アニソンのレビューん。

アニソンやキャラソン、声優さんやアイドルの楽曲をレビューしたいけどできていないブログです。定額制音楽サービスのアニソン対応状況を調べたり、アニソン周りのことを書いてます。

2017年秋クールおすすめアニソンをアニメとともにランキング形式で振り返る【主題歌レビュー】

 

2018年に入り、もうかなり日が経ちました。ちらほらと2018年冬アニメの主題歌が発売されていますが、前クールのアニソンだってまだまだ旬です!

そこで、個人的におすすめしたい2017年秋アニメの主題歌(OP・ED)をTOP10形式で10曲まとめました!

最新アニソンはまだ全部がフルで出揃わず、ショートバージョンで楽しむしかありませんが、前クールのアニソンならフルバージョンで楽しめます!

ここで知らないアニメの主題歌に惹かれてそのアニメを見始まるのもまたアニメとの一期一会を楽しめて乙なものです…。アニメっていろいろな窓口があると思いますが、そのひとつがアニソンだと思っています。ここで、新たな出会いが見つかったらいいな、なんてのも思っていたりします。

「全部見た!」って方も、「前クールはこれがおすすめだ!」って曲がある方も、ぜひコメントなどで残していってみてくださいね。

 

 

第10位「うまるん体操」:干物妹!うまるちゃんR ED曲

作詞・作曲:ヒゲドライバー/編曲:ゆよゆっぺ

ボーカル:妹S(シスターズ)土間うまる・海老名菜々・本場切絵・橘・シルフィンフォード(cv.田中あいみ・影山灯・白石晴香・古川由利奈)

 

第10位は『干物妹!うまるちゃんR』のED曲、「うまるん体操」です。

『干物妹!うまるちゃん』の第二期として放映された『干物妹!うまるちゃんR』。このアニメの楽曲は第一期から耳に残るキャッチーな楽曲が印象的ですね。この楽曲はその中でもうまるの引きこもり体質とは相反する「体操」という健康的なワードをタイトルに使い、しかもEDアニメーションでも実際にうまるたちが踊っているなど、完全にアニメの世界観と連動されていてこの作品が好きなファンにとってたまらない楽曲です。

聴いていて、「踊りたくなる!」という反応が多い楽曲でもありますね。

曲の入りはうまるの台詞から入り、そこからリズミカルなドラムが入り、その後はギターが続き曲を徐々に盛り上げていきます。歌っているキャラクターたちもそれぞれの個性を出しながら歌っているので、アニメ本編や原作を知らなくても「だいたいこんな感じの子なのかな?」と分かるようになっています。

入りの歌詞が終わると、間奏に入ります。ここでは作曲のヒゲドライバーさんらしいフレーズが使われており、それがとてもキャッチーで癖になります。シンセの音だと思いますが、これが全面に出てくる間奏から、Aメロの落ち着き具合が心地いいです。

Aメロでは先程の間奏部分では目立っていたシンセが一度消え、キャラが生き生きと歌い、合いの手に入るとまたシンセで盛り上げる、という盛り下がりすぎないよう細かい工夫がなされています。曲の勢いはそのままに、キャラクターの声をきちんと聞かせるAメロとBメロ。

サビでは先程まで盛り上げ役にまわっていたシンセが裏メロを担当し、キャラクターとぶつかることなく調和して曲全体を盛り上げてくれます。

歌詞も楽観的なうまるらしい明るいものになっていて、いつもどおり最後には自分の兄を巻き込む歌詞です。

少し無理矢理でも、結局はお兄ちゃんのことが好きで甘えてしまううまるの可愛さが出ている歌詞になっていますね。

うまるん体操

うまるん体操

  • 妹S(シスターズ)[土間うまる(CV:田中あいみ)/海老名菜々(CV:影山 灯)/本場切絵(CV:白石晴香)/橘・シルフィンフォード(CV:古川由利奈)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

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この記事で取り上げられていない第一期のOPも私は大好きなのでこの機会にぜひ本編を通して聴いてみてくださいね!

