アニソンのレビューん。

アニソンやキャラソン、声優さんやアイドルの楽曲をレビューしたいけどできていないブログです。定額制音楽サービスのアニソン対応状況を調べたり、アニソン周りのことを書いてます。

A3!(えーすりー)とは?全楽曲一覧と視聴を感想レビュー

 

A3!DVD視聴・レビューまとめはこちら

 

A3! BLOOMING LIVE 2019 円盤化決定!

A3! BLOOMING LIVE 2019 開催決定

A3! BLOOMING LIVE 2019 開催決定

A3!のライブだって!!

絶対行きたい…。行けたとしたら自分でもこの記事読んでおさらいしてそう。

みなさんもこの記事役に立ててくれ…。そのために書いてるからほんと…。

 

 

A3!の概要

A3!という名前の由来について

A3!とはスマーフォンの女性向けイケメン役者育成ゲームの名称です。
ソシャゲですね。 

A3!

A3!

Liberent無料posted withアプリーチ

 

タイトルのA3!とは、タイトルロゴにも小さく書かれているように、Act!・Addict!・Actors!の頭文字、A3つを並べたものです。
Actは演劇に関係するものを並べると、「幕」、また、戯曲の一定の構成単位のこともActという言葉でよばれているそうですね。
Addictは「中毒」という意味。またはスポーツなどに関しては大ファンという意味にもなるそうです。
Actorsは「俳優(たち)」という単語ですね。
こうして並べてみると、A3!の主題歌の歌詞にも登場する「幕」という単語や、メインストーリーをすすめると出て来る「演劇バカ」に通ずる単語、そしてこれからプレイヤーが育てていく「俳優たち」と綺麗にA3!の世界観に当てはまったものが並べられています。
まさにタイトルって感じですね。

 

ストーリーについての概要

演劇の聖地ビロードウェイの中にある劇団、「MANKAIカンパニー」はかつては人気を誇っていたアマチュア劇団だったものの、主宰(しゅさい)の立花幸夫が姿をくらましてしまってから段々と衰退していってしまい、今や借金は1,000万円。
そこに、父の行方を探していた主人公、立花いづみ(名前変更可)がMANKAIカンパニーから父宛に送られてきた手紙を頼りにMANKAIカンパニーの専用劇場、MANKAI劇場へと足を運ぶ。
そこには借金取りたてのヤクザと、劇団支配人と入ったばかりの劇団員1人の男の子が。ヤクザは借金を返済しないと今すぐにでもこの劇団を潰すと言い、支配人と劇団員の男の子はそれを阻止したい様子。
主人公が名前を名乗ると、ヤクザと支配人は「あの幸夫さんの娘か!」となり、支配人から劇団の再建をお願いされてしまう。そして主人公はこの劇団の主宰・総監督になる。
…というところでしょうか。

 

MANKAIカンパニーとは

このあとの楽曲レビューにも絡んでくることなので、MANKAIカンパニーについてもざっと説明します。
まず、MANKAIカンパニーは春組、夏組、秋組、冬組の4組に分かれて公演を行っています。
それぞれ1組に5人、メインストーリー第一幕段階では計20人の役者が所属していることになります。
春組は王道メルヘン劇が得意、夏組は賑やかなコメディ劇が得意、秋組はアクション劇が得意、冬組はしっとりとしたシリアス劇が得意、というそれぞれの属性を持っています。
このカンパニーには専属の寮があり、基本は2人部屋となっています。詳しい部屋割りはメインストーリーなどで見てみてください。
先程ストーリー説明にもありましたが、専用劇場もあり、寮には稽古場もあります。演劇をやるぶんには申し分のない環境ですね。うらやましい。

 

劇場員の紹介と所属している組

 さて、これから登場人物について軽く個人的主観でお話します。

 

春組(王道メルヘン劇が得意)

我道行くタイプと演劇に関して真面目でまっすぐな人種が対立する。

【リーダー】 佐久間 咲也 サクマ サクヤ(cv.酒井広大)

年齢は17歳の花咲学園の高校3年生。とても純粋でまっすぐだけど、家庭環境に訳あり。ソシャゲガチャのことなどはよくわからないものの、よく激レアを当てるため、至のガチャ代打要員。
モチーフフラワーはサクラ。

碓氷 真澄 ウスイ マスミ(cv.白井悠介)

年齢は16歳の花咲学園の高校2年生。学園にファンクラブがあるくらいの人気者だが、本人は超絶塩対応。ちなみに監督にだけへの愛は病的なもので、公式でサイコストーカーというあだ名を持つ。
モチーフフラワーはスミレ。

皆木 綴 ミナギ ツヅル(cv.西山宏太朗)

年齢、18歳。葉星大学1年生。バイト経験が豊富。劇団では脚本を書いている。兄弟がいるので面倒見が良い。春組のお兄ちゃん。
モチーフフラワーはタンポポ。

茅ヶ崎 至 チガサキ イタル(cv.浅沼晋太郎)

23歳の一流商社マン。裏表が激しく、劇団ではインチキエリートというあだ名を持っている。寮では1人部屋で、遅くまでゲームをしている通称干物エリート。廃課金者。
モチーフフラワーはガーベラ。

シトロン(cv.五十嵐雅)

22歳、謎の留学生。日本語を変なふうに覚えているせいで通訳係の至がいないとなかなか話が進まないことがある。ただ、とても明るい彼も何か事情があるようだ。
モチーフフラワーはジャスミン。

新メンバー 卯木 千景 ウツキ チカゲ(cv.羽多野 渉)

26歳の至と同じ会社の一流商社マン。至の会社の先輩らしい。

辛いものが好きで、カレー好きの監督とはそういう意味では相性が合うが、なんだか女性に厳しく、しかも冬組の密と何かしら関係を持っていたようで…?

