。
僕は願いが叶う象徴としての「桜」ソングはあまり好きではなくて、この曲では成就しない、桜が散る方にフォーカスしているところが好きだ。
想いが届かないことはひたすら辛いことなんだけど、それをひたすらに隠して、いつか忘れて、大人になっていくっていうあり方に惹かれてしまう。
イントロでのシンセはそんな想いを内包してるかのように切なくクセになるフレーズ。
女の子目線で書かれた曲だから女子に人気なのはもちろん、男でこの曲が好きな人はエロゲ好きなのような気がする。
エロゲーマーはみんな辛い恋をしてるもんね!
視聴
Tokyo 7th シスターズ – 「t7s 2nd Anniversary Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-」Blu-ray - YouTube
Sparkle☆Time!! / セブンスシスターズ
これも「SAKURA」と同じアルバムに収録されていて、欲しい欲しいと思っていたら実は既に配信されていたというオチ。
「SEVENTH HAVEN」と双璧をなすナナシスきってのキラーチューン。
あっちがダークで重厚な「陰」なのに対して「Sparkle☆Time!!」はその名の通りキラキラしたPOPの「陽」のイメージ。
ライブだとジャンプとクラップをめちゃくちゃ煽られるんだけど、のせられてやるのが最高に楽しい。
視聴
Tokyo 7th シスターズ – 「t7s 2nd Anniversary Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-」Blu-ray - YouTube
オ・モ・イ アプローチ / NI+CORA
ナナシスの曲でNI+CORAのは女の子女の子しすぎててちょっと苦手なところがあり、買いしぶっていたんだけど、この曲は感情を抑えたフラットな歌い方をしていて入りやすかった。
そもそもなんで買おうとしたのかというと、ナナシスのライブダイジェストを観ていたら中の人の大西沙織がかわいかったからだ。
前からラジオなどで大西さんおもしろいなーかわいいなーと思っていたけど、ライブで違った一面を見せられるとより一層魅力的に見える気がする。
あと単純に4つ打ちのビートが強い曲好きなんだろな。
視聴
Tokyo 7th シスターズ - 1st Anniversary Live Blu-ray/DVD「H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!」ダイジェスト - YouTube
星灯 / Suara
ここまで偶然にも3曲連続でナナシスだったんだけど、こんどは「うたわれ」だ。
僕がうたわれるものを知ったのはアニメ「うたわれるもの偽りの仮面」からで、そこから旧作のアニメ「うたわれるもの」を全部見たりしていた。
当然最新作の「うたわれるもの二人の白皇」は欲しかったんだけど、PS4などのプレイ環境がなかったため、購入はかなわなかった。
そんな状況だったんだけど、ゲーム実況全盛期の今の時代なので、途中までだったら実況動画を上げることを公式が許可しているようで、それならばと拝見してみたところやっぱりおもしろい。
販売促進のため、やはり体験版的にすごくいいところで終わってしまい、続きを観たくて購入衝動にかられるのだけど、いかんせんプレイ環境を整えるための可処分所得が残ってなく・・・。
次のお給料で購入することを誓いながら、どうしても関連情報を探していたら、偶然主題歌のライブ映像を見つけてしまった。
Blu-ray「うたわれるもの SUPER LIVE 2016」PV - YouTube
「不安定な神様」ジャケットそのままの衣装と髪型で歌うSuaraさんが美しすぎて。
僕はAQUAPLUS作品的には新作である「WHITE ALBUM2」をきっかけに同レーベルのSuaraさんを知って、アニメで「不安定な神様」がよかったから曲を購入した程度だったんだけど、そのままの勢いで最新主題歌の方もポチってしまった。
和楽器がバックバンドでついてくれるライブとかなかなかないし、ダイジェスト映像ながらも勉強されされることが多かった。
これライブブルーレイも欲しいなぁ・・・。
DEAREST DROP / 田所あずさ
先日のライブツアー東京公演も順調に成功させたころあず。
僕のTwitterタイムラインでもめちゃくちゃ評判が高かった。
今季アニソンの中では発売が早かったのでもちろん購入した。
こうしてフルサイズで改めて聴いてみると、ロック路線を打ち出した「タドコロック」の中ではやはり異質で。
ポップさもロックも少なめにした王道アニソンということで、主演&主題歌担当というある意味勝負の場で自分はアニソンシンガーとしてもちゃんとやっていけるぞという意思表明のように感じた。
ライブ公演的にもロックテイストの曲が多い中、こういう変化球を交えてセットリストを組めるのもおもしろいのかもしれない。
視聴
田所あずさ 「DEAREST DROP」 MV Full Size - YouTube
【2017春アニソン】「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」【最新アニメ主題歌OP・EDレビュー】
「すかすか」*1が今季一かな。
1話を見終わった時点でちんぷんかんぷん(当たり前なんだけど)だったので、あまり乗り気ではなかったんだけど、2話で一気に引きこまれてそのままハマってしまった。
今季観るのが固まってなかったり、切るかどうか迷ってる人は4話までで一区切りなのでそこまでは継続して欲しいかなと。
系統的にはボーイミーツガールだと思うので、ギャルゲ、エロゲ好きな人は大好物かもしれない。
やっぱりヒロインとの距離間が近づいていくのがすごく好きなんだよなぁ。
以下アニソンレビューです。
OPも今季一な気がする。
OP「DEAREST DROP」/ 田所あずさ
作詞/作曲:Q-MHz 編曲:増田武史
アニソンはやっぱりアニメと一緒に聴こうね
OP担当は田所あずさ。
個人的に「ころあず」こと田所あずさには注目していて、アニメOPで聞く前に公開されていたPVで「DEAREST DROP」を視聴していた。
アニメと切り離して田所あずさの曲として普通にまた良い曲出してきたなーという印象だった。
そしてアニメを見始めて、2話3話が終わった時点で、世界観を知ることができて、ヒロイン達妖精が兵器だということ、戦争で死ぬべき運命にあることなどがわかる。
そういう背景を知って改めてOPをアニメーションとともに見た時に、この「DEAREST DROP」という曲がいかにアニメの内容によりそって創られているかということを強く感じさせられ、自分のなかで化けた感覚があった。
歌詞の一言一言の重みが全然違う。
つらい、つらすぎる。
そして物語の進行とともにヒロインと主人公の距離が縮まってゆくのだが、1話時点でかつて想いを寄せていた少女がいたことが描かれており、その過去とどのように折り合いをつけるのか、ヒロインの想いは届かないのではないかということを思わず考えてしまうような、儚く切ない想いが描かれている。
ころあずとQ-MHz
作編曲を担当したのは、ころあずファンにはおなじみのQ-MHzだ。
実は4th、5th、そしてこの6thシングルとアニソンタイアップ3作連続での起用となっている。(5thは田淵智也のみだが)
4th「1HOPE SNIPER 」と5th「運命ジレンマ」は田淵智也節が炸裂しているゴリゴリのロックサウンドだったんだけど、今作はロック感は残しつつストリングス響きがアニメの切なさと寄り添う王道アニメソング的な作りになっている。
作家で言うと畑亜貴や黒須克彦が得意としているところだ。
このように作家色がにじみ出てしまうというのもおもしろいと思った。
キャラソンではなく声優アーティストとして
主題歌だけでなく主演として
主演が主題歌をキャラクターとして歌うのではなく、アーティストとして歌うことのハードルってすごく高い。
演じているキャラクターにどうしても引きづられそうになるけど、アーティストとしての自分を失わずにちょうどいい距離で両立しなければならない。
演者としての演技力はもちろん、歌手としての歌唱力を併せ持つ声優にしか許されていなくて、それこそ「魔法少女リリカルなのは」の水樹奈々、田村ゆかりという両巨星はみんな知っているだろうし、レコード事務所ランティスの先輩としては茅原実里だったり、同世代では水瀬いのりという新星だったりとそうそうたる顔ぶれだ。
3rdシングルから主演ではない出演作でのタイアップを順調にこなし、ついにこの6thで主演&OP主題歌を担当するということで彼女にとって勝負の時だと思うし、プレッシャーも計り知れないだろう。
事実、声帯部の炎症によって5月のライブが一部延期になるなどとかなりの負担がかかっている。
だけどそのまわりの期待に応えるだけの完成度をもった曲に仕上がっていると思うし、それこそアニメ「喰霊―零―」で彼女と同じく主演&OP主題歌を担当した茅原実里の代表曲「Paradise Lost」のような輝きを感じたのだ。
田所あずさの主演&主題歌としての代表作になるのかもしれない。
視聴はこちら
田所あずさ 「DEAREST DROP」 MV Full Size - YouTube