 

 

第9位「サタデー・ナイト・クエスチョン」:ネト充のススメ OP曲

作詞:加藤慎一/作曲:山内総一郎/編曲:フジファブリック

ボーカル:中島愛

 

第9位は『ネト充のススメ』のOP曲、「サタデー・ナイト・クエスチョン」です。

この作品は30歳で会社を退職して、無職のニートとなった主人公の盛岡森子が、MMORPGで戦士系のイケメン「林(はやし)」としてゲームを始め、ギルドに入りネット内で仲間に囲まれネト充を満喫するなかで現実世界でギルド仲間らしい人物に出会い、ネットとリアルの人間関係が交錯していくストーリー。

作品の中で出てくるMMORPGとは、ゲームのジャンルのひとつで、オンラインゲームの一種です。クリアなど明確な終わりは特になく、ゲーム内ではゲーム内だけでの人間関係があり、基本的に1人でプレイするソロプレイの方や、ギルドに入って仲間とともに1つの目標に向かってゲームをプレイする方など、楽しみ方はそれぞれです。

 

楽曲ですが、ギターの印象的なリフと、不思議な世界観に飲み込まれていきそうなリズム感、ここではまだ現実なんだ、でもこれからきっとどこかに行こうとしている…。そんな雰囲気を味わえる楽曲になっています。

ボーカルとともに入るのはシンセだと思います。独特な不思議なリズムはそのままに、少し何かを纏ったように落ち着いたボーカルは、たしかにまだ現実世界と思わせるようなトーンです。歌詞も少し現実世界の疲れた心を表しているような聴き手にも共感できる歌詞になっています。

しかしBメロからは雰囲気が少し変わり、ここからきっとPCの電源をつけて仮想空間に飛び込み自分らしくありのまま生きるような空気感に変わっていきます。

サビでは、先程までの現実空間では感じ取れなかった爽やかで拓けた世界が広がるような爽快なメロディーが曲を盛り上げます。疾走感がありつつも透明感も確かにあるサビのメロディーは聴いていて、ネットの海に身を委ねたときの感覚とたしかに似ています。

ネットに限らず、好きなものに身を委ねて時間を過ごすときにもこんな感じだよなあ、という感覚がありますね。なので、嫌なこと(この作品では現実世界)から好きなこと(この作品ではMMORPG)に放たれたときの爽快感に似ているのかもしれません。

歌詞にもそれは表れていて、「仮面」というワードや「捕われている」などのワードも、現実世界で何かを強いられがちな現代の人々の心に響く、共感を呼ぶ歌詞なのではないでしょうか。

サタデー・ナイト・クエスチョン

サタデー・ナイト・クエスチョン

  • 中島愛
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第8位「ハッピー☆マテリアル」:UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜 OP曲

作詞:うらん/作曲:大川茂伸/編曲:大久保薫

ボーカル:近衛刀太・時坂九郎丸・桜雨キリヱ・夏凜・結城忍・雪広みぞれ(cv.高倉有加・広瀬ゆうき・茅野愛衣・小倉唯・原田彩楓・鬼頭明里)

 

ハピマテ!?

買わなきゃ(使命感)

ハッピー☆マテリアル

ハッピー☆マテリアル

  • 近衛刀太(Cv:高倉有加)、時坂九郎丸(Cv:広瀬ゆうき)、桜雨キリヱ(Cv:茅野愛衣)、夏凜(Cv:小倉 唯)、結城 忍(Cv:原田彩楓)、雪広みぞれ(Cv:鬼頭明里)
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第7位「More One Night」:少女終末旅行 ED曲

作詞・編曲:emon/作曲:emon・ヒゲドライバー

ボーカル:チト・ユーリ(cv.水瀬いのり・久保ユリカ)

 