謎多き新メンバー。

モチーフフラワーはスズラン。

 

夏組(賑やかなコメディ劇が得意)

劇団唯一のメンバー全員が未成年という特徴を持っている。

【リーダー】 皇 天馬 スメラギ テンマ(cv.江口拓也)

16歳の欧華高校2年生。子役からの人気俳優で両親も有名俳優というサラブレッド。しかし、演劇には特別な想いがある様子。我が強く、素直になれないため、よく衝突してしまうが根は優しく、純粋。方向音痴。
モチーフフラワーはヒマワリ。

瑠璃川 幸 ルリカワ ユキ(cv.土岐隼一)

14歳の聖フローラ中学の3年生。女の子のような見た目とファッションでおとなしいのかと思いきや、芯を持っていてずばずば物事を言う性格。手先の器用さから、劇団では衣装デザイン・衣装係。天馬と同室だが犬猿の仲。
モチーフフラワーはユリ。

向坂 椋 サキサカ ムク(cv.山谷祥生)

14歳の聖フローラ中学3年生。ふわふわしている見た目でも、いつか少女漫画に出てくるような王子様になることに強い憧れを持っている。どこか自信を持てなかったのだが、演劇を始めて変化が?喧嘩の仲裁役。
モチーフフラワーはキキョウ。

斑鳩 三角 イカルガ ミスミ(cv.廣瀬大介)

19歳のフリーター。カンパニーの初代脚本家の斑鳩八角の孫で、おじいちゃん子。おじいちゃんがくれた三角定規の影響なのか、さんかくが大好き。身体能力・演技の実力も共に高く、謎に包まれているが、本人はふわふわしている不思議ちゃん。
モチーフフラワーはダリア。

三好 一成 ミヨシ カズナリ(cv.小澤廉)

19歳の天鵞絨(びろうど)美術大学の2年生。今はチャラチャラしているが中学時代は根暗でガリ勉だった。大学では日本画専攻。劇団のフライヤーやWebデザインなども担当している。裏表なく誰とでもフレンドリー。
モチーフフラワーはハイビスカス。

新メンバー 兵頭 九門 ヒョウドウ クモン(cv.畠中 祐)

土筆(つくし)高校2年の16歳。十座の弟で、かなりのブラコン。

かつてはエースピッチャーを務めるほどの腕前を持っていた元野球児。しかし、小学生から、持っているある「体質」のせいでマウンドに立つことも、人前で何かをすることが苦手で、「自分には何もやり遂げることができない」と思い込んでいるが、果たして演劇は…?

モチーフフラワーはアサガオ。

 

秋組(アクション劇が得意)

A3!クラスタにはSINDOI(しんどい)カンパニーと呼ばれている。

詳しくはA3!メインストーリー秋組を読んで下さい。

【リーダー】摂津 万里 セッツ バンリ(cv.沢城千春)

17歳の花咲学園高校3年生でヤンキー。何でもそつなくこなしてしまう、本人曰く「人生スーパーイージーモード」。しかし、演劇に関しては今までとは違う手応えを感じ始めているようで…。至とはガチゲーマー組でよくゲームをしている。
モチーフフラワーはコスモス。

兵頭 十座 ヒョウドウ ジュウザ(cv.武内駿輔)

17歳、欧華高校3年生。硬派な不器用ヤンキー。万里とは寮で同室だが犬猿の仲。甘いものが好きなことを必死に隠しているが周りにはバレバレである。夏組の椋とは親戚同士で、椋に十ちゃんと呼ばれている。
モチーフフラワーはヒガンバナ。

七尾 太一 ナナオ タイチ(cv.濱健人)

16歳の欧華高校2年生。元気印のワンコみたいだが、この劇団に入ったのは実はかなりの裏があって…。本人たちは気づいていないが、実は幼少期夏組の幸とは家が隣同士の幼馴染で、当時幸を女の子として認識していた太一は幸が初恋の相手である。
モチーフフラワーはパンジー。

伏見 臣 フシミ オミ(cv.熊谷健太郎)

20歳の葉星大学3年生。190cmと大柄だが夕飯を担当したり夜食を差し入れしたり、スイーツを手作りしたりと女子力高め。穏やかな性格だが、昔はかなりやんちゃをしていた。そのやんちゃが引き金で親友を亡くし、その親友の影響で演劇を始めた。A3!クラスタの間での呼び名は「おみみママ」。
モチーフフラワーはカーネーション。

古市 左京 フルイチ サキョウ(cv.帆世雄一)

30歳の職業ヤクザ。元はこの劇団の借金の取り立てだったが、実は幼少期からこの劇団には想い入れがある様子。主人公のヒロインにも幼少期に会っており、なにやら特別な感情が…?かなりの倹約家。暴走しがちな劇団員を怒号でまとめるまとめ(パパ)役。
モチーフフラワーは菊。

新メンバー 泉田 莇 イズミダ アザミ(cv.小西成弥)

14歳の種ヶ丘中学の3年生。実家は左京が入っている銀泉会といういわゆるヤクザが家業。メイクアップアーティストになりたいという夢があり、父親と衝突。劇団ではメイク係として活躍している。

左京の舎弟、迫田のことは慕っているが、莇のお目付け役兼世話係の左京とは犬猿の仲で反抗するが、本当は…?

見た目や反抗的な言動とは裏腹に、キスというワードだけで赤面したり、少女漫画を破廉恥と言ったりなど、かなりのピュア。

モチーフフラワーはアザミ。

 

冬組(しっとりとしたシリアス劇が得意)

変人の塊・・・。

詳しくは各メンバーのプロフィールから。

【リーダー】月岡 紬 ツキオカ ツムギ(cv.田丸篤志)

24歳のフリーター(家庭教師)。優しく、祖母の影響で草花が好き。昔一度演劇から逃げ出してしまった事があるが、やはり諦めきれずにこの劇団に入団。
モチーフフラワーはスイセン。

高遠 丞 タカトオ タスク(cv.佐藤拓也)

24歳の職業、役者。メインストーリー1話でも出て来るが、元々は大手人気劇団GOD座という劇団のトップ。GOD座に思うところがありこの劇団へと入団した。紬とは幼馴染だが、演劇から一度逃げた紬をなかなか許すことが出来ずにいた。しかし、あることがきっかけで昔のような仲を取り戻すことになる。
モチーフフラワーはラン。

御影 密 ミカゲ ヒソカ(cv.寺島淳太)

25歳の無職。記憶を失くして劇団の寮の前で倒れているところを発見され、劇団に勧誘されて入団。いつも寝ている。マシュマロが大好物でそれ以外のものはあまり食べない。たまに夕飯も食べないでマシュマロを食べているか寝ているかしているよう。
モチーフフラワーはアネモネ。

有栖川 誉 アリスガワ ホマレ(cv.豊永利行)

27歳、職業は詩人。独特な詩興を披露する。一見意味不明だが詩人として本も出版しているほどの実力者。紅茶が好き。密と同室で、稽古中密が寝ないようにつついたりマシュマロを与えたりしている。奇天烈で悩み事のなさそうな誉だが、人と関わる上で大事なことが欠如していることが悩みなようで。
モチーフフラワーはバラ。

雪白 東 ユキシロ アズマ(cv.柿原徹也)

年齢は秘密。職業フリーター。劇団の中で1番アダルティーかもしれない。添い寝屋をしていたこともあり、人の悩みを聞いたり、話を聞き出すのは上手いが、なかなか自分の事を話さない。しかし、過去にあったある出来事のせいで独りは苦手。
モチーフフラワーはツバキ。

新メンバー ガイ(cv.日野聡)

年齢非公開の自称アンドロイド。シトロンの母国、ザフラ王国の者で、シトロンのことはシトロンの本名らしきシトロニアと呼ぶシトロンの元従者。

実は幼少期に日本に住んでいた形跡があるものの、本人にはその記憶がない。自分のことをアンドロイドと言うのにもなにか訳がありそう。感情を表に出すことができず演劇に苦労するが、冬組メンバーのサポートもあり、どんどん成長していくガイ。

物語の最後には、シトロンとの関係性にある変化が…?