ED「フロム」 / TRUE
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:南田健吾
EDを担当したのはTRUE。
唐沢美帆名義で作詞も担当している。
OPが戦争へ赴く曲だったのに対し、EDでは戦争から帰ってくる場所として主人公へのヒロインの想いを綴っている。
こういう戦争もので視聴中に乱れた心を浄化するいわゆる「浄化ソング」を持ってくる手法っていうのはよくあるんだけど、わかっていてもやられてしまっていい曲に感じるんだよなぁ・・・。
イントロの暖かなシンセとピアノのユニゾンが好き。
アニメでのシリアスが多めの中にもほっこりした心温まるシーンがちゃんとあって、それを連想させるような幸せなメロディが癖になる。
視聴はこちら
TRUE「フロム」 Music Video Full Size - YouTube
*1:公式略称らしい
【2017春アニソン】ロクでなし魔術講師と禁忌教典【最新アニメ主題歌OP・EDレビュー】
「ロクでなし」は原作未読なので、三嶋くろね先生が手掛ける良作画の美少女をみながら物語も楽しんでいる。
でもちょっとあの制服(痴○っぽい)は問題あるんじゃないですかね。
かわいいからいいんだけど。
ひたすらルミアがかわいい。
そんなこんなで以下アニソンレビューです。
OP「Blow out」/ 鈴木このみ
作詞・作曲:ヒゲドライバー 編曲:ゆよゆっぺ
鈴木このみは実力はあるのになかなかタイアップに恵まれずに不遇な時を過ごしてきた印象があったんだけど、大ヒットしたリゼロだったりと徐々にいい作品がついてきている感がある。
今回の「ロクでなし」がどの程度流行るかはまだわからないけど、完成度の高い楽曲に仕上がっている。
学園異能系バトルものということで、テンポの早い王道アニソンロックで一見歌いこなすのが難しそうだが、この辺のBPMっていうのは鈴木このみが過去何度も歌いこなしてきた速さということで流石に鍛えられている。
編曲的にはイントロのエフェクトを徐々にかけていくギターリフが好み。
結構クセになる気がする。
視聴はこちら
鈴木このみ「Blow out」(TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」OP) - YouTube
ED「Precious You☆」 / システィーナ=フィーベル(CV:藤田茜) ルミア=ティンジェル(CV:宮本侑芽)リィエル=レイフォード(CV:小澤亜李)
作詞:hotaru(TaWaRa) 作曲:杉下トキヤ(TaWaRa) 編曲:RINZO(TaWaRa)
やったー4つ打ちキラキラポップキャラソンだー!!!と叫びたくなってしまうぐらい大好きな曲調で。
やっぱり美少女はこういうビートの効いたダンサブルな曲がより一層かわいさを引き出してくれる。
AメロBメロはソロパートで声優さんがキャラ声よりに歌っているのだが、ほどよいミドルテンポなので速さに流されずにヒロイン1人1人の歌声を楽しむことができる。
サビでの「ほらほらもっともっとどんどんどん」と掛け合い気味に歌う部分では、曲のビートと絶妙にマッチした声のかわいさが秀逸だった。
アニソンシンガーではなく声優さんにしか出せないこの「キャラのかわいさ」に意味があるのだと強く感じる。
かといって女の子女の子しすぎた歌詞ではないので、くどさというものはなくさわやかな主人公への想いが清々しい。
みんな主人公のことが好きというハーレム系のアニメにはなるのだけど、このぐらいの距離感はちょうどいいなと。
視聴はこちら
TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」エンディングテーマ「Precious You☆」試聴動画 - YouTube
【2017春アニソン】「冴えない彼女の育て方♭」【最新アニメ主題歌OP・EDレビュー】
待望の2期が放送開始した「冴えない彼女育て方」。
原作ファンとしてはあーあのシーンまでやるのかなと胃が痛くなるような思いしかないんだけど、タイトルにフラットがついたけどあれ加藤さんの態度もうフラットでもなんでもないよね最近というのが楽しみでもあるんだよね。
1期EDの「カラフル」や加藤恵キャラソン「M♭」など名曲を多数排出しているだけに、2期の主題歌にも注目していきたい。
OP「ステラブリーズ」 / 春奈るな
作詞:春奈るな 作曲:杉坂天汰・ツカダタカシゲ 編曲:ツカダタカシゲ
1期の「君色シグナル」でもおなじみな「春奈るな」OPを担当。
ということで過去のOPと比較して聴いてしまったのだが、違いがはっきりわかっておもしろい。
1期「君色シグナル」は、英梨々と詩羽が好きというシグナルを送るけど気づいてくれない鈍感系主人公の倫也という曲で、メインヒロインのはずの恵の想いなどは少なくやっぱり空気系ヒロインだよねという感じだった。
それが今回では、タイトルに恵の代名詞?でもある「♭」が入ってるだけに、空気だった彼女がやっとメインヒロインぽくなるよという意志を感じる。
だから曲のほうも恵にフィーチャーした内容になっている。
特にアニメサイズの最後の”隣りにいる”にはグッと来てしまった。
そう隣にいるんですよ。
これはこの2期の最後にも関わってくる重要な言葉なので覚えておいて欲しい。
曲タイトルにある「ブリーズ」ってなんだと思って調べたら、そよ風という意味で、あー恵と倫也の探偵坂での出会いのシーンでベレー帽を飛ばした犯人じゃないかと。
伝説的シーンなのでOPアニメーション冒頭でも描かれているんだけど、ベレー帽を飛ばしちゃうならそよ風なんていわないのでは・・・w
ともあれ、OPアニメーションでもOP主題歌ジャケットでもようやくメインヒロイン扱いをされるようになった加藤恵の曲だということは間違いない。
https://itunes.apple.com/jp/album/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/id1226326821?i=1226327526&uo=4&at=1010lrq
ED「桜色ダイアリー」/ 妄想キャリブレーション
作詞:妄想キャリブレーション・沢井美空 作曲・編曲:本田正樹
アイドルがアニソンを歌うこと
正直なところなんで沢井美空じゃないんだよ、「カラフル」よかっただろと思った人も少なく無いと思う。
ノイタミナはもともとオタク臭い萌えアニメよりはサブカル向けな一般アニメ枠という感じだったので、アニソンシンガーというよりはバンドやシンガーソングライター(沢井美空など)だったりタイアップにつけるのが得意だ。
という意味で一般向けとしてのアイドル「妄想キャリブレーション」(以下、妄キャリ)をブッキングしただけではアニオタは納得しませんよというところだ。
しかし、全然アニメと接点のないアイドルをもってくるはずがなくて、彼女たちはアニソンシーンの最前線で活躍する「黒崎真音」やオタクアイドルユニットとして有名な「でんぱ組.inc」などを輩出した秋葉原ディアステージ出身のアイドルである。
そう、もちろん彼女たちも「オタク」だ。
秋葉原ディアステージはライブ&バーという店舗形態で、そこで彼女たちは給仕をしつつライブで歌ったりする。
客もオタク、キャスト(ディアガという)もオタクということで、そこで歌われる曲はほとんどがアニソンだ。
そこで毎日鍛えられているから、ただのアイドルじゃなくてオタクアイドルなので安心して欲しい。
お前らここ聖地だぞ
それでもなんで今回のブッキングになったのかなと考えていたんだけど、そういえば、
アニメ1期で氷堂美智留のアニソンバンド「icy tail」が初ライブを行った場所が「秋葉原MOGRA」というアニソン系クラブ(厳密にはライブハウスではない)で前述の「秋葉原ディアステージ」とは姉妹店なのである。
アニメで描かれるぐらいだからなんかしらのコネがあって今回のことになったのかなーって思った。
聖地だからみんな行こうなMOGRA
聖地でライブやるのも面白いので公式さんお願いします
よかった沢井さんいるじゃん
今回の作詞が「妄想キャリブレーション×沢井美空」共同のもので、前作「カラフル」のファンとしてはちょっと落ち着いた気持ちになる。
今回濃いオタクなアイドルである妄キャリとおそらく一般人であろう沢井美空さんがコラボしたことは作詞にとっていいバランスだと思っている。
というのは、濃いオタク(倫也、英梨々、詩羽など)の中にいる一般人の恵というポジションで沢井さんが関われたのではないかと思ったからだ。
解釈は色々あると思うが、EDも恵のための曲になっているように感じる。
冒頭の歌詞はOPでもあった探偵坂での出会いのことだし、♭だった恵が真のヒロインへ近づいていく感じがした。
イントロ好き
あと個人的に好きだったのがイントロだ。
導入のピアノとそれに続くシンセがノスタルジーを感じさせる。
タイトルに「桜」と入っているから始まりでもあるんだけど、どこか終わりを感じさせるのだ。
花はいつか散るということが物語的な結末をも示唆しているそんな気がして胃が痛い。
他にも今季アニソンレビューしてます。
【2017春アニソン】「エロマンガ先生」【最新アニメ主題歌OP・EDレビュー】