第7位は『少女終末旅行』のED曲です。

独特の世界観に人物のタッチ、しかし作り込まれた背景やキャラクターなど、さらっと見ているとただの日常系アニメみたいなのに深く考察しだすと止まらなくなるアニメ、『少女終末旅行』。その物語の主人公の2人の少女が歌うED曲「More One Night」です。

一気に不思議な世界観に入り込みそうなメロに、チトとユーリ、2人の「終わるまでは終わらないよ」という語りから入るこの楽曲は、いい感じに脱力した2人の声や歌い方が癖になる曲です。

間奏にはクラップ音に似たリズムが入っていたりと、聴き手をリズム感にノせることが上手い楽曲です。

AメロとBメロのスピード感はかなり違ったものになっており、Bメロはリズムが少しラップ調のようになっています。それでも上手く聞き取れ、歌っている側も無理をしていない感じが伝わり安心して聴けるのは、この脱力した2人に合わせた曲の作り方だからなのかな、と思います。

全体的に楽器の入れ替えのようなものは少なく感じるのですが、それぞれの楽器が悪目立ちすることなく調和していることでこのような感覚が生まれるのかなと思いますね。上手く混ざり合って1つの世界観を綺麗に、でも2人のキャラクターらしく描いている曲のように感じます。

歌詞もこの2人ならではのもので、仲良しの2人らしい、「ふたりぼっちの未来」といったワードや「もちもちのほっぺにいつだって見とれてたい」など、文字通り終末なのにどこか達観している感じの歌詞が2人らしいです。

また、曲の終わりはひたすら「もう終わんない」という歌詞が続くのですが、これがタイトルの「More One Night」と掛かっているんですよね。最初聴いているとただ曲のタイトルを繰り返しているのかな、と思っていたのですが、「もう終わんない」という歌詞を見て、終末だからもうこれ以上終わる必要がないとか、そういう意味なのかなと思って少し切なくなりました。

この2人はどういう終わりを迎えるのかだとか、この2人がいる世界はどういう風に死んでいくのかだとか、私たちも実は他人事じゃないんだよなとか、そういうことも考えさせてくれる作品だと思います。

More One Night

More One Night

  • チト(CV:水瀬いのり)、ユーリ(CV:久保ユリカ)
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第6位「Here」:魔法使いの嫁 OP曲

作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:白戸佑輔

ボーカル:JUNNA

 

第6位は2018年冬クール現在も第2クール放映中の『魔法使いの嫁』から、OPの「Here」です。

力強い歌声で惹き込まれるこの楽曲を歌うのは、2000年生まれの、現在(2018年1月時点)17歳のJUNNAさん。ワルキューレとして活動していることもあり、この楽曲では自身初のシングルにも関わらず、かなりの歌唱力です。

『魔法使いの嫁』の空気感にふさわしいフラメンコギターのような音色を使い、不思議な世界観でもシャープで、しかし主人公のチセを思わせるようにどこか陰のある曲調は、曲を聴くだけでチセの心を表していることが分かり作品にとてもマッチしています。

サビでは壮大に盛り上がるも、やはりどこか陰が落ちている印象。

歌詞も作り込まれたもので、1番はチセを思わせるもの、2番はチセを買った、チセにとっての恩人エリアスのもの、という印象があります。

特に、「信じたいくせに信じられずに」と「見つけたいなら見つけだすまで」という歌詞はチセとエリアスそのものという感じがしてとても語彙力がなくなります。

「君だけの場所が必ずある、美しいこの星は全てを隠してるけど」という歌詞がもうエリアスすぎてきついです。ご飯3杯くらいいけます。

Cメロから落ちサビにかけての盛り上がりと、ボーカルのみになる楽曲構成は、この作品の世界観はもちろん、歌っているJUNNAさんの歌唱力をフルにつかった素晴らしいものです。後半につれての盛り上がりで、鳥肌が立つ方が多いのではないでしょうか。

壮大だった曲の終わりは切なげなギターで終わり、それがまたいい余韻を残しており心地いいです。

これはぜひ物語と向き合って聴いてほしい楽曲でもありますね。

Here

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  • JUNNA
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第5位「over and over」:Just Because! OP曲