モチーフフラワーはラナンキュラス

 

とまあ、メインキャラクターはこんな感じでしょうか。個性豊かなメンバーに合ったキャラソンや、役に入り込んだ各々が歌う公演曲など、曲によってそのキャラの様々な表情が見れるのがA3!楽曲の良いところなのではないかなと思います。

 

A3!楽曲は定額音楽配信のAmazon Music Unlimitedで第1部曲がほぼ全楽曲が聴けちゃいます。

無料体験もできますのでこちらの記事を参照してください。

 

irohamane.hateblo.jp

 

新ミニアルバム発売決定!

www.a3-liber.jp

ブルライ(A3! BLOOMING LIVE 2019)のBlue-ray&DVD発売決定!

www.a3-liber.jp

 

 

A3ders!楽曲

A3ders!とは

春組・夏組・秋組・冬組のリーダー4人によるユニットです。

1stシングル:「MANKAI☆開花宣言」

 

01「MANKAI☆開花宣言」

作詞・作曲・編曲:大石昌良
ボーカル:佐久間咲也・皇天馬・摂津万里・月岡紬(cv.酒井広大・江口拓也・沢城千春・田丸篤志)


曲はサビから入るアップテンポの曲。春組リーダーの咲也の爽やかでまっすぐな歌声から始まり、すぐに4人合わせての元気な「MANKAI!」の掛け声が入ります。
Aメロ・Bメロは勢いがよく、サビの入りでは少しテンポが落ちて今まさに幕が上がっているかのような曲調へと変化します。
歌詞の中にはA3!の役者たちが抱いている「満開に咲きたい」という気持ちが散りばめられていてOPとしてピッタリの楽曲。
この楽曲にはCメロがあり、そのCメロの歌詞には過去のしがらみや自分で勝手に作ってしまっている殻のようなもどかしさ、それでもそれを乗り越えて絶対に役者としてここで咲きたい。そんな意思が感じられる歌詞になっています。

 

MANKAI☆開花宣言

MANKAI☆開花宣言

  • A3ders![佐久間咲也、皇天馬、摂津万里、月岡紬(CV:酒井広大、江口拓也、沢城千春、田丸篤志)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

02「リーダー会議」

こちらはボイスドラマになっています。各組のリーダーたちによるリーダー会議のようすが収録されています。

03「MANKAI☆開花宣言(Instrumental)」

収録曲1の「MANKAI☆開花宣言」のボーカル無しバージョンですね。
楽曲そのままを楽しめるボーカル無しバージョン、個人的にけっこう好きです。


ちなみにA3!はメインストーリーが現在は第一幕しかありませんが、第二幕の制作・配信が決定しました。第二幕のOPも大石昌良さん、A3ders!が担当ということで、どんな楽曲になるか今から楽しみです。

 

2ndシングル:「春夏秋冬☆Blooming!」

 

01「春夏秋冬☆Blooming!」

作詞・作曲・編曲:大石昌良

ボーカル:佐久間咲也・皇天馬・摂津万里・月岡紬(cv.酒井広大・江口拓也・沢城千春・田丸篤志)

 

第二部ではテーマが「家族」ということが公開されており、その中でこの楽曲がテーマソングになったわけですが、この楽曲には、1stシングルの「MANKAI☆開花宣言」と比べると少し落ち着いた曲調になっているように思います。

統一感があり、落ち着いた中にも、更に成長を遂げたいという、キャラクターそれぞれの想いがたくさん詰まった楽曲のように思えて、そう感じるととても愛しくなります。

1stシングル「MANKAI☆開花宣言」時点では、不確かだったものがこの楽曲では確かなものに変わったように思います。歌詞を見てみると、「シナリオは偶然なんかじゃない」や「運命だと思いませんか?」などの歌詞には、監督と自分たちキャラクターの出会いは必然だったと胸を張って言える心境の変化を掴み取ることが出来てこちらも嬉しくなります。

サビやAメロなど、曲を聴くと一貫してリズムは揃っていて、初めて聴いたような人でもすぐにこの楽曲のリズム感に身体が動いてしまうようなキャッチーな曲です。

しかし、キャッチーな曲の中にもきちんと作り込まれているメロや、フレーズなどが、聴けば聴くほどにより一層新しい発見を見つけさせてくれて、とても楽しい曲ですね。

 

この楽曲を作った大石さん本人も、「1周年記念スペシャル公開生稽古」というイベントにて司会として出演し、この楽曲について「(「MANKAI☆開花宣言」につづいて)ゴールドディスクを獲るんじゃないかと思ってる」や「A3!のことを知らない人が『いい曲』と言うくらいいい曲にできた。こんなこと普段僕言いませんが、出来上がった時に”売れる曲”って思った。レーベルの人にも『売ってください!』とお願いした」と話すなど、本人も納得の出来栄えらしいです。

実際私はその言葉は嘘じゃないと思っていて、いま公開されているショートバージョンでさえもここまでの完成度なら、きっとフルでのこの楽曲はさらに私たち聴き手を楽しませてくれる楽曲なのではないかと思っています。

 

春夏秋冬☆Blooming!

春夏秋冬☆Blooming!

