【2015春アニメ】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 OP やなぎなぎ「春擬き」 レビュー
頭サビの後、新たな物語の始まりを祝福するかのようなストリングスでこの曲は始まる。
アニメ1期に引き続き歌唱を担当するのはやなぎなぎ。
前作「ユキトキ」とは打って変わって切ない作風となった今作。
主人公の八幡たちが所属する奉仕部は生徒たちが持ち込む様々な依頼を解決していくのだが、自己犠牲的、不器用な方法しかとれないそんな彼を心苦しくも見守るヒロインの雪乃と由依の心情を象徴しているかのようだ。
「本物」「ぬるま湯」「レプリカ」とこれらの歌詞から原作読破済みの方は原作小説9巻のあの名シーンが思い浮かぶだろう。
アニメから入る方は、これらの歌詞がどのようにアニメ本編にリンクしていくか楽しみにして欲しい。
雪が溶けた。
だが今はまだ偽物。
奉仕部の3人は本物の春を迎えることができるのか。
やなぎなぎ「春擬き」
作詞:やなぎなぎ
作曲・編曲:北川勝利
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