ラブライブ!サンシャイン!!2期1話感想と考察をイラストでレビューしてみた。
もくじだよ
ラ!サ!!(ラブライブ!サンシャイン!!)1期との対比
2期では何も続かなかった千歌が輝くための何かを手に入れる。それがスクールアイドルとの出会い。
2期のAqoursのテーマは輝きと0から1へ。最終話が近づくにつれて千歌はリーダーとして何が必要なのかを追い求める。
ずっと憧れて同じように追い求めたμ'sとのある意味の決別をはかったかのように千歌の自室の壁に貼ってあったμ'sのポスターが剥がされているシーンカットがある。
ここからほんとうの意味での千歌にとってのAqoursとしての活動が始まったかのように思う。
3年生たちの言っちゃえば長い喧嘩のようなすれ違いも無事解決してやっと9人として活動し始めたのは1期の9話。ここで9という数字で揃えたスタッフの愛が感じられる。
それぞれの個性が光りながらそれぞれの想いを抱いて、それでもきちんとグループとして各々がひとつの目標に向かって団結したのが1期(と私は認識している)。
2期での問題は学校関係?~Aパート~
で、2期の1話であるけども、1期同様きちんとOPもあり、現時点では2期のテーマは輝きと奇跡…?
1期の最終回の結果は全国大会には行けなかったというのは冒頭で明らかになっている。1期のテーマであった0から1にという目標も成し遂げられたようで、そこは一安心。
千歌の発言、「私達だけの輝き」という発言が少し引っかかる。1話を視聴した方なら分かるが、無印のラブライブ!とくらべて少し暗い要素があるのは、輝きを「私達のもの」と表現してしまっているかのように思えてしまう。
μ'sは最終的にスクールアイドルのことを考えて曲まで作った。千歌たちはきっとまだそこまで考えがたどり着けていない。
そこがもしかしてμ'sとAqoursの境目なのではないだろうか(※個人の意見です)。
OP「未来の僕らは知ってるよ」感想レビューだよ!
OPアニメーションでは1期と同じように下から何かをすくい上げる振り付けや、冬着の練習着がちらっと映っていたり、1期では暗い影を落としていた3年生メンバーが笑いあっていたり、歌詞の「みんな夢のかたちを」の部分のシーンカットではそれぞれのキャラクターのイメージカラーで各々のイメージモチーフが足元に当てられていたりなど、細部へのこだわりが見て取れる。
↓ これ
OPだよ
OPのフルを聞いてみると、アニメに使われている1番のAメロBメロとはまた違い、細かなメロ変化が起きている。
1番のAメロ「夢を叫ぼうか」の部分と2番のAメロ「夢に会えるはずさ」では特に大きなメロ変化があり、まるでアンサーソングのような別楽曲なのかと思うほどの変化を楽しめる。
また、2番Aメロの「夢に会えるはずさ」の直前のメロではAqoursのメンバーが元気いっぱいに歌詞を歌うというよりは叫ぶ?ような演出がされている。これはきっと未来に向けてまだ何もしらない自分たちだけど、そこに希望があると信じて疑わない、強い姿勢を表してるんじゃないかなと勝手に推測する。
2番のBメロ「ひとつひとつ乗り越えて」という歌詞からは1番のBメロとはかなり異なったメロが使われている。まるでここはCメロかと錯覚させられてしまいそうだ。
ここから(「ひとつひとつ~」)のパートはマリーパートだが、他のメンバーとはまた違った力強さのあるマリーの歌声と歌詞がマッチしていて曲としてまとまりがあり、曲自体に感情移入がしやすいように思う。
2番のサビは1番のサビとメロが一緒なので耳馴染みがよい。
もしかして、1番のBメロと2番のBメロに大きな差をつけたのはそのまま同じメロを使うと曲全体がマンネリ化してしまうからそれを避けるためにこうしたメロになったのかと思ったり。OP曲なので、耳馴染みも良く、でも2期だしどこか変わったAqoursを表現するためにこうしたのかな…。