  • A3ders![佐久間咲也、皇天馬、摂津万里、月岡紬(CV:酒井広大、江口拓也、沢城千春、田丸篤志)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

02「リーダー会議2」

 

こちらは前回の1stシングルに引き続き、各組リーダーの会議のもようを収録したものになっています。

今回の収録では、なんと実際に4人(酒井広大・江口拓也・沢城千春・田丸篤志)の方も同じ空間で収録をしたらしいので、1stシングルのリーダー会議とはまた違ったその場の空気というものもよりリアルに楽しめるのではないかなと期待しています。

 

03「春夏秋冬☆Blooming! (Instrumental)」

 

こちらは収録曲1のオフボーカルバージョンですね。

ボーカルがなくなったからこそ聴ける、曲において結構大切な裏メロだったり、ボーカルが入っていない場合はどの楽器がどう盛り上げているのか、どう抑えているのかも聴きどころとして楽しめますね。

BRBRookies!楽曲

BRBRookies!とは

ゲーム本編メインストーリー第2部より、春組・夏組・秋組・冬組各組に新メンバーとして加入した4人のユニットです。

1stシングル「GOLDEN ENCORE!」

作詞・作曲・編曲:中山真斗

ボーカル:卯木千景・兵頭九門・泉田莇・ガイ(cv.羽多野渉・畠中祐・小西成弥・日野聡)

 

A3ders!が歌う、「春夏秋冬☆Blooming!」とちょうど対になる曲になるとのことです。

「家族」がテーマの楽曲と対になる曲…。新しく迎えられたメンバーの戸惑いや他のメンバーの温かさに触れてどう感じたのか、などの感情が感じ取れるような楽曲なのでしょうか…。

 

新メンバー4人のボーカルから爽やかに入るこの楽曲。

演劇にそれぞれ魅了され、役者として花が咲きつつある新メンバーたちが、千秋楽の演劇などで行われるカーテンコールを題材にそれぞれの心境を歌っています。

「カーテンコールが終わらない」「夢をどうぞ」という歌詞があり、その中には、まだこの役で演劇をしていたい気持ちや、役者としての自我が芽生えたのか、お客を楽しませたい。そんな気持ちが詰まっているかのように思えます。

楽曲自体はポップで明るいものでうきうきするようなものですが、どこか落ち着いた雰囲気のある不思議なものです。金管楽器が目立つリフが、まるでパレードに使われているような楽曲のように連想させます。でもこれは、新メンバーそれぞれが、今回主役・座長を経験して、それぞれのワケありを乗り越えて舞台に立った際に感じた、はじめは長いと感じていたものでも、終わればあっという間のパレードのように感じる舞台のことを思ったからこそのインストなのかなと思います。

歌詞には1番にも2番でもそれぞれ春・夏・秋・冬、各組の新メンバーの心情がうつしだされているようなものが印象的です。

また、演劇というものを教えてくれたMANKAIカンパニーメンバーや、監督(ヒロイン)への想いも乗せられており、カンパニーみんなでひとつの家族、というものが新メンバーにも浸透しているように思います。

サビはキーが上がりすぎることなく、ピアノで言う、黒鍵がちらりとあり、それがまた癖になります。そしてリズムもスタッカートのような跳ねるようなリズムで、それに合わせるように金管楽器も合わせられ、ボーカルとの一体感が感じられます。

サビの最後では「このパレードが終わらないように」などの歌詞で、やはり演劇、舞台をパレードのように感じ取っていることが明らかになっています。

そして、間奏ではまるで音楽を巻き戻したかのようなエフェクトのようなものが入っています。これは個人的に、2番の歌詞はそれぞれの新メンバーの過去を思い出している歌詞のように思うので、もしかしたら時を巻き戻しているような意味なのかもしれません。

2番のサビでは、新しい自分を見つけたいという4人の思いが歌われています。演劇を通じて、今まで分かった気でいた自分自身に、まだ全然自分でも拓けていなかった可能性や、むしろ閉ざしてしまっていた可能性を見出したからこその歌詞なのだと思います。

第二部のメインストーリーでは、それぞれカンパニーに元々いたメンバーが進路のことで迷ったり、故郷に帰ってしまったりと、プレイヤー側からも、ゲームの中だからといって「永遠はない」と考えさせられる内容でした。この楽曲で新メンバー4人もそれは感じているのか、やはり歌詞には「きっと永遠なんてないから」という少し切ない歌詞がありますがしかし、その後にすぐ「それぞれに一番綺麗な花が咲く」という、A3!らしい花が咲くという内容の歌詞もあり、なんだか前向きにさせられます。

曲の最後はやはりポジティブなままで、でも永遠がないと理解しているからこそ、今この瞬間を大切にしようという意思が伝わってくるもので終わっています。

爽やかに終わっていて、第二部のエンディング楽曲として何も違和感がありません。

 

こちらの楽曲のCDは2018年6月20日発売とのことです。

2曲目には新キャラ4人が焼き肉を食べている様子を録り下ろしたボイスドラマ、「ルーキーズ焼き肉」、3曲目には「GOLDEN ENCORE!」のInstrumentalが収録されています。

また、メインストーリー第二部を全て開放・読破するとこの楽曲がED曲として流れる仕様になっているそうです。

みんな頑張って第二部全部開放して読もうな…途中途中しんどいけど泣いても頑張ろうな…。

 

 

オリジナルサウンドトラック「A3! OST」の発売!

A3! Original Soundtrack

A3! Original Soundtrack

 

2018年8月22日に発売されています。

主題歌の「MANKAI☆開花宣言」、各組ユニットテーマソング、各組旗揚げ~第3回公演曲のインストアレンジが収録されています。

第一部の楽曲を中心に全27曲が収録!

ゲームアレンジされた楽曲ならではのポップ感や耳馴染みのある曲がCD化されると作業用BGMとして使えるしめちゃくちゃはかどりますね。

個人的にボーカルの入っていない、インストまとめは文字を書く作業や慎重さを求められるときに大活躍するのでとても嬉しい…。ありがとう公式…。

 

 

ミックス公演楽曲

ミックス公演楽曲とは

まず、ミックス公演とはゲーム内でキャラ投票によって選ばれたキャラクターが主演、準主演などになるもの。

ミックス公演楽曲は、その公演に合った楽曲のことです。

上手く説明できない…。

1stシングル「ウラオモテTEACHER」

この楽曲は2018年12月12日に発売されています。

主演は茅ヶ崎至、準主演は摂津万里のガチゲ組です。

01:Growing Pain

作詞・作曲:ANCHOR(ZiNG) 編曲:ZiNG

ボーカル:二見重人&新橋新(茅ヶ崎至・摂津万里)(cv.浅沼晋太郎・沢城千春)

かっこよく、リズムもノりやすいロックチューン。少し素直じゃないギターの音色がより一層ロック感を出しています。

シンプルでも少し派手目のドラムは楽曲全体を盛り上げつつしかし曲の雰囲気を司っています。

ボーカルは、フラットに歌われる至パートと、全体的にガッツのある万里パートとで違いはあれどサビでは一気にハーモニーに変わり、違和感のないものになっています。

A・Bメロではクールな印象が強く感じられるこの楽曲では、サビでは一気に華やかになり、爽やかな曲になっています。

Growing Pain

Growing Pain

  • 二見重人&新橋 新[茅ヶ崎至、摂津万里(CV:浅沼晋太郎、沢城千春)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
02:放課後ミッドナイト