健全な男子高校生がホイホイ釣られてしまうようなパワーワードである「エロ」なんだけど、どっちかというとお○ぱいな露骨なエロよりもフェチ的な変態紳士系だよね(おちん○ん大好きには驚いた)
そんな今季の注目タイトル「エロマンガ先生」だけにその主題歌にも力がもちろんはいっていないはずがないということでぼちぼちレビューしていく。
OP「ヒトリゴト」/ClariS
作詞:ケリー 作曲・編曲:野村陽一郎
OPを担当するのは最近メンバーの卒業、そして加入が話題となった新生「ClariS」だ。
原作者の伏見つかさ×かんざきひろ、そしてClariSといえばそう「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の伝説的OPである「irony」ですよね。
その旧ClariSのアンセム的代表曲からの続投ということでプレッシャーは計り知れなかったと思う。
単純に「irony」のときの超人気作曲家となったlivetuneの「kz」を起用するという選択をしなかったのが結構驚きだった。
兄に対して素直に話せない妹の感情を表現したちょっぴり切ないブラスサウンドとなっている。
PVはこちら
ClariS 『ヒトリゴト』Music Video(Short Ver.) - YouTube
ED「adrenaline!!!」/TrySail
作詞・作曲・編曲 - 中野領太
最初聴いたときにまったくTrySailってイメージがなかったのがすごく印象的で。
こういう純粋なバンドサウンドを歌うことがなかったように思う。(過去にあったら指摘してください)
TrySailの3人は声優として活躍してるのはみなさん知っての通りだと思うが、キャラ声に近い可愛い声で歌唱しているので、一瞬キャラソンEDかなと思うのだが、名義はもちろんTrySailである。
合間に挟まれる「フゥー」の合いの手が本当に癖になる。
2話と連動して自分の下着は自分で洗う宣言のもとに、実際にEDで洗濯機を回して終わるまで待機してるエロマンガ先生がめっちゃかわいい。
タイトルの「アドレナリン」が表すように曲が進むにつれてノリノリになっていくアニメーションにも必見だ。
PVはこちら
TrySail 『adrenaline!!!』-Music Video YouTube EDIT ver.- - YouTube
テレビバージョンが先駆けて配信されています。
ガーリッシュナンバー第1話OP曲「決意のダイヤ」感想レビュー【2016秋アニソン】
少し遅れましたが、個人的大注目のガーリッシュナンバーを観ることができたのでOPの感想レビューを。
以下、ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意下さい。
イベンター垂涎の特殊OP
アニメイベント会場での一幕から始まります。
なんかこの会場見覚えあるなと思ったら、明らかに赤坂BLITZですね。
放送局が赤坂のTBSなので、まさにうってつけの会場です。
よくある終幕前の「今日のイベントどうだったかキャストのみなさんから一言」という場面です。
一巡して一通り終わったところで、様式美ともいえる「主題歌も担当していますよね、聴きたい―」という流れ。
この流れでライブシーンをOPにするアニメを観れるいい時代になりました。
最近はライブシーンをCGで描くアニメが多いですが、一切なしの手書きオンリーでした。
よくありがちな、止め絵を多用したりといったことはなく、動きも自然で良OPに仕上がっていました。
CGの技術も発展してきましたが、どうしても人間味が薄い動きに不自然さを感じる部分もまだ多いです。
ハンドマイクでそこまで動きの多くないダンスだったので、手書きでも問題なかったのかもしれません。
ラブライブとかのように多人数を激しいダンスで同時に動かすような場面では、多少不自然でもCGを使わざるを得ないのかもしれません。
本作品の原作脚本を務める「渡航先生」の過去作である、アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の学園祭ライブシーンでは、使い回しと雑な作画の手書きを見せられたので、今回で少し溜飲が下がった気がします。(あれも同じTBS放送だった)
観客が持っているサイリウムやPPPH、歓声といったお決まりの描写はちゃんと自然に見えましたし、サビ頭での爆発音から紙吹雪はここまでやってくるのかと思いました。
決意のダイヤ
歌唱:kohaluna(苑生百花 cv.鈴木絵理 柴崎万葉 cv.大西沙織)
作詞・作曲・編曲:y0c1e(Hifumi,inc)
ここからは楽曲について。
サビをテンポ落として頭に持ってくるよくある手法をとっています。
そしてバスドラムのビートが効いた間奏でちょっとしたピークを作って、Aメロでは音数を減らして切ないメロディを挿入。
Bメロではアニソンお決まりのPPPHのリズムを入れて、サビへ。
間奏、サビとピークを2回作っていて非常に緩急の付けた楽曲に感じました。
また、間奏頭とサビ頭で鳴る爆発音のSEが耳に残りました。
ただ後者は絵的な演出の意味合いが強そうなのでCDverでは消えているかもしれません。
分類的にはダンスミュージック系統になるのでしょうか。
でもそこまでダンス要素が強いわけではなく、ちょっと古めのアイドル歌謡曲と混ざったようなノスタルジーを感じます。
したがって、使用されてる楽器がシンセが多く、生っぽい楽器はAメロでアルペジオを奏でるアコギぐらいでしょうか。
ドラムはもちろんマシンっぽいし、エレキギターもピアノもアクセント的に使われる音が多いのでほとんど打ち込みのように聴こえました。
作詞と作編曲を担当したのは@y0c1e(ヨシエ)さんです。
最近の作品を紹介すると
TVアニメ「ろんぐらいだぁす!」OP主題歌、Rayちゃんの「♡㎞/h」の作編曲や
TVアニメ「聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ」OP主題歌、内田真礼「Resonant Heart」の作曲
などを担当されています。
こちらに制作なされた楽曲リストが公開されています。
あと個人的に歌唱を担当した柴崎万葉役の大西沙織さんに注目しています。
ナナシスで曲の収録にはもちろん慣れているでしょうし、ライブ経験*1もある。
そしておもしろい。
詳しくはラジオで。(宣伝)
佐倉としたい大西 | インターネットラジオステーション<音泉>
作中ユニットとしてOP、ED以外にも挿入歌CDの発売も予定されているので、今後ライブイベントへの出演ももちろん期待されます。
CD情報はこちら。
http://www.tbs.co.jp/anime/gn/news/news2016090201.html
まとめ
OP映像と楽曲のクオリティが高く今後も大注目な印象です。
実は今回のデュオユニット「kohaluna」の他に、本来の主題歌担当である「ガーリッシュナンバー」名義でメインヒロイン5人のユニットがあるので、そちらの方も注目しなくては!
公式から「決意のダイヤ」視聴動画が公開されていますのでぜひ。
TVアニメ『ガーリッシュ ナンバー』第1話特別OPテーマ「決意のダイヤ」(kohaluna)視聴動画 - YouTube
*1:アニサマでさいたまスーパーアリーナに立っている
ラブライブ!サンシャイン!!第8話「くやしくないの?」感想レビュー
ネタバレあるのでご注意下さい。
ブラウザバック用にスペースを多めにとっています。
Saint Snowはロックデュオ
前回ライバルとして登場したSaint Snowの「SELFCONTROL!!」が強烈なアバンでした。
7話ではアカペラでちょこっと挿入歌として使われただけでしたが、満を持しての楽曲披露となりました。
ぬるぬると動くダンスはむしろAqoursの楽曲よりも映像に気合が入っているように見えました。
現時点でのAqoursとの実力差を演出したかったのかもしれません。
楽曲的にはスローテンポながらも力強いハードロックな曲です。
デュオということでハモリとラップを活かした歌唱になっています。
μ'sのライバルだったA-RISEはKPOPを打ち出していましたので、Saint Snowはゴリゴリのロック路線で行くようです。
【果南→鞠莉】→【鞠莉→果南】
6話挿入歌「夢で夜空を照らしたい」の衣装でしたし、予想どおりAqoursの歌唱パートはカットということで放送されませんでした。
イベントでの順位は得票数0の最下位。
その結果を受けメンバーそれぞれが様々な反応を示します。
みんなの前では落ち込んだ様子を見せまいと振る舞う千歌、そんな千歌の様子を気遣う幼なじみの曜ちゃん、姉のダイヤの前で素直に感情を表して泣けるようになったルビィ。
結果的に泣きつかれたルビィはダイヤに膝枕されて眠っている描写がありましたが、その表情はなんだか満足気でした。
イベントの結果は残念だったけど、姉に素直に甘えられることができたのが満足だったのかもしれません。
そしてダイヤの口から千歌たちに、今の3年生はかつてスクールアイドルをやっていたことが告げられました。
そしてイベントで全く歌えずに終わってしまったことも。
回想シーンで、かつての果南の表情が今と真逆になっていました。
昔の果南は興味が無いと断る鞠莉をスクールアイドルに誘ったのでした。
まるで2話の千歌と梨子の関係のように。