そして間奏では、イントロの間奏部分でも登場していたギターのソロ。このギターソロは力強く、どこか頼りがいのあるような音を持っているように思う。
「ここからまたAqoursの再スタート!みんなついてこいよ!」みたいなメッセージがあるように思う。また、間奏の合間にも歌詞が入っていたり、やはり聞き手を飽きさせないような楽曲になっている。
そしてさらっとCメロに入る。ここの歌詞では、未来の自分たち目線というわけでもなく、今の自分達がどういう気持ち、どういう姿勢で歩めば未来が見えてくるのか…夢が見えてくるのかが歌われている。
そして落ちサビ。ここではやはりリーダーの千歌のソロになる。一気に演奏楽器も少なくなり、落ち着いたような、まるで千歌にスポットライトが当てられているかのような情景が浮かんでくる。ここの落ちサビでも、最後の方のメロはやはり少し変化が加えられており、まるで今から走り出しそうなメロ変化になっている。
また、その後の大サビの歌詞の中には、1期の最終話に歌ったMIRAI TICKETのようなワードが隠れていたりと、1期と2期を繋げるような表現がされている。
これは、やはり1期があってこその今の自分達と言っているようで、楽曲の中にも物語性があり聞いているとどれだけ彼女たちが未来だけではなく今までの過去も大切にしているかがよく分かる楽曲だ。
OPを聞いて思ったのは、やはりAqoursの曲にはメロ変化するものが多く、μ'sとは違ったフレッシュさ、元気さ、疾走感を与える楽曲が非常に多いように思う。
いい意味でのμ'sに共通する部分と、そうではない、彼女たちらしさが楽曲に表れており、それぞれのキャラクターについても想像しやすく、楽しみやすい楽曲になっているのではないだろうか。
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第1話タイトルは「ネクストステップ」。まさに2期といったタイトルである。
みんなの練習風景はとても和やかな雰囲気で、次に向かって進んでいる空気なのに、不意に鳴るマリーの携帯。不穏な空気しかない。
2期のPVでもあったこの不穏な空気に思わず私は「南ことり案件…?」と身構える。(ことりちゃんごめん)
練習場所について考えを練るメンバーと少し距離を置いて何か思いつめるマリー。それにいち早く気づく果南。(彼氏力ゥ)
一方、千歌と梨子は1期の二人とは逆のようなやり取り。(千歌が海に向かって走り、梨子が止める。)今回は海に落ちることはなかった。
場面は変わってシリアスなマリーのお父さんとの電話でのやり取り。マリーの父親の声は入っていないのでどこまで強く何かが決まっているのかは明らかには分からないが、マリーの必死さからするにかなりマジな様子。
ベランダ?に出たマリーの目に入ったのは幼少期からおなじみの果南の合図。いつも通りを装うマリーと、何かあったのかきちんと気付く果南。(彼氏力ゥ…)
冗談で誤魔化そうとするマリー。「最近、ウェイトがちょっと上がって」発言にマリーをお姫様だっこする果南。「嘘だね。変わりない。」
そこで私からひとこと。「なぜ分かる…??」(やっぱり君たちそういう…??)
もうこのシーンを見て思いましたよ、こりゃTwitterなりネットがお祭りだと。かなまり万歳になると。
まあそれは置いておいて続き。
「どうしたらいいの」と果南に泣きつくマリー。
何も知らないメンバーは着々と練習について意見を出し合う。そこに3年生はいない。なんとなくなにかあったのかと思わせるような千歌のバストアップシーン。
所変わって理事長室。果南にダイヤは知ってるのかと問われ「言えるわけない…」とマリー。そこにダイヤ様登場。
ダイヤ様の、だったらちゃんと隠せ発言のあとの、優しい「本当にブッブー、ですわ」にやられる私。
「はあああああ?!!ダイヤ様聖母かな??!!!!いや1期でも聖母だったね!!!!ルビィのこと膝枕してたダイヤ様聖母だったもんね!!!!!」