作詞・作曲・編曲:ANCHOR

ボーカル:只野誠人&近藤譲(斑鳩三角・月岡紬)(cv.廣瀬大介・田丸篤志)

こちらもロックチューン。しかしどこか影があるものになっています。

役に入り込む三角なので、いつものふわふわした雰囲気はなく、クールなものになっており、サビでは頭を振りたくなるようなリズム感が癖になります。

しかし歌詞をきちんと聞くと、ミックス公演のストーリー上道を少し間違えてしまった2人だからこその「まだ間に合うのかな」というような少し切なく感じる言葉も入っており、ぎゅっと胸を締め付けられます。

放課後ミッドナイト

放課後ミッドナイト

  • 只野誠人&近藤 譲[斑鳩三角、月岡 紬(CV:廣瀬大介、田丸篤志)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
03:ボイスドラマ「たるち&NEOの役作り実況」

もう何も言えない…聞け…聞くんだ…。

 

 

春組楽曲

1stアルバム「A3! First SPRING EP」

このアルバムは2017年5月24日に発売されています。
春組の1stミニアルバムです。春組ユニットテーマソング、旗揚げ公演曲、咲也と真澄の2人のキャラソンが収録されています。

【A3!】A3! First SPRING EP 試聴動画 - YouTube

 

01「Spring has come!」

作詞・作曲・編曲:園田健太郎
ボーカル:佐久間咲也・碓氷真澄・皆木綴・茅ヶ崎至・シトロン(cv.酒井広大・白井悠介・西山宏太朗・浅沼晋太郎・五十嵐雅)

 

この楽曲は春組のユニットテーマソングです。
春らしい華やかな幕開けを演出するような金管楽器の音と共に、リーダー咲也の元気なスタートの台詞から始まるこの曲は聞いているとわくわくしてきますね。
春組のそれぞれのメンバーのことを表している歌詞と、そのピックアップされたキャラクターに対してそれぞれがどう思っているかなど、春組の細かな人間関係や絆が楽曲から伝わってきて面白いです。
また、サビ前の「今さら待ったはないのさ」という歌詞から、この道でやっていく決意がひしひしと感じられ、応援していきたくなります。
キャラクターがそれぞれなんだかんだ楽しそうに歌っている様子が歌詞やメロから表現されていますね。

 

Spring has come!

Spring has come!

  • 春組[佐久間咲也、碓氷真澄、皆木綴、茅ヶ崎至、シトロン(CV:酒井広大、白井悠介、西山宏太朗、浅沼晋太郎、五十嵐雅)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

02「僕らの絆」

作詞:利根川貴之 作曲・編曲:北川勝利(ROUND TABLE)
ボーカル:ロミオ&ジュリアス(佐久間咲也・碓氷真澄)(cv.酒井広大・白井悠介)


この楽曲は春組の旗揚げ公演の公演曲ですね。
春組の旗揚げ公演は「ロミオとジュリエット」をアレンジした「ロミオとジュリアス」でした。そのロミオとジュリアスが歌う公演曲です。
演劇らしくロミオ(咲也)の台詞から入るこの曲はお互いの家柄のせいであった困難を乗り越えて最後には一緒に旅に出る、というストーリーが楽曲上で語られています。
この曲では咲也が下パート、真澄がユニゾンを歌っているなど、あまり見ないパート分けになっています。
優しくも力強い歌声と2人のハモリが聞いていてとても気持ちのいい楽曲です。

 

僕らの絆

僕らの絆

  • ロミオ&ジュリアス[佐久間咲也、碓氷真澄(CV:酒井広大、白井悠介)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

03「赤い髪のチェリーブロッサム」

作詞:利根川貴之 作曲・編曲:yamazo
ボーカル:佐久間咲也(cv.酒井広大)

 

こちらの曲は春組リーダー咲也のキャラクターソングです。
咲也は赤い髪、チェリーブロッサムは「桜の花」という意味なので、咲也をそのまま表したようなタイトルですね。
曲は春の陽気のような穏やかさ。しかし歌詞の中にはやっと居場所を見つけた咲也の気持ちと、演劇に対する咲也の気持ちが強く込められています。
咲也の優しく穏やかな性格と、その性格の裏に見え隠れする演劇に対する気持ち。そしてヒロインの監督に対する想いなどがこの楽曲から伝わってきますね。
決してアップテンポとは言えないかもしれませんが、聴いているだけでこちらも「頑張ろう」と思える楽曲です。

 

赤い髪のチェリーブロッサム

赤い髪のチェリーブロッサム

  • 佐久間咲也(CV:酒井広大)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

04「SICK SICK SICK」

作詞・作曲・編曲:中山真斗
ボーカル碓氷真澄(cv.白井悠介)

 

リーダー咲也のキャラクターソングに対して少し激しめな楽曲の真澄のキャラクターソングです。
さすが公式でのあだ名がサイコストーカーなだけあってヒロインの監督に対する愛が止まらない…そんな曲ですね。
もう冒頭から高校生なのに「最後の愛だ」とか言っちゃって、真澄は本当に監督しか見てない。演劇を始めたきっかけも監督に一目惚れしたからだし、まさにタイトル通り病的ですね。
楽曲自体が監督(ヒロイン)へのラブレターなので真澄推しにはたまらない曲です。
しかし、ラブレターだけなのかというと、ところどころに演劇に関するようなワードが出てきたりで、A3!の世界観にピッタリハマっていますね。

 

 

SICK SICK SICK

SICK SICK SICK

  • 碓氷真澄(CV:白井悠介)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

2ndアルバム「A3! Blooming SPRING EP」

このアルバムは2017年10月4日に発売されています。
春組の2ndミニアルバムです。春組第2回公演曲、第3回公演曲、キャラクターソングは、綴、至、シトロンの3人分の楽曲が収録されています。

【A3!】A3! Blooming SPRING EP 試聴動画 - YouTube

 

01「ワンダーランド・ア・ゴーゴー!!」

作詞・作曲・編曲:大石昌良
ボーカル:アリス&帽子屋(碓氷真澄・茅ヶ崎至)(cv.白井悠介・浅沼晋太郎)

 

この楽曲は春組の第2回公演曲です。
この春組の公演は真澄演じる真面目な青年、アリスが不思議な世界に迷い込んでしまい、少し柔軟な世界に触れて成長するというストーリー。この公演のなかで至はアリスの通う大学の教授と、アリスが迷い込んだ先の不思議の国の帽子屋という2つの役を演じています。
さて、不思議の国が世界観なので、楽曲も楽しげなのにどこか不思議な雰囲気が見え隠れしています。
真澄と至パートはきちんと分かれていますが、声質が似ているためか初めて聴いた際、少し聞き分けが出来ない部分などもあるかもしれません。少し低い方が至、少し高い方が真澄です。(中の人曰く、至は帽子屋という少し怪しい感じ、真澄はらんららの部分は真澄にしては結構楽しげな感じで歌ったそうです。)
声質も、春組の中で我道を貫いているという部分でも似ている2人のハモリやコーラスの自然な馴染みは、真澄と至だからこそ、という感じでもある楽曲ですね。

 

ワンダーランド・ア・ゴーゴー!!