その表情はイキイキとして根拠の無い自信に満ちあふれていて、とても今の果南と同一人物とは思えないほどです。
そして鞠莉の方も昔は嫌がっていたのが、今はスクールアイドルを辞めたとはいえ、Aqoursを影で手助けし、果南を復学させようと画策しています。
回想では果南から鞠莉に無理矢理ハグをしていましたが、今度はハグを求める鞠莉を果南がスルーする場面が特に印象的でした。
この二人の関係は何もかもが逆になってしまいました。
ゼロからイチへ*1
そして今まで感情を押し殺していた千歌が梨子の前で泣いてしまいます。
やっと素直になれた千歌。
梨子の「ゼロをイチにすることはできるかもしれない」のセリフは1stシングルカップリングの「Step! ZERO to ONE」にも繋がってきます。
改めて曲を聞き直してみると今だからわかることがたくさんあります。
これはラブライブサンシャインのテーマでもあるので挿入歌として使われる可能性は高いかもしれません。
まとめ
スクールアイドルを続けるか悩んだ結果、みんなに支えられ続けることを決めた千歌。
3年生が加入していない状態でもう次回が9話になります。
個人的にはメンバーがそろって最終回という形を一旦迎えて、楽曲を出しつつ、来年の2月に1stライブを迎え、4月に分割2クール目としてアニメ再開、ラブライブ優勝を目指すという方向かなと考えています。
次回のサブタイトルは「未熟DREAMER」ということで新曲の香りがプンプンとして楽しみです。
また3年生抜きの歌唱かなぁ・・・どうでしょう、来週も楽しみです。
他にも記事書いてます。
Aqoursの楽曲をまとめています。
μ'sについても。
*1:それにしても「ゼロから」という言葉には今シーズン特に色々と思い入れがあります。
【ベストアルバム感想レビュー】ラブライブ!(ミューズ)全曲まとめ 前編【μ's Best Album Best Live! collection】
ラブライブの楽曲を全曲、まとめたいと思います。
さすがに量が多いので、前中後の3編に分けました。
今回はベストアルバム1に収録されているシングル、カップリング曲です。
しかしこのジャケット、下から2年生、1年生、3年生となっていて全く違和感ありませんね。
キャラ的ににこちゃんは1年生4人組でいけます。
ちなみに作詞はほぼ全部「畑亜貴」先生ですので、敬意を表して省略させていただきます。
例外があった時のみ表記することにします。
では収録順に紹介していきます。
曲一覧です。
- 1st「僕らのLIVE 君とのLIFE」
- 2nd「Snow halation」
- ユニットシングル
- 3rd「夏色えがおで1,2,Jump!」
- 4th「もぎゅっと“love”で接近中!」
- 5th「Wonderful Rush」
- デュオ・トリオシングル
- Webラジオ ラブライ部 ラジオ課外活動~にこりんぱな~テーマソングCD
- まとめ
1st「僕らのLIVE 君とのLIFE」
伝説のμ's記念すべき1stシングル。
実は夏コミで限定盤(ジャケットイラストの違い)が先行発売され、ほぼ前情報がなかったため流通数が少なく、現在プレミアがついているほどです。
当時はまだμ'sというグループ名も付いてなかったため、発売当初の名義は「ラブライブ!」となっています。
配信盤やアルバム収録盤はμ's名義に訂正されています。
01 僕らのLIVE 君とのLIFE
作曲:山田高弘 編曲:高田暁
略称は「ぼららら」
アニメでは第1期の第8話で挿入歌として使われました。
9人そろっての初ライブ曲が「ぼららら」だったということがとても意味があることだったと思います。
アップテンポでギターサウンドが特徴的なロックサウンドになっています。
ラブライブの標準的楽曲の方向性を決定づけたと思います。
作編曲の2人はこれから紹介する名曲も担当しているのでぜひ覚えていて欲しいです。
メンバーソロverもリリースされており、各キャラクターの個性を比較して楽しむのもありですね。
個人的おすすめはことりちゃんです。
間奏の「はいはいの掛け声」のところで「ちゅんちゅん」 言ってるのがたまらなくかわいい。
02 友情ノーチェンジ
作曲・編曲:Tron-LM
一転変わって4つ打ちダンサブルな一曲。
友情をテーマにしていますね。
μ'sはあの9人で永遠にノーチェンジだと思います。
2nd「Snow halation」
第一回総選挙の結果から高坂穂乃果がセンターに。
ジャケットにも順位が反映されるため、最下位の南ことりは一番目立たない位置になっています。
Wジャケット仕様になっています。
上がカバーイラスト。
下がブックレットイラストです。
01 Snow halation
作曲:山田高弘 編曲:中西亮輔
「スノハレ」の愛称で親しまれる名曲。
μ'sの季節曲には名曲が多いのですが、雪ということで切なさを全面に押し出した一曲。
ライブでは雪をイメージした白のサイリウムから、落ちサビ後に会場全体がオレンジに染まるのが恒例の見どころになっています。
リリースからかなり時間が経っていましたが、アニメでは第二期9話の挿入歌としてラブライブ!本戦?の楽曲として満を持して使用されました。
長年のファンにとって待ち望んだ映像だったと思います。
作曲の山田高弘さんにとっては代表曲になっています。
02 baby maybe 恋のボタン
作曲・編曲:山口朗彦
ミディアムテンポなテクノポップ。
寒い時期にぴったりなちょっと切ないけど甘々なラブソングに仕上がっています。
読者のみなさんが押したい恋のボタンはどのメンバーのものですか?
ユニットシングル
Printemps 1st「Love marginal」
ここからユニットシングルが入ってきます。
その第一弾はPrintemps(プランタン)です。
メンバーは高坂穂乃果、南ことり、小泉花陽です。
μ'sは各ユニットごとに特徴があるのですが、Printempsの魅力は、甘さと切なさです。
穂乃果の絶対的な歌唱力、ことりと花陽の脳がとろけるようなボイスと切ない楽曲が絶妙なバランスを醸し出しています。
01 Love marginal
作曲:藤末樹 編曲:藤末樹・松坂康司
ラブライブ屈指のバラードとして名高い一曲。
気持ちをうちあけてしまいたかったけど、友達としていたかった、今でも忘れることができない。
ホントに切なさが全開です。
畑亜貴先生の守備範囲が広すぎてもうよくわかりません。
間奏のアコギソロからの落ちサビの流れは必聴。
その後のウィスパーも切なくてたまりません。
作編曲の藤末樹は茅原実里さんの「雨音のベール」などバラードを書かせたら天下一品だと個人的に思っています。
02 sweet&sweet holiday
作曲・編曲:山口朗彦
甘い甘い休日ということで、歌詞ではおやつが甘いという意味もありますが、前述のとおり歌唱ボイスが甘々で脳がとろけます。
Love marginalとのギャップがいいですね。
4つ打ちのダンサブルな曲なので、ライブでも必見ですよ。
BiBi 1st「ダイヤモンドプリンセスの憂鬱」
BiBiは絢瀬絵里、矢澤にこ、西木野真姫の3人から成るユニットです。
全体的にはかっこいイメージですが、たまにポンコツなコミカルな楽曲が顔を出します。
なんとなくメンバー的にも納得な気がします・・・w
01 ダイヤモンドプリンセスの憂鬱
作曲:吉田勝弥 編曲:高田暁
3人のクールな一面を活かした一曲です。
エリチと真姫ちゃんはなんとなくわかりますが、にこちゃんの背伸び感が微笑ましくもあります。
プリンセス=姫ということで上から目線な歌詞がいいですね。
ボーカルエフェクトを駆使したCメロからのシンセソロは最高にかっこいいです。
02 ラブノベルス
作曲・編曲:佐々倉有吾
一気にコミカルな曲調になりかなりのギャップを感じます。
間奏ではボーカルを編集して音を高くしたりリピートしたりで遊びまくっていますね。
不真面目にも聴こえますが、歌詞では諦めない恋を歌っているので面白いです。
lily white 1st「知らないLove*教えてLove」
lily white(リリーホワイト)は東條希、園田海未、星空凛のユニットです。
コンセプトは昭和。
リリホワは一貫して昭和です。
潔いほど昭和アイドル楽曲を全面に押し出しています。
ほんと懐かしいですよ。
01 知らないLove*教えてLove
作曲:星和生 編曲:福富雅之
テーマは初めての恋なのでしょうか。
戸惑いと期待が描かれています。
μ'sのメンバーには恋なんてしてほしくないと思うファン心理ですがw
地味に間奏のギターソロがかっこいいです。
落ちサビが切ない・・・。
02 あ・の・ね・が・ん・ば・れ!
作曲・編曲:青木多果
更に昭和感が増した気がします。
中点が多用されているタイトルはなかなか見ないですが、独特のリズムの一曲になっています。
応援ソングになっているので、辛い時にいいかもしれません。
3rd「夏色えがおで1,2,Jump!」
ここでμ's9人の楽曲にもどります。
前回のSnow halationと同様に季節を盛り込んだシングルになっています。
センターは第二回総選挙で一位となった矢澤にこ。
二位の南ことりより三位の東條希が目立つような気もなんとなくしますw
テコ入れ水着回的なジャケットですが、やっぱりいいものです。
01 夏色えがおで1,2,Jump!