何も知らないメンバーは新しい練習場所にてテンションMAX。何かの事情を知っている3年生は暗い表情。
話を切り出す果南。一斉に振り向くメンバー。
私「ことり案件くるか…?」(この時点で私はまたマリーに留学とかの話がきたのかと思ってる)
「学校説明会は中止になるの」というマリーの発言で私「そっちかーーーー!!!!!!!!!!うせやろ?!今?!急すぎるで、マリーのパパン?!」
問題への向き合い方~Bパート~
1期でも見た千歌の何とも言えない表情。心臓がきゅっとなるこの感じ…。
2年前から模索していた学校側と、マリーが頑張っていた事実を知らされるメンバー。
千歌は諦めきれずにマリーのお父さんに直接掛け合おうと練習場所を飛び出す。千歌っちらしい。
「お父さんはアメリカなのよ!」と引き止める梨子ちゃん。高校生がぽんっと行けるような距離ではない。それでも、色んな人にお願いして、お小遣いも前借りして行くという千歌。
こういうピンと張り詰めた空気になると必死に場を和ませようとするよしk…ヨハネが健気で可愛い…。
それでも空気が変わらないときのしょんぼり顔がまた可愛い。
頑張ってきたマリーがどうしようもないっていうんだよって言う果南の発言の後の千歌っちの髪の揺れ具合の作画美しすぎてどっひゃーってなる私。
その後の「千歌っち、ごめんね。テヘペロ」の作画の良さにも度肝を抜かれるワイ。ライフがゼロ。
「違う、そんなんじゃない、そんなんじゃ…」と「もしあのとき」っていう千歌っちの言葉に「そうだよねーー!!!!今は過去のこととか考えちゃうよねーーー!!!!でも千歌っちなら前を向けるって私知ってるよーーー!!!」って倒れ込むワイ(うざい)
そこに届けられるモブからの贈り物。
そして生徒に告げられる統廃合のお知らせ。動揺する生徒。
浜辺に座り込む千歌と、そこに寄り添う梨子。こんなときでも私の頭の中は(ちかりこかーーーー)しかない。(どうしようもない)
「こうなったのは残念だけどここまで頑張れてよかった」「こんな小さな海辺の町の私達がここまでよくやってこれたなって」という梨子の発言に「…本気で言ってる?」と若干おこな感じの千歌。
「それ、本気で言ってるんだったら、私、梨子ちゃんのこと軽蔑する。」
私「千歌っちが!!!!軽蔑するって!!!言った?!?!?!?梨子ちゃんを?!!!まって!!!本気なわけ無いじゃん!!ちかりこどうなんの!!!!」(パニック)
そこから、1期の千歌の普通怪獣の真似をする梨子。少し微笑んだ千歌に、「やっと笑った」と安堵する梨子。私も安堵。
梨子ちゃんの「いいなんて思うわけない。これでいいなんて…」を聞いて、そりゃそうだよねええええ!!!!だって曲作ってるの梨子ちゃんだもん…その曲一曲一曲への思いすごいよねえええええとなる私。
梨子「どうすればいいかわからないの、どうすればいいか」
私「ああああああああああああああああああああ」
そして入る1期最終話の回想。と紙飛行機。OPにも紙飛行機が出てきている。
μ'sのときは白い羽根だったけど。もしかしてAqoursは白い紙飛行機…?
朝ダッシュ決める千歌とそれについていくしいたけ。いつの間にかいなくなってるしいたけ。おまえどこいった。
奇跡を起こすまで泣かないと決める千歌。やっぱりあんたは強い子だよ…。。。(誰目線だよ)
曜ちゃんの他にもメンバーが全員校庭に集まる朝。
「ほんのすこし見えた輝きを」「あがきたい」「見つけたい」この台詞が千歌の強さと必死さ、健気さを物語ってる気がする。
ここで全員の千歌以外のメンバーが「奇跡を!」の台詞。ここで千歌の思いにメンバーが賛同したと思われる。
そして鉄棒で逆上がりする千歌。それを指の隙間から見るようりこ。
私(ここもネットで話題になるんだろうなあ…。ほんとこの二人は千歌っちのこと大好きだなあ…。)
そしてED。1話は2年生組が歌っている。
ED「勇気はどこに?君の胸に!」感想レビューだよ!