作詞:やなぎなぎ/作曲・編曲:北川勝利

ボーカル:やなぎなぎ

 

第5位は『Just Because!』のOP曲「over and over」です。

透明感のあるボーカルから入るこの楽曲は、登場人物たちの恋愛模様を描くこの作品にとてもふさわしく、切なくも綺麗で、それでも上手く言い表せられないような…そんなもどかしさが伝わってくるような楽曲です。

やなぎなぎさんのボーカルの透明感と同じくらいに透明感がありマッチしていて印象的なのはピアノだと思います。

ドラムが入っても、ギターが入ってもかき消されることもなくきちんと凛とした音を奏でているこの楽曲のピアノは、その音でこの楽曲の儚さを何段階も上にあげています。

時折ボーカルを追うように綺麗で細かな音でリズムを打ち出すピアノは馴染んでいるのに存在感がきちんとあって、耳馴染みも良いです。

Bメロではきちんとギターの音もこちらに届いており、それぞれの楽器がきちんと持ち場があり、聴き手を楽しませてくれる楽曲構成になっています。

サビでは全ての楽器がまとまったように、しかし個性を出しながら曲を作り上げていきます。

この楽曲の歌詞は歌っているやなぎなぎさん本人が書いています。

この作品の世界観にあった切なくても素直で、でももどかしいそんな感覚が歌詞にも散りばめられており楽曲としてもアニソンとしても両面から聴き手を楽しませてくれる楽曲です。

「記憶の君に告ぐさよなら」という、一人称視点の確かに自分が成長している歌詞や、しかし自分だけじゃなく周りも確かに成長していっているという様子がうかがえる「知らない笑顔を見せる君」など、所々に成長によって作り出される今まで感じたことのない思春期特有の違和感を思い出させてくれ、こちらも思い出が蘇りそうになります。

その周りの成長に感化されて「子供染みてる自分が嫌」など、自分にもあったような感情が素直に歌詞に綴られており、この作品、この物語の登場人物たちの心情にだけではなく、どこか自分にも覚えのある感情が見え隠れいていて、こそばゆい感覚が胸の中をくすぐります。

over and over

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  • やなぎなぎ
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第4位「動く、動く」:少女終末旅行 OP曲

作詞・作曲・編曲:毛蟹

ボーカル:チト・ユーリ(cv.水瀬いのり・久保ユリカ)

 

第4位は『少女終末旅行』のOP曲「動く、動く」です。

先程も7位にED曲を選びましたが、この作品に出てくる楽曲はどれもいいものばかりまのでぜひ本編内で流れる挿入歌も楽しんでほしいです。

不思議な作品の世界観に誘うようなピコピコした静かに始まるこの楽曲は、OP映像と楽曲の親和性が高く、アニメーションと楽曲ふたつが頭を離れない中毒性を持っています。

全体的にタイトル通り動き出しそうなほど明るく聴こえる曲なのにどこか寂しい雰囲気を纏っているこの楽曲は、ED曲と同様にチトとユーリ、2人がいる世界観をそのまま楽曲に落とし込んだような仕上がりです。

また、歌詞のところどころに日本語に聴こえるのに実は英語、というような歌詞があったりなど、2人は私たちが今使っている文字が読めない設定らしく、文字を音として捉えているような遊び心が伺えます。

曲の入りで、まるで「軋む」と発音しているような歌詞は実は「kick she mood」という言葉だった、など、普段は歌詞カードをあまり見ようとしない人にもぜひ見て違いを楽しんでほしい歌詞です。

音楽さえきちんと知らない2人が、手探りでも何か娯楽として楽しんでいく様子が伝わってきてとても楽しいし、しかしなにもない世界ということでそれを思い出すと同時に寂しくもなってしまいます。

曲にピコピコとした電子音が散りばめられており、それがかつて栄えた文明特有の電脳的な、機械的な何かであるのかと思わせるような音の連なりは一度注目して聴くとなかなかに頭を離れませんね。