作曲:奥松誠 編曲:高田暁
耳に残るイントロのギターソロが印象的です。
夏にぴったりな多幸感あふれるサビがとても好きな曲。
Bメロの裏で流れるコーラスのギミックが面白い試みです。
ライブでのサビのコールも楽しい。
02 Mermaid festa vol.1(マーメードフェスタボリュームワン)
作曲:俊龍 編曲:渡辺和紀
タイトルを直訳すると「人魚達の祭典」となります。
vol.1があるということは2もあることを匂わせるタイトルですね。
情熱的なラテンサウンドが特徴的な一曲。
独特なリズムが癖になります。
情熱的なんだけどその中にもクールさがあり、夏曲ですが涼しさもあります。
ダンスが美しいのでライブ映像も必見です。
4th「もぎゅっと“love”で接近中!」
こちらもWジャケット仕様。
上がカバージャケット、下がブックレットイラストです。
センターは第三回総選挙で一位となった高坂穂乃果です。
さすが主人公。
フラゲ日がバレンタイン当日ということで、μ'sからのプレゼントがコンセプトになっています。
01 もぎゅっと“love”で接近中!
作曲:増田達行 編曲:A-bee
ピコピコなテクノサウンドの4つ打ち楽曲。
PV冒頭でチョコレートが表示されるなど、まさに甘々なバレンタインにピッタリな楽曲にしあがっています。
間奏ではエフェクトを効果的に使用しています。
μ'sのメンバーのみんなから楽曲のプレゼント。
こんなバレンタインいいですよね。
【ラブライブ!】μ's 4th Single「もぎゅっと"love"で接近中!」試聴動画 - YouTube
02 愛してるばんざーい!
アニメ1期第一話で西木野真姫がピアノを演奏しながら歌っているシーンがあります。
ですので、設定的には真姫ちゃんが作詞作曲をしたということになっています。
2期最終話でも卒業式のシーンでピアノアレンジで効果的に使用され、とても人気が高い一曲でもあります。
アウトロでラララと歌うのは正直使い古されてる気もしますが、やはり来るものがありますね。
【ラブライブ!】4thシングルc/w「愛してるばんざーい!」試聴動画 - YouTube
5th「Wonderful Rush」
第四回総選挙で一位になったことりちゃんがセンターですね。
一方最下位となったエリチの位置がかなり不憫なことでも話題になりました。
スキマーチカ。
01 Wonderful Rush(ワンダフルラッシュ)
作曲・編曲:河田貴央
ラッシュという曲名が表すように畳み掛けるようなノリのよいナンバーとなっています。
テンポのよいダンスも見どころで、μ's楽曲の中でもかなりの人気曲です。
Cメロでの真姫ちゃんのファルセットからの、まさにラッシュのようなラップは必聴。
PVも色々と仕掛けが施されていておもしろいので、配信だけじゃなくて、DVDが同梱されているCDシングルの購入もおすすめします。
【ラブライブ!】μ's 5thシングル「Wonderful Rush」ショートサイズPV - YouTube
02 Oh,Love&Peace!(オーラブピース)
作曲・編曲:黒須克彦
藍井エイルの作編曲で知られるロックに定評のある黒須克彦さんの提供曲。
確かにロック調であるけど、そこまでテンポは早くなく、メンバーへの愛を歌う歌詞とよくマッチしています。
そのためアニメ第二期最終話である卒業式回のEDとして使用されました。
試聴動画では歌ってるキャラ以外がジャケット絵から暗転するという初心者にも優しい作りになっています。
【ラブライブ!】μ's 5th single c/w曲「Oh,Love&Peace!」試聴動画 - YouTube
デュオ・トリオシングル
高坂穂乃果&星空凛「Mermaid Festa Vol.2, Passionate」
ここからは初の試みとなる2人組デュオシングル。
破天荒な穂乃果ちゃんと運動神経抜群の凛ちゃんということで、とにかく元気で走り回るようなデュオです。
その他、穂乃果ちゃんと凛ちゃんそれぞれのソロ曲も収録と3曲入りとなっています。
01 Mermaid Festa Vol.2, Passionate(マーメード フェスタ ボリュームツー パッショネイト)
歌:高坂穂乃果(新田恵海)・星空凛(飯田里穂) 作曲:山崎真吾 編曲:松井望
vol.2来ましたね。
ナンバリングタイトルです。
Passionateが更に加わって情熱度が増しています。
前回がラテン系なフラメンコでしたが、今回は熱帯雨林の民族音楽感があります。
ボンゴがよいトロピカルな味わいを醸し出しています。
マーメードということで、ビーチではしゃぐ2人の姿が脳裏に浮かびます。
02 Someday of my life(サムディ オブ マイ ライフ)
歌:高坂穂乃果(新田恵海) 作曲・編曲:八重樫ゆう一
元気な穂乃果ちゃんとはギャップのあるシリアスなナンバー。
ユニットのときの「Love marginal」でもそうでしたが、穂乃果ちゃんの高い歌唱力で聴かせる一曲になっています。
結構好みの曲です。
03 恋のシグナル Rin rin rin!
歌:星空凛(飯田里穂) 作曲:須田真吾 編曲:安藤高弘
タイトルからもう秀逸ですね。
スポーティーな凛ちゃんですが、そのかわいさを全面に押し出した一曲。
やっぱりギャップなんですよ。
ここでフィーチャーされた凛ちゃんの「かわいさ」は、彼女のジレンマでもあり、それがアニメ第二期挿入歌の「Love wing bell」で描かれることにもなります。
3曲まとめて試聴できます。
【ラブライブ!】デュオシングル高坂穂乃果・星空凛 試聴動画 - YouTube
矢澤にこ&東條希「乙女式れんあい塾」
にこちゃんとのんたんの3年生コンビ。
同学年ですが、にこちゃんがお世話される図が浮かぶのは気のせいでしょうか・・・w
01 乙女式れんあい塾
歌:矢澤にこ(徳井青空)・東條希(楠田亜衣奈) 作曲・編曲:佐々木裕
ユニークでコミカルな一曲。
にこちゃんとのんたんの2人が恋愛を学習しちゃいます。
塾と言ってるけど、真面目さが感じられないのがまたいいですね。
02 まほうつかいはじめました!
歌:矢澤にこ(徳井青空) 作曲・編曲:鈴木裕明
ロックな曲調ですが、アイドル矢澤にこが魔法を使えるとしたら、みんなが幸せでニコニコになれるはずといった歌詞ですね。
ライブで羽毛でふわふわにデコレーションされたピンクの拡声器で歌う姿が印象的でした。
03 純愛レンズ
歌:東條希(楠田亜衣奈) 作曲・編曲:山元祐介
のんたんの魅力がたくさんつめ込まれた恋愛ソング。
間奏のエフェクトをかけたボーカルなど、乙女式につづいてコミカルな曲調になっています。
こちらも3曲まとめて試聴できます。
【ラブライブ!】デュオシングル矢澤にこ・東條希 試聴動画 - YouTube
南ことり&小泉花陽「告白日和、です!」
その甘い声質で「あなたの脳を溶かしちゃうぞ★」的なユニットです。
01 告白日和、です!
歌:南ことり(内田彩)・小泉花陽(久保ユリカ) 作曲・編曲:若林充、
効果的に使われるシンセサウンドがとてもいいですね。
告白の逡巡を描いた一曲。
曲名の「、」がまさに迷ってる感じを演出しています。
甘々な2人の声質だからこそ学生の恋愛の乙女さが上手く表現できているのだと思います。
02 ぶる〜べりぃ♥とれいん
歌:南ことり(内田彩) 作曲:増田達行 編曲:三浦誠司
トレイン=電車ということで、イントロの笛など効果的に使われていますね。
笛が吹かれたということは、もう乗る電車が出てしまったということで、BPMが速いことも相まって、初めてのデートに遅刻しそうで急ぐ感じがよく出ています。
ことりちゃんの声質にぴったりな女子ソングに仕上がっています。
03 孤独なHeaven
歌:小泉花陽(久保ユリカ) 作曲:前口渉、編曲:増田武史
俗に言われるかよちんの孤独シリーズ第一弾。
「告白日和、です!」の甘々な声からは一転、シリアスな歌声が伝えられない恋を上手く表現しています。
気弱なかよちんが恋したらこうなる、というのを歌詞で表現しきっています。
片想いは辛いけど、この距離が切なさが一番幸せという意味で「Heaven=天国」と付けたのでしょうか。
間奏のピアノソロ〜アコギソロも聴きどころ。
こちらも試聴できます。
【ラブライブ!】デュオシングル南ことり・小泉花陽 試聴動画 - YouTube
西木野真姫&園田海未&絢瀬絵里「soldier game」
BiBiとメンバーが2人もかぶっているので、中途半端な知識だとちょっと紛らわしいでが、ユニットではなくトリオに分類されます。
メンバー的には歌唱力が高いメンバーが揃ってますね。
そして圧倒的なクールさ。
ジャケットの真姫ちゃんのティアラが似合いすぎです。
今回はトリオということで4曲入りシングルとなっています。
soldier game(ソルジャー ゲーム)
歌:西木野真姫 (Pile)・園田海未(三森すずこ)・絢瀬絵里(南條愛乃) 作曲・編曲:若林充
ラブライブの隠れた名曲と名高い一曲。
メンバーの圧倒的歌唱力から放たれる最高にクール、そしてセクシーなサウンドです。
また、スクフェスの譜面が特に難しいことで有名で、苦戦した人も多いのではないでしょうか。
Daring!!