イントロは今回本編とかぶっているが、未来を切り拓くような爽やかなメロディーから入る。
Aメロに入るとギターが細かくもリズム感の取りやすい音を奏でており、初見でもノりやすい楽曲。アニメーションの千歌の駆け足とリンクしているように思うそのリズムは、そのまま千歌たちの足音を表しているのかもしれない。
そしてたまに入る繊細な高音は千歌たちの元気で活発でも少し繊細な一面を表現しているのかもしれない。
歌詞「強さをくれたんだ」の部分では今までのギターとは少し違い、歌詞のように強い何かを表現するかのような音に変わっている。
「信じてみたいと君の目が濡れて」の部分ではドラムが少しリズムをずらして主旋律のリズムを追いかけるように音を奏でている。ここには、きっと理想と現実、追いつきそうで追いつかないもどかしさのようなものが表れているのかもしれない。
しかし、その後すぐの「迷う気持ちも」という歌詞の部分では主旋律…というか全体のリズムとドラムのリズムが綺麗に一致しており、まるでそれぞれの葛藤や問題に直面してもメンバーが歩幅を揃えて一緒に歩んでいく、という風にもとれるリズム変化になっている。
サビ前の「さぁ出発だ」の部分では一瞬音が消え、すぐにまた音が入ることで明るく前向きになった際のイメージを疾走感で表しているように思う。
サビでは大きな盛り上がりというよりは、メンバーの一体感を大切にしているようなフラットなメロの入り方で聞き手に安心感を与えている。
そして、このEDで沼津のバスの運転手さんが懸念していたシーンがあるのだが、サビの部分でメンバーがバス内でこちらに向かって手を振るシーンがある。
これを真似するなどの行為は、人が少なかったり、停車区間など要は他人、一般のお客様に迷惑のかからない範囲で行ってほしいとのツイートが拡散されていた。
これは、ファンのごく一部の方であるが自分の事を優先しすぎて一般の方を邪魔者扱いしてしまう方への注意だと私は思っている。
劇中に登場しているバスは、当たり前だが現地では普通の路線バスだ。一般のお客さんだって勿論利用するし、日常の移動手段として重宝している方がほとんどだ。言ってしまえばその一般の方々が住んでいてくれて、街を機能させているからこの物語も成り立っていると言っても過言ではない。
写真撮影などはきちんと周りの方への配慮(ただ一言、写真を撮りたいので映り込むかもしれません、いいですか?など)を怠ってはいけない。これらを徹底するだけで世間から向けられる目は徐々に変わっていくものだ。
このバスの件だけではないが、聖地巡礼をする際はその作品を生み出すことに協力してくださった地域の方に敬意を払い、きちんとその敬意を示すことが大事だと私は思っている。
難しいことではない。「マナーを守る」「常識を考える」「迷惑になることは絶対にしない」これだけでいいのだ。
もし守らない人が増えたとしたら、聖地でのコラボや取材受付が減るかもしれない。私達アニメファンにとっては、そのアニメの登場人物のキャラクターたちとの接点が持てなくなってしまうのだ。それを考えて行動してほしいと私は思う。
自分の敷地やテリトリーなどでやられて嫌なことはしない。それだけでいい。
さて、楽曲の話に戻ると、サビの中盤には「夢は」から始まる歌詞の畳み掛けが始まる。これは、OPの楽曲とリンクさせてしまうと、未来を追いかけるメンバーたちを表しているのだと思う。先の歌詞は未来、あとから畳み掛ける歌詞は現在を走るメンバー。勢い良く手を伸ばして必死にそれをつかもうとしている情景が浮かぶ。
サビの終わりにも、今度は少しゆっくり歌詞のおいかけっこのようなものがある。これは、未来が千歌たちに振り向いた瞬間…つまり、千歌たちが少し未来を掴んだ様を表しているのではないかと私は推測する。
そして終わりにはサビから一気に曲が落ち着き、綺麗なピアノソロが入る。ここにもやはり梨子の要素が入っているのだろうか。
このピアノソロでは、物語が終わるという寂しさと、でもそれでもみんなが見えないところでも彼女たちの物語は終わらない、ふたつの要素があるのではないかと思われる。
ピアノソロが比較的高く綺麗な音なのは、物語が何処かで必ず続いていく表れ。最後にきちんと閉じられたメロになっているのはそれでも最後にはきちんとAqoursとして終わりを迎えてしまうこの物語の表れ、というふうに私は捉えている。
ぶっちゃけ、OPもEDもこんなふうにレビューをしてはみたものの、本当にこういう意図で作っているのかは私にはわからないのでなんかも各自好きなようにとればいいよ。(それ言っちゃおしまい。)
ちなみにEDの発売日は動画にもある通り、11月15日です。
みんな買え!!!!!!!!!!!!!!
次回第2話「雨の音」
私「しいたけの目がかわいい?!?!?!」
以上、1話のレポでした。
個人的私の1話神シーン
私「この色気で高校2年とかこの世界線危うくない…?(色んな意味で)」
ここから1話見れるよ。復習しようね!!!
この記事を書いた人
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ねんれい:なんかてきとう
すんでるとこ:推しが幸せな世界線
やってること:なんか妄想を書いたり描いたり。
Twitterでよく奇声を上げてます。(大体推しのせい)
はてブロもやってます(放置気味だけど)。
よかったら覚えて帰ってね!
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