ワンダーランド・ア・ゴーゴー!!

  • アリス&帽子屋[碓氷真澄、茅ヶ崎至(CV:白井悠介、浅沼晋太郎)]
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02「思い出のねじ巻き」

作詞:ミズノゲンキ  作曲・編曲:長谷川智樹
ボーカル ルーク&S(皆木綴・シトロン)(cv.西山宏太朗・五十嵐雅)

 

この楽曲は第3回春組公演曲です。
この物語は綴演じるルークがシトロン演じるSを友達として創るところから始まります。創る、というのは決して我々がよくつかう、「友達を作る」のようなニュアンスではなく、機械の友達を創るということになっています。
しかし、ぜんまいで作られたロボットはいつか破滅を呼ぶなど恐れられる存在だったのです。そのため、ふとしたきっかけでSの存在が見つかってしまい、ルークはどこかにSを隠そうとしますが、Sは自分を壊してほしいと懇願します。
Sは人の心をなかなか理解できずにルークと衝突をすることも多かったのです。しかし、それでも互いにかけがえのない存在になっていました。そんな2人が下す決断に、切なくなる…そんなストーリーです。
楽曲の雰囲気は、どこか異国の…でも異世界のような独特の雰囲気を醸し出している感じ。歌詞にはSの特徴でもあるロボットというものが散りばめられており、物語のストーリーを思い出し胸が締め付けられ切なくなります。

 

思い出のねじ巻き

思い出のねじ巻き

  • ルーク&S[皆木綴、シトロン(CV:西山宏太朗、五十嵐雅)]
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03「ダンデライオンのあくび」

作詞・作曲・編曲:やしきん
ボーカル 皆木綴(cv.西山宏太朗)

 

この楽曲は春組のメンバー兼、劇団の脚本を手がける綴のキャラクターソングです。
ゆったりとした曲調と綴らしい優しい歌声が聴いていてとても心地よいですね。
楽曲タイトルのダンデライオンですが、語源はフランス。意味はたんぽぽ。綴のモチーフフラワーはたんぽぽなので、まさに綴そのままのタイトルですね。
憧れにきちんと向き合う姿勢と、脚本を手がける綴らしい言葉選び。サビではすとんと聴き手の心に落ちてくるような歌詞が、ゆったりとした中にきちんとしたリズムと確かな熱さを持っているメロディーがマッチして落ち着きます。個人的に、「眠れない」ではなく「眠らない」という歌詞がとても綴らしくて好きです。
きっとこの曲は綴が脚本を書いているそのままの姿を映した楽曲なのかな、と個人的に思います。

 

ダンデライオンのあくび

ダンデライオンのあくび

  • 皆木綴(CV:西山宏太朗)
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04「Gamer’s High」

作詞・作曲・編曲:Heart’s Cry
ボーカル:茅ヶ崎至(cv.浅沼晋太郎)

 

干物エリート、インチキエリートと呼ばれる春組メンバー至のキャラクターソングです。
1番体力のなさそうなインドア派の至が春組の中で1番ハードそうな楽曲を歌っていて、それはそれでまたギャップがたまらない曲になっています。
ボーカル無しバージョンを聞くとよく分かるのですが、まるで至が遊んでいるゲーム空間を表したようなピコピコ音だったりが入っていて、まさに至の世界観をそのまま曲に落としたような楽曲。
春組の1stミニアルバムに収録されている真澄のキャラクターソングにも引けを劣らない我が道を行くスタイルの楽曲に仕上がっています。
これもしライブとかでやったらとてもおもしろそうですね。至は疲れてそうですけど。

 

Gamer's High

Gamer's High

  • 茅ヶ崎至(CV:浅沼晋太郎)
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05「シトロンの正しい日本語講座?」

作詞・作曲・編曲:園田健太郎
ボーカル:シトロン(cv.五十嵐雅)

 

絶妙に日本語を間違える春組メンバー、シトロンのキャラクターソングです。
入りはシトロンの語りから入るのですが、初っ端から日本語を間違えてます。その後の間奏ではシトロンの名前のコーラスが入ります。シトロンらしく、明るく陽気な楽曲ですね。
歌詞の中にメンバーの名前が出てきたりと、その場面を想像するとクスッと笑えてきてしまうような曲になっていますね。
そして、よく聞くと楽曲のところどころでシトロンが日本語を間違えると「ブブー」という音が入っていたり、遊び心満載ですね。
サビにもあるように、陽気な中にも日本語を覚えてみんなと仲良くなりたい、というシトロンの秘めた想いが見え隠れしているのも個人的にツボです。

 

シトロンの正しい日本語講座?

シトロンの正しい日本語講座?

  • シトロン(CV:五十嵐雅)
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3rdアルバム「A3! VIVID SPRING EP」

 

このアルバムは2018年10月3日に発売されています。

新メンバーを加えた春組の新ユニットテーマソング他、第4・5回公演曲が収録、また、新メンバー卯木千景のキャラクターソングも収録されています。

 

01「春ですね。」

作詞・作曲・編曲:園田健太郎

ボーカル:佐久間咲也・碓氷真澄・皆木綴・茅ヶ崎至・シトロン・卯木千景(cv.酒井広大・白井悠介・西山宏太朗・浅沼晋太郎・五十嵐雅・羽多野渉)

 

新メンバーを加え、一新したかのように思える春組メンバーですが、変わりすぎることもなく、むしろ少し落ち着いた雰囲気の味わえる楽曲になっています。

実家のような安心感はそのままに、しかし春という始まりの季節の彼ららしくどこか前向きにさせてくれる楽曲です。

それぞれの歌詞パートがそれぞれのキャラクターに合ったもので個人的に泣きました。

人は変われて、立ち止まって、遠回りもして、それでもいいんだと思わせてくれる歌詞に感銘を受けました。

メロ的には、澄んだ春の空のようなピアノに、落ち着いたギターやドラムも統一感があり、これぞ春組!と思わせてくれます。

春ですね。

春ですね。

  • 春組[佐久間咲也、碓氷真澄、皆木綴、茅ヶ崎至、シトロン、卯木千景(CV:酒井広大、白井悠介、西山宏太朗、浅沼晋太郎、五十嵐雅、羽多野渉)]
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02「嘘つきは魔法のはじまり」
作詞・作曲:やしきん 編曲:奈良悠樹
ボーカル:オズワルド&リック(卯木千景・佐久間咲也)(cv.羽多野渉・酒井広大)
 