歌:西木野真姫 (Pile) 作曲・編曲:近藤圭一
シンセが強烈に効いているKPOP調の楽曲。
真姫ちゃんのまさに「姫さ」を全面に出していますね。
かわいいけどかっこいい。
そんな真姫ちゃん魅力を上手く活かした一曲となっています。
アウトロの「うふふ」も強烈ですね。
勇気のReason
歌:園田海未(三森すずこ) 作曲・編曲:増谷賢
静かさの中にも熱さを秘めている、そんな海未ちゃんをイメージしたアップテンポなロック曲。
海未ちゃんにとって「スクールアイドル」をやることは勇気がいることでしたから、そのあたりが上手く活かされている歌詞になっています。
ありふれた悲しみの果て
歌:絢瀬絵里(南條愛乃) 作曲・編曲:佐伯高志
ラブライブ楽曲の中でも1,2を争うシリアスさのスローバラード。
本当にしんどい歌詞なのですが、それをしっかりと表現できている南條愛乃さんの歌唱力にも注目です。
辛い感情を吐き出すような間奏のギターソロにしびれます。
【ラブライブ!】トリオシングル真姫・海未・絵里 試聴動画 - YouTube
Webラジオ ラブライ部 ラジオ課外活動~にこりんぱな~テーマソングCD
「にこりんぱな」とはかつて放送されていたwebラジオのパーソナリティである矢澤にこ、星空凛、小泉花陽の3人から成るユニットです。
その収録内容を記録したDJCDももちろん発売されていますが、そのテーマソングもあります。
ラブライブの舞台である音ノ木坂学院指定の赤ジャージに身を包む3人が印象的なジャケットになっています。
Listen to my heart!!(リッスン トゥ マイ ハート)
作曲・編曲:河原嶺旭
シンセ音が特徴的な4つ打ちのダンサブルな一曲。
タイトルのごとく心に響くような多幸感あふれる楽曲です。
ラジオ主題歌ということで
歌詞にそれぞれの声優の名前が入っているのもユニークな試みです。
ライブでは正装であるジャージ姿で踊る、課外活動感はまさに必見。
after school NAVIGATORS
作曲・編曲:河田貴央
ラブライブ初のメタル曲となりました。
重厚なサウンドから放たれる歌詞は食べ物についてで、そのギャップに冒頭から持っていかれる感じがあります。
サビでもドラムがめっちゃドコドコドコいってる裏でおやつ食べてますからね。
ラブライブ迷曲の1つです。
こちらもまとめて試聴できます。
【ラブライブ!】にこりんぱな テーマソングDJCD試聴動画 - YouTube
まとめ
前編だけで総勢17曲となりました。
ナンバリングタイトルからユニットからソロ、デュオ、トリオと9人もいるとキャラとキャラの組み合わせで無限の可能性を秘めていると感じました。
中編ではベストアルバム2収録の主にアニメ楽曲を、後編ではアルバム未収録の特典曲、その他楽曲をまとめます。
実際にライブ映像を見たい方はこちら
サンシャイン始まりました。後輩のAqoursの活躍にも注目!
リゼロ1クール目ED「STYX HELIX」感想レビュー【2017春アニソン】
もくじです
初めは切ろうと思ってた
2017年前半のアニメの中で特に人気のある「TVアニメRe:ゼロから始める異世界生活」
を今回は取り上げます。
最近は異世界召喚がブームで食傷気味でした。
とりあえず1話見てみて、やっぱりテンプレ異世界召喚だし、主人公ちょっとウザいし切ろうかなと思っていました。
加えて2,3話と進んでいってもタイトルどおりのループものであまり刺さるものがありませんでした。
面白くなったのは4話からの第2章と呼ばれる2人のメイドとのお屋敷での物語。
ここから圧倒的に残酷な運命に抗わなければならなくて、主人公のもつコミカルさとの間にいいギャップが生まれ、一気に持って行かれた感がありました。
とりあえずみなさん5話までは観ましょう。
EDに浄化される?
主人公のスバルはギャグ全開ですが、ストーリーはシリアスが増えてきます。
そんな中、最初は幻想的コーラスが特徴的な「STYX HELIX」の楽曲は癒やしとも思えていました。
でもそれはストーリーがキツすぎて歌詞が入ってこないからでした。
楽曲単体で聴いてみると、一度築いた関係が無かったことになる儚さや、過酷な運命に1人で立ち向かわなければならないつらさが歌詞に込められているので、これ単体でもキツいです。
だけどスバルは何度も何度も進んで行くんですよ、次は間違わないように。
そんな強さも秘められています。
こういうしんどい曲好きなんだよなぁ・・・。
ほんと。
恥ずかしながらアーティストを知らなかった
こんな良曲どなたが創ったのかもちろん気になりました。
担当したのは「MYTH & ROID」(ミスアンドロイド)」
ボーカリストのMayuとプロデューサーのTom-H@ckのユニット。
MYTH & ROID名義で楽曲の全てを担当しています。
1stはあのオーバーロードのEDだったんですね。
観てなかった・・・。
コンポーザーである作編曲家が前に出るユニットが業界で増えてきました。
シーンの前線ではGRANRODEO(飯塚昌明)やsupercell(ryo)、fripSide(sat)が有名ですし、SawanoHiroyuki[nZk](澤野弘之)も最近来ています。
Tom-H@ckさんはけいおんOPのイメージが強いです。
この2曲は作曲と作詞の担当でした。
キャッチーなメロディとポップな歌詞でリゼロとは正反対です。
けいおん以降僕の観測範囲で名前が印象に残ったことはあまりありませんでした。
T.M.Revolution、でんぱ組.inc、ももいろクローバーZ、SuG、清竜人25、など数々のアーティスト楽曲をプロデュース
アニソンを飛び越えてアイドル系の提供が多めだったようですね。
そしてボーカリストMayuは英語での作詞、歌唱が強みです。
やがて歌のみならず英語での作詞、作曲まで行うように。
http://www.mythd-club.com/#prof
英語を目にしないことがない現代において、アニソンでも重要なファクターになっていますよね。
日本語英語だとよく揶揄されたり、発音が変とか批判されることが多いです。
そんな時代だからこそ英語が得意なアーティストはかなり貴重です。
ちなみに曲名「STYX HELIX」の直訳は「三途の川と螺旋」です。
歌詞にも英語が半分くらいありますので、ぜひ日本語訳にチャレンジしてください。
全部英語なアニソンがたまにありますが、伝わる人が極わずかに限られる主題歌というのもどうなのかなと思うので、このぐらいのバランスがいいのかもしれません。
まとめ
リゼロもアンドロイドもどちらもおもしろい!
個人的に今期一がリゼロと「STYX HELIX」だったりします。
ぜひアニメも原作も楽曲も聴いて欲しい作品です。
スバルがつらくてもなお進むなら、僕も日々を重ねていきたいと思います。
原作はweb小説で書籍化されました。
ライトノベル 冴えない彼女の育てかた 10巻 感想レビュー
今回は初のラノベレビューになります。
いつも通り日本語は不自由なのでよろしくお願い致します。
ネタバレありますので、気にされる方はブラウザバック推奨でお願いします。
誰だかわからなかった
なんだか表紙絵が頭に全く入ってこないまま読み始めました。
どうみたって霞ヶ丘詩羽先輩なんだけど、清楚な格好のイメージが全くなかったからだろうか。
どうしても黒ストで扇情的な先輩ですので。
あとカチューシャはトレードマークだけど、帽子ってほぼ被ってないですよね。
髪色が紫に近かったのも原因かもしれません。
日差しが強いから紫寄りにしたんでしょうか。
まあ、良くも悪くも霞ヶ丘詩羽らしさがなかった表紙絵でした。
先に言ってしまうと、この巻で彼女は作家としてさらに覚醒し、倫也の中での彼女の女神度が増しますので、この清楚さはその具現化なのかもしれません。
そうだとしたら、本当に倫也に彼女候補として見られてないぞ、がんばれ詩羽先輩!
タペストリーかお風呂ポスターでくれ
そんなこんなで表紙をめくるとそこには楽園が!
季節は夏、サークルといえば合宿、そして海!
各ヒロインの水姿が眩しいですね。
出海ちゃんのフリルのついた水玉ビキニ。
少しお子様な水着ですが、胸元はしっかりと主張しています。
恵はというと白黒ストライプ。
最初は純白な心を持っていた彼女も最近腹黒ヒロイン化。
それが水着にも現れたのかもしれません。
美智留はというと、紫のスポーティなビキニ。
健康的な魅力に溢れています。
英梨々は真紅のビキニ。
紅坂朱音に染まったってわけじゃないよね?