動く、動く

動く、動く

  • チト(CV:水瀬いのり)、ユーリ(CV:久保ユリカ)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

先程も言ったとおり、この作品に出てくる曲は挿入歌でもハマる曲が多いのでぜひ聴いてみてほしいですね。

今ならAmazonプライムビデオにてプライム会員特典で本編が見放題になっています。

 

 

第3位「Invisuble Sensation」:ボールルームへようこそ OP曲

作詞・作曲:田淵智也/編曲:UNISON SQUARE GARDEN

ボーカル:UNISON SQUARE GARDEN

 

第3位は、2017年夏クールから連続2クールで放送していた『ボールルームへようこそ』より、2クールめのOP、「Invisuble Sensation」。

曲の入りはサビで、高いキーなのにキンキンしない心地の良い爽やかなボーカルと、そのボーカルを追うようなまた爽やかなギターが響く曲です。

ボーカル、ギターに続きベースとドラムも重なり、段々その楽曲のリズムを構成していきます。まるで今から幕があがるような、ステージに立つような、そんな楽曲の入りはこの作品とピッタリ合っていてとても熱くなれます。

ボーカルの後には間奏に入るのですが、曲のベースが田淵さんだからこその「これぞ田淵智也!」というようなリズムやフレーズが垣間見えてUNISON SQUARE GARDENのファンにとっても楽しい楽曲です。

Aメロではギターは基本的にボーカルを追うように単音ベースのリフ、そのギターを際立たせるようにリズムを刻むドラムとベースのセッションが心地いいです。

流れるようにAメロからBメロへと変わり、目立っていたギターは周りのベース、ドラムと調和して曲に一体感が生まれます。

サビでは、先程の曲の入りサビとは違い、一気に盛り上げられ疾走感のあるメロに圧倒されます。

楽器それぞれが楽しげに踊っているかのような、しかしきちんとプライドを持ってそれを楽しんでいるかのようなメロディーは聴き手にも少しの緊張感とたくさんの楽しさを分け与えてくれる楽曲です。

歌詞の中にも、田淵さんらしさが詰まっており、ここでもまたアニメファンだけではなくUNISON SQUARE GARDENファンを楽しませてくれます。

「空気空気両手に掴んで」や「だから、生きてほしい!」、「圧倒的すぎるやつをくれ」など、直接的でとても素直に入ってくる歌詞なのに、でも時折どこか詩的でそこを考察するのも楽しいような歌詞です。

全体的にスピード感のあるリズムと歌詞、しかし感じ取っていくときちんとこの作品らしい部分がちゃんと見えて作品ファンにとってもとても楽しい楽曲になっています。

顔と顔を合わせるというような意味の歌詞があったりだとか、「咲き誇れ美しい人よ」などは、この作品を語る上では結構重要に思えるワードですね。

物語が社交ダンスの世界なので、ステージで美しく、凛と咲き誇らなければいけないというのもありますし、何かに向かって挑戦を続ける人は咲き誇ったように美しい。二面的な意味を持つ印象的な歌詞だと私は思っています。その歌詞を高らかに歌い上げるボーカルの力量もすごいものだと感じます。

Invisible Sensation

Invisible Sensation

  • UNISON SQUARE GARDEN
  • J-Pop
  • ¥250
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この作品もAmazonプライムビデオにて現在ならプライム会員特典として本編が見放題になっています。

1クール目のOP曲もとても癖になる良曲なので、ぜひ本編を通して聴いてみてほしいです。

 

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第2位「ぼなぺてぃーと♡S」:ブレンド・S

作詞:こだまさおり/作曲・編曲:y0c1e

ボーカル:ブレンド・A(和氣あず未・鬼頭明里・春野杏)

 

ぼなぺてぃーと▽S

ぼなぺてぃーと▽S

  • ブレンド・A
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

第1位は・・・後日発表!!