この楽曲は新メンバーの千景を迎えた春組の公演曲です。
舞台のストーリーはアメリカで連続詐欺事件の犯人として指名手配されていた根っからの悪党、オズワルドが気球に乗って逃亡している途中に竜巻に巻き込まれて魔法使いのいるオズの国へと飛ばされてしまう。その国で素直なリックに出会い、少しずつ今までになかった感情が芽生え、戸惑いながらも最後には元の世界へ帰るという物語。オズワルド役は新メンバーとして春組に加わった千景。やりやすさを求めるために脚本は千景の当て書きなので、カンパニーの脚本家、綴から見た千景が映し出されています。
ボーカルから入るこの楽曲は最初こそ「なんでこんな面倒なことに」と呆れるオズワルドの心情と、悪い魔法使いに怯えるリックがすがれる希望がやってきた!という希望に溢れた正反対のような感情の歌詞から入ります。
雰囲気はどことなく秋組の「一夜限りの相棒」に似たところがありますね。これは多分、詐欺師というオズワルドのキャラクター性が裏社会のような部分を秘めていて、秋組の『なんて素敵にピカレスク』に通ずるところがあるからでしょうか。
しかしAメロが始まると先程の雰囲気とは少しずつ変わり、軽やかなメロと2人が演じながら歌っている情景が浮かぶような、そんな曲調に変わります。
不思議でミステリアスな新メンバーの千景と、今までの春組が合ったことにより、今までとはどこかが違う、しかし以前と変わらない部分は変わらない春組の安心感のある楽曲になっています。
Bメロではオズワルドとリック、それぞれが違った歌詞を歌うという、リプライズ?という手法に似ているものを使ってそれぞれの気持ちを一気に聴かせて聴き手を盛り上げていきます。
サビではハモリも咲也が歌っていたと思ったら後半では千景がハモっていたり、リズミカルな「情熱的な」のメロの部分が一気に曲に聴き手を引き込みます。私も個人的にここノリノリです。
Short ver.の最後では、「嘘と嘘を掛け合わせる」という歌詞や「優しい魔法できあがり」という歌詞から、オズワルドという役柄を通して千景は本当はいい人なのだという千景自身のキャラクター性が上手く引き出されています。これはきっと、一緒に歌っているのがリーダーの咲也だからこそ、千景の「本当」の部分を一部でも引き出せた結果なのではないかと思います。
曲のはじめと終わりを聴いていても、ボーカルの千景の声が少し心をひらいているように優しく聴こえるような気がしてなりません。
嘘つきは魔法のはじまり

嘘つきは魔法のはじまり

  • オズワルド&リック[卯木千景、佐久間咲也(CV:羽多野渉、酒井広大)]
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03「The Pride Of The Knights」

作詞・作曲・編曲:ミト(クラムボン)

ボーカル:ランスロット&ガウェイン(茅ヶ崎至・卯木千景)(cv.浅沼晋太郎・羽多野渉)

 

この楽曲は春組第5回公演曲で、今回の舞台はオリジナルストーリーのものではなく、茅ヶ崎至が大ファンのゲーム、「Knights of Round」通称「ナイラン」とのコラボ舞台のストーリーです。こだわりが強いゲーム会社の方との衣装やシナリオ、演技への姿勢など様々なものが立ちはだかりますが、衣装担当の幸、フライヤーなどの劇団のデザイン担当の一成、脚本担当の綴がそれらを乗り越えますが、ナイランファンの至は自分から名乗りをあげた主人公(主演)のランスロットの演技に詰まってしまいます。それを克服できるのかも見どころですね。

舞台のストーリー自体はゲームをそのまま舞台化したようなものではなく、MANKAIカンパニーらしさも重なっているものとなっており、いつもの春組らしさを感じ取れる内容になっています。ゲーム自体はRPGモノなので魔物が出てきたり、魔術師が出てきたりなど、ファンタジー要素も強いです。

物語の時間軸は中世のブリタリア。主人公のランスロットは元から妖精が見え、その妖精グエンと行動を共にしていると魔術師と出会う。その魔術師も妖精が見える者だった。

魔術師に言われるがまま、ランスロットはアーサー王に仕えるために旅を続ける。その道中に魔物と戦い、今にも危ない騎士、ガウェインと出会い、仲間になる。ガウェインに案内されるまま城へ入るとそこには原因不明の病にかかったアーサー王がいた。王もまた妖精が見え、妖精と仲睦まじいランスロットに病を治してほしいと打診する。

魔術師のマーリンによると、病は聖杯ホーリー・カリスによって癒やすことができるという情報をもらう。聖杯を探す旅に出るランスロットとガウェイン。その道中で魔物に襲われているガレスという青年と出会う。このガレスは、ガウェインと腹違いの兄弟であった。ガウェインはガレスを仲間に加えることを決意。3人で旅をすることに。

無事、聖杯を見つけると3人は急いで王のもとへ帰還する。聖杯により病を癒やすことができた王だったが、魔術師のマーリンから王の命令で妖精グエンにまじないをかけたと報告されるランスロット。グエンをマーリンの魔術を使って人間にし、王妃にするとアーサー王は言う。しかし、本来妖精は人間の理由で縛り付けてはいけないもの。反感を買うと大変だと王を説得しようとするランスロットだが、王はそれを聞き入れない。

そしてグエンを人間にしようとする儀式当日にランスロットはその儀式に乗り込む。そこに加勢したのは王側についているガウェインの弟のガレスだった。戦うも、ガレスは力不足で力尽きてしまう。なんとかグエンを救出したランスロットは追いかけてきたガウェインにガレスが死んだことを聞かされる。ランスロットとガウェインが戦っているさなか、王のもとに王に仕えていたはずのモードレッドが裏切り、城はモードレッドに従いつつあるという知らせが届く。ランスロットとガウェイン、王は共に城へと急ぐ。

なんとすべての黒幕はマーリンだったことが判明する。魔術師と偽っていたマーリンは実は魔物だったのだ。マーリンに操られているモードレッドとマーリンに立ち向かう王とランスロット一行。果たして結末は―――…。というような物語。

 

そして楽曲自体は壮大な、今から冒険に出るというワクワク感を演出したようなRPG独特のものに、主演の至のセリフから入ります。至に続いて千景のセリフも入り、2人一緒のセリフにはエコーが強くかかりここから2人の覚悟と共に何かが始まる…そんな感覚になります。