そして、霞ヶ丘詩羽さんはというとポニーテールに紺のビキニ。
ちょっと上も下もサイズ小さめじゃないですかねこれ・・・。
この絵は永久保存版です。
ラノベ歴8年目となりました
という海で遊ぶ絵を見せられて、各ヒロイン達に魅せられてこう思うわけです。
ああ、今回はテコ入れ回か、海でイチャイチャハーレムなのねと。
前巻で英梨々の関係を回復し、一度崩壊してしまった前サークルに近い形での合宿。
ああ、ハッピーエンドだなと序盤で感じてしまい満足してなかなか本を読む手が進みませんでした。
僕は愚かでした。
何年ラノベ読んでるんだと。
起承転結の最初の「起」時点で満足するとかアホかと。
そこからラスボスこと紅坂朱音が登場し、霞ヶ丘詩羽を精神的にボコボコに。
僕が妄想していたテンプレ水着合宿回なんて本当に存在しなくなりました。
残念なようで、実際はそんな使いまわされた展開を読まされても感情が動きませんから、この展開は本当によかったと思います。
クリエイターと恋
そこからは、落ち込んだ先輩をゲームのヒロイン化して励ますという英梨々と同じパターンに。
ここまでくると確実に残りのヒロイン化もゲームヒロイン化するという流れになりそうですね。
霞ヶ丘詩羽シナリオは結局2パターンありました。
一方は倫也の現実的な望み。
共依存にならず、先輩と共にクリエイターとして高め合って行きたい。自分の目標でいて欲しい。
結局提出したシナリオは先輩と甘々な生活を送るゲーム的には萌え萌えで正解だけど、倫也の望みとは逆のもの。
結果的には、オビにもあるように「この結末を許さない」と言い放ち、クリエイターして覚醒して倫也の目論見どおり?になります。
許さないと言っておきながら、エピローグで倫也とのラブラブエピソードにキュンキュンしている先輩は、クリエイターでありながらやっぱり恋する乙女なんですよ。
だけどこの物語では一貫してその二兎を追うことに英梨々も詩羽も失敗しているわけで。
ライトノベルなので誰かのヒロインと結ばれるという結末にはならないとは思いますが、個別ルートも見たいんですよ、丸戸先生お願いします。
エ◯ゲに逆輸入とかないですかね!
あ、詩羽√の漫画「恋するメトロノーム」がありましたね。
やっぱ需要あるんですよ。
完成度高いですし。
最後に
次巻は夏コミエピソードでしょうか。
美智留どちらが先なのか?
また発売を気長に待ちたいと思います。
来年はアニメ2期もあるしね!
あのサークルクラッシュが描かれるわけで、また丸戸作品で胃が痛くなりそうです・・・w
南條愛乃セカンドフルアルバム「Nのハコ」感想を全曲レビュー
もくじです
- 南條愛乃というハコの中身はなんだろう?
- 01.きみからみたわたし
- 02.Oh my holiday!
- 03.NECOME
- 04.灰色ノ街へ告グ
- 05.ゼロイチキセキ
- 06.Gerbera
- 07.ヒカリノ海
- 08.idc
- 09.ツナグワタシ
- 10.ヒトビトヒトル
- 11.Dear..
- 12.0-未来-
- 13.今日もいい天気だよ
- それぞれのバージョン解説
- まとめ
南條愛乃というハコの中身はなんだろう?
前アルバムでは彼女自身が作詞が中心でした。
「東京 1/3650」*1(10年)ということで、その想いを伝える対象は、その10年間で出会ってきた仕事仲間だったり、ファンだったり、家族の愛犬だったりと彼女自身の強いメッセージが込められていました。
南條さんは多方面に活躍されています。
声優はもちろん、fripSideボーカル、ラブライブ!μ'sの絢瀬絵里役と、ファンとしての入り口が複数ありました。
声優から知った人はfripSideのボーカル担当の南條さんと同一人物と知らなかった人もいるくらいです。
そんないろんな時期にファンになってくれた人対しての、自己紹介、個人としての南條愛乃ってこういう人物なんだよというメッセージが前作のアルバムだったように思います。
対して今作は南條愛乃個人はあまり作詞を行っていません。
前回は私ってこういう人間だよって主張したもの、逆に自分ってどういう人間なのだろうという葛藤があったことを語っています。
「みんなが私のことをどう見てるのか、なんか気になっちゃった」っていうのが一番の理由なんですけど(笑)、自分自身のアイデンティティが揺れていたというか、「今の私って何者なんだろう?」って考えるところはずっとありましたから。でも自己評価とほかの人の私に対する評価ってたいてい違うじゃないですか。だったら南條愛乃という人にいろんな方向からの光を当ててみれば、私は何者なのか、よりはっきりとわかるのかな?って考えた感じですね。
南條愛乃「Nのハコ」インタビュー (1/4) - 音楽ナタリー Power Push
さきほども多方面の活躍と述べましたが、fripSideではなるべく自分出さずにボーカルに徹することを求められるし、ラブライブ!は超人気コンテンツに成長し、多方面からの期待や批判もあっただろうし、もちろんアニメでも様々なキャラを演じ分けるからこそ、本当の自分というものが揺らいでしまうのはわかる気がします。
今回のアルバムでは、東京での3650日のうちに出会ったクリエイターさんにあなたはこういう人間なんだと色をつけてもらうという意味で作詞を任せています。
中には愛が深すぎてもはやラブレターだろうという歌詞もありました。
モノクロなジャケットですが、各クリエイターさんたちは南條愛乃にどんな色をつけたのでしょう。
Nのハコを開けたらどんな楽曲たちが出てくるのでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
※リリース記念ニコ生で各楽曲紹介をしていたので、一部書き起こし自分の文章を交えて再構成しております。(タイムシフトは残っていません)あといつもどうり日本語不自由です
01.きみからみたわたし
[作詞:南條愛乃 / 作曲・編曲:戸田章世]
きみというのはもちろん作詞をしてくれる作家さんのことで、タイトルから十分アルバムリードトラックの役割をはたしていますね。
この曲では各作家さんに対するメッセージが込められています。
東京に来てから出会い、そういった意味では前作のアルバムのアンサーソングとしても捉えられるかもしれません。
ミニアルバムのカタルモアから知ってる人にはお馴染みのゆったりめなヒーリング系の曲調で、個人的には素の南條さんに一番近い曲な気がします。
読者のみなさんからみた南條愛乃さんはどんな印象でしょうか?
僕は、自信はあまりなくて、目立つのもあまり好きではないのだけど、回りの期待に努力で答える声優シンガーに感じます。
それと素の南條さんは気の良い親戚のお姉ちゃん感ハンパないですね。
02.Oh my holiday!
[作詞:yozuca* / 作曲・編曲:黒須克彦]
作詞のyozuca*とは繋がりはダ・カーポだったのでしょうか。
事務所に月1、2回のペースで通いyozuca*さん作曲の楽曲で練習していたそうです。
そんなこんなで付き合いの長い彼女が書いたのは休日の南條さん。
どうしても某ネットゲームのエオ◯ゼアなイメージでインドアな印象しかないので初めは、えっ、休日に遊びに行くのといった感じでした。
が、結局寝坊して計画倒れになってしまいゴロゴロしてしまうのは結局南條さんっぽいです。
財布を忘れたような失敗を笑いにして忘れてしまうのが彼女の強さなのかもしれません。
麺ジョルノもあるよ!
03.NECOME
[作詞:rino / 作曲・編曲:lotta]
またダ・カーポつながりでしょうか。
作詞のrinoさんいわくネコ目線で書いた作詞になります。
南国リゾートのようなのんびりおひるねしたくなるような、ねこ時間がながれる曲ですね。
実際南條さんは「ムギ」ちゃん「ちび」ちゃんの2匹の猫を買っており、その子達目線で聴くといいのではないでしょうか。
仕事に行くのをお見送りしたり、仕事の資料散らばってるなぁと思ったり、落ちこんでたらそばに居てあげたりと、猫がいる生活って幸せだなと思います。
04.灰色ノ街へ告グ
[作詞・作曲:しほり / 編曲:長田直之]
いっきにアップテンポなナンバーに変わります。
作詞作曲のしほりさんは昔からから友達のシンガーソングライターの方です。
デビューアルバムのカタルモアでも書いていただいてますね。
灰色ノ街?全然今の南條さんの世界って灰色じゃないじゃんと思う人もいるかもしれません。
しかし、灰色ノ街とは養成所時代から、ラブライブ!で注目されるまでの時代のことかもしれません。
憧れて入った業界かもしれませんが、中には嫌な仕事があったりと、理想と現実に悩みながらも信念と夢を持ちつづけられたからこそ今があるのかもしれません。
05.ゼロイチキセキ
[作詞:南條愛乃 / 作曲・編曲:橋本由香利]
唯一の既存アニソンタイアップ曲ですね。
順調にアニソンタイアップを獲得してきた南條さんですが、メインキャストのアニメで歌うのは初めてです。
しかも作詞にも定評のある南條さんですが、これまたアニソンタイアップの作詞を担当するのも初となります。
その関係もあり作詞はかなりドキドキだったそうですが、一発OKだったそう。
今回は、ネットゲーマーの南條さんにとってかなり相性のいい作品であり、その関係もあり、キャスト&作詞&歌唱というトリプルコンボになったと推測できますね。
並のそこらの声優じゃネトゲの歌詞なんて書けません。
南條さんがプレイしているファイナルファンタジーXIVは、作中ネットゲームと同じMMORPGという種類なので、特に感情移入がしやすいのだと思います。
このようなピコピコしたPOPは初めてですが、多幸感が溢れてよい曲だと思います。
06.Gerbera
[作詞:はるかひとみ / 作曲・編曲:渡辺拓也]
作詞の「ひっとん」はるかひとみさんは、新宿の横断歩道でナンジョルノと名付けたエピソードでもおなじみですね。
タイトルのガーベラは南條さんが好きな花だそうです。
聴いているとガーベラ=南條さんですね。
はるかひとみさんにとって南條さんは咲き誇り明るくテラスガーベラのような存在なのかと感じました。
最後にはこれからもよろしくねというメッセージも読み取れました。
ラブレターですね。
07.ヒカリノ海
[作詞:ミルノ純 / 作曲・編曲:安瀬聖]
スローなヒーリングミュージック的曲調です。(語彙力が無くてすみません)
ミルノさんは元々声優、歌手、作詞家で、現在は結婚されてお子さんもいらっしゃいますし、第一線では活躍されてはいないのだと思います。
抽象的のようで、ところどころ昔を懐かしむフレーズがあります。
ヒカリノ海というタイトルは海のような包容力もあり、キラキラ輝く彼女、声優アーティストという大海に漕ぎだした南條さんのことをあらわしているのだと思いました。
08.idc
[作詞:KOTOKO / 作曲・編曲:黒須克彦]
'I dont care' の略語で「どうでもいい」や「気にしない」のネットスラングだそうです。
南條さんのへこたれないメンタルの強さを表しているのですが、特筆すべきはその歌詞。
南條さん自信がよく言ってますが、かわいくみられなくてもいいとか男にモテようとは思わないなどサバサバした一面があります。
女の子女の子してなくて、意外と本音をズバっと言うそんな隠れた本性が歌詞になっています。
これだけ聞くと攻撃的な歌詞になってしまいそうですが、そこは名だたる乙女ソングを手がけてきたKOTOKOさんの手にかかり、小悪魔キラキラポップチューンになってしまいました。
トゲがあるし、サバサバしてて、女の子っぽいのは苦手なんだよと。
君たちが思い描いているゆるふわな南ちゃんなんていないんだぞ☆的なKOTOKOさんのメッセージを感じました。
でもそのギャップで女の子女の子してる最高に女子っぽい曲です。
作曲の僕の観測範囲の中で黒須克彦さんはロック系の楽曲のイメージが強いのですが、4つ打ちキラキラチューンもいけるのですね、ますますファンになりました。
個人的には一番ぶっ刺さりました。
南條さんのと知らない人でも全力でブチ上がれます。
アニクラで流れたら逝きます。
09.ツナグワタシ
[作詞:南條愛乃 / 作曲・編曲:黒須克彦]
本曲は南條さん本人が作詞です。
しかしアルバムのコンセプト的には合っていないわけではありません。
過去の自分だったらどんな色を付けるのか、そして現在の自分だったら未来の自分へどんな色を付けるのかがテーマになっているようです。
このアルバムで作詞家のみなさんは南條さんは強いと作詞していましたが、本当に実感できます。
意味が理解できなくてもとにかく進む、進まないと未来がなかったから。
ボロボロになりながら悲劇に浸るという誘惑にも負けない強さを感じました。
だから這い上がれた。
人気声優というポジションを確立した現在、もちろん仕事が立て込んでいて表面には出さなくてももがき苦しんでいるのかもしれません。
だけどどこまで続くのかわからない道をひたすら進んで、ふと気がついたときに、確実に成長している。
そんな未来への歌詞に感じました。
それにしても黒須克彦のロック曲の安定感は抜群ですね。
このコンビでゼロイチキセキのカップリング曲もあり、そちらも抜群のできなのでぜひ。アルバム収録されていないのがもったいないぐらいです。
10.ヒトビトヒトル
[作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:安瀬聖]
民族音楽のようなエキゾチックな曲調です。(適切じゃないかもしれません)
畑亜貴は概念とか色々ネタになっている先生ですが、ほんとラブライブとは同一人物には思えません。
どちらかと言うと、畑亜貴本人名義や、Q-MHzが南條さんに提供曲寄りな気がします。
なかなか難解な曲です。
詩的なラブレターですね。落としに来てます。これ書ける畑先生イケメンだなぁ・・・。
11.Dear..
[作詞:飯田里穂 / 作曲・編曲:増谷賢]
作詞者はラブライブ!のμ'sメンバー星空凛役としてもおなじみのりっぴーこと飯田里穂さん。
メンバー初対面ぎこちないエピソードは有名ですね。
μ'sは部活のようで青春時代を共に過ごしたのだと思います。
もうお互い違う道を進み始めたけど、今だから綴れる想いに胸が熱くなります。
実はりっぴーのファーストシングルに作詞を提供しているので、交換手紙みたいですね。
最年少のりっぴーと最年長のナンジョルノとの交流というのもまたいいです。
タイトルのディアーの後には普通は三点リーダーを使うのですが、そこが2つの点になっているのは、南條愛乃と飯田里穂という意味だそうです。
てかこれでラブレター何枚目でしょうかw
12.0-未来-
[作詞:川田まみ / 作曲・編曲:増谷賢]
まずタイトルから。
未来はいつも0からはじまっていくし、その0を徐々に増やしていくと10、100と未来へ続いてゆく。
川田まみさんは現役を引退したわけですが、ジェネオンのレーベルメイトとして、戦友としてのプレゼント。
バトンを渡された南條さんも僕達も、もちろんまみさんも未来へ進んでいくわけです。
13.今日もいい天気だよ
[作詞:南條愛乃 / 作曲・編曲:井内舞子]
ぜんぜん更新してないブログ名としておなじみの曲名ですね。
実は今までブログ名の由来を明かしていませんでした。
ただ晴れの日のことをいい天気といってるわけではありません。
悪い天気でも仲間やファンと楽しく共有することができたら、それはいい天気になるんじゃないかという意味で付けられたそうです。
その気持ちをいまでも忘れてないよというメッセージがこめられています。
アルバムを締めくくる曲としてピッタリに思いました。
安定の井内舞子さんとのコンビですし。
みんなが隣にいてくれたらきっといい天気だよ。
それぞれのバージョン解説
通常盤
こちらはもちろん楽曲のみ収録となっています。
初回限定盤
まず、特典のカバーCDが収録されています。
全力少年(スキマスイッチ)
Time goes by(Every Little Thing)
ラブソング(サンボマスター)
ガーネット(奥華子)
Stay by my side(倉木麻衣)
基本的に悲しめなバラードがメインとなっていて、これらの曲が南條愛乃の作詞の礎になったのかなと個人的には思っております。
ラジオでも悲しい曲ばっかり聴いていたと言っていた記憶があります。
ガーネットが収録されて喜んでいる人はかなり多いのではないでしょうか。
配信もされないので、初回限定盤のみとなっています。
CD不況時代ですからこういう商法は仕方ないとは思いますが・・・。
そしてそれぞれDVD、BDにはLIVE映像と南條一間を収録
Yoshino Nanjo 1st LIVE「TOKYO 1/3650 ミンナとつながる365日×???」(約126分)
セットリスト
01.believe in myself
02.黄昏のスタアライト
03.Precious time
04.7月25日
05.そらほしひとつ
06.あなたの愛した世界
07.Dear × Dear
08.君が笑む夕暮れ
09.優しくつもる言葉の花
10.Recording.
11.だいすき
12.きみを探しに
encore
13.飛ぶサカナ
14.カタルモア
15.リトル・メモリー
16.光
double encore
17.だから、ありがとう
18.+1 day
リスアニ! TV「南條一間 〜じじいとわたしの60日〜」(全9回)(約46分)
特にライブに関しては箱が小さくチケット取れた方が少なかったようで、貴重な映像になってますね。
「東京 1/3650」のライブ扱いになってますが、カタルモアの楽曲をアンコールにもってきてくれたのうれしかったです。
ライブDVDなどを単体で販売することはないので、前回のアルバム初回盤はプレミア価格になってることから、今回も貴重な初回盤になりそうですね。
リスアニTVについてもじじい(鷲崎健)との掛け合いが最高です。
初回限定BD盤
初回限定DVD盤
まとめ
各種ライブやfripSideのアルバム制作も決まり多忙な毎日を送る中、このようなクオリティの高いアルバムを聴けて満足しています。
にしても作詞家ハーレムでモテモテですねうらやましいですw
ここまで多くの作家さんに提供していただけるのは南條さんのお人柄あってのことだと感じました。
fripSideもソロも次期待して待ってますよ!
ラブライブ!関係の記事書いてます。
*1:うるう年は許してね(本人談)