RPGの楽曲ですが、楽曲自体はAメロは意外とギターがきいており、少しロックを彷彿とさせますが、Bメロではなめらかな音楽になり、ギターとも調和がとれていて、普段RPGなどをしない方にも親しみやすい楽曲構成になっています。サビではドラムの4つ打が印象的で、今回の公演で騎士として活躍する千景の力強い歌声が響きます。このサビの雰囲気は今まさに魔物と命がけで戦っている騎士の緊迫した状況そのものといった感じがしてまるでナイランをプレイしているような感覚になりますね。

そして間奏付近では舞台の中で使われるセリフの掛け合いが入っており、今度はナイランをプレイしているというよりも、本当に春組のこの舞台を観劇しているような錯覚に陥ります。ダイジェストのように冒頭のセリフから、ランスロットとガウェインの衝突を描く剣の音、なぜ王に背いたのか、なぜ裏切ったのか理解できないガウェインの葛藤が描かれているセリフや、理解してほしいランスロットの苦しいセリフなどが入っており、この物語の複雑さや登場人物のすれ違いの辛さなどがよく表れていてハラハラします。

落ちサビでは、和解した2人がそれぞれ「一緒に」と歌っており、全ては解決したことがわかりホッとします。そして曲の終わりはまるで戦いが終わり、朝日が昇るような爽やかな終わりとなっておりスッキリしたものです。

この、同室、会社の先輩後輩ペアが主演と準主演で曲を出すのなんか感慨深いです。(個人的に)

The Pride Of The Knights

The Pride Of The Knights

  • ランスロット&ガウェイン[茅ヶ崎至、卯木千景(CV:浅沼晋太郎、羽多野渉)]
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04「ペテン師の憂鬱」

作詞・作曲:大石昌良 編曲:奈良悠樹

ボーカル:卯木千景(cv.羽多野渉)

 

普段何を考えているかがわかりにくい、春組新メンバーの卯木千景のキャラクターソング。作詞作曲は明るい鬱ソングに定評のある(?)大石昌良さん。

コイントスの音や、千景の鼻で笑うアレンジはさすがです。

キーの幅も大きく、裏声と地声の部分を行き来しているのを聴くと、そこもまた千景の二面性を表している楽曲なのだと思います。

冬組の密と関係が深い千景らしく、密の楽曲と同じように秘めた暗さというか、何かを抱えている雰囲気が出ており、千景推しにはたまりません。

やはりアップテンポでノリの良いのに歌詞は「触れないで」や「信じちゃいけない」など、心の安息が今までなかった千景らしさ全開の詞に心が締め付けられます。

ペテン師の憂鬱

ペテン師の憂鬱

  • 卯木千景(CV:羽多野渉)
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6月26日発売『A3! BRIGHT SPRING EP』収録予定「はじまりはカルテット」

作詞・作曲・編曲:Yu(vague)

ボーカル:西園寺エニス&向井庸太(シトロン・碓氷真澄)(cv.五十嵐雅・白井悠介)

 

この楽曲は春組第6回公演曲です。

物語の舞台は国内最高峰の音楽学校、私立春ケ丘音楽高等学校。入学式から主席に君臨し、皇帝と呼ばれる西園寺エニスが、カルテットを組んで成長していく物語。

楽曲の始まりはとても春らしい爽やかなものになっています。カルテットを組むことに意欲的ではなかったエニスの心情が曲の冒頭に込められていて、ここから変化するそれぞれの心情が楽しめる一曲になっています。

曲の終わりには、あんなに孤独だったエニスの心情はまるで180°変化して「一人きりじゃ奏でられない」という歌詞にも目が熱くなるものがあります。

バックではきれいなヴァイオリンが響いてこの公演にピッタリの楽曲になっています。

この楽曲は、ゲーム内の「お芝居」→「春ケ丘Quintet」→「観劇準備」→「オリキャス編成」で観劇し終わったあと、「ココロの二重奏」という称号を獲得するとジュークボックスから聴けるようになります。

 

 

夏組楽曲

1stアルバム「A3! First SUMMER EP」

 

このアルバムは2017年5月24日に発売されています。
夏組の1stミニアルバムです。夏組ユニットテーマソング、旗揚げ公演曲、天馬と幸、2人のキャラクターソングが収録されています。

【A3!】A3! First SUMMER EP 試聴動画 - YouTube

 

01「オレサマ☆夏summer」

作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー
ボーカル:皇天馬・瑠璃川幸・向坂椋・斑鳩三角・三好一成(cv.江口拓也・土岐隼一・山谷祥生・廣瀬大介・小澤廉)


この楽曲は夏組ユニットテーマソングです。
夏らしい、タオルをぶんぶん振り回したいような楽曲。元気印の夏組らしい曲になっています。
この曲ではメンバーそれぞれの台詞が入っていて、キャラクター性がはっきり表れている楽曲になっています。
サビやところどころに掛け声があり、聴き手もノリノリになるような曲になっています。Cパートでは金管楽器も入り、盛り上がりやすい楽曲です。
A3!ではライブの話は出ていませんが、ライブでこの曲やったらかなり楽しいと思います。

 

オレサマ☆夏summer

オレサマ☆夏summer

  • 夏組[皇天馬、瑠璃川幸、向坂椋、斑鳩三角、三好一成(CV:江口拓也、土岐隼一、山谷祥生、廣瀬大介、小澤廉)]
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02「楽園オアシス」

作詞・作曲・編曲:ゆよゆっぺ
ボーカル:アリババ&シェヘラザード(皇天馬・瑠璃川幸)(cv.江口拓也・土岐隼一)


この楽曲は夏組旗揚げ公演曲です。
夏組の旗揚げ公演はアラビアンナイトをモチーフにした物語。まさにそのストーリーにピッタリハマるようなアラビア風の楽曲になっています。
シェヘラザード役を務める幸は、夏組の中では唯一女性役を演じているため、この楽曲では一層キーが高く設定されています。
夏組の楽曲は合いの手も入れやすく、参加しやすい楽曲が多いため、この楽曲でもサビ部分では初めて聞く人でも耳馴染みの良い歌詞とメロディーになっています。
また、楽曲中に出てくる、夏組の公演をそのまま見ているかのように錯覚させられるような天馬演じるアリババと幸演じるシェヘラザードの掛け合いなどもあり、とても楽しい楽曲です。

 

楽園オアシス

楽園オアシス

  • アリババ&シェヘラザード[皇天馬、瑠璃川幸(CV:江口拓也、土岐隼一)]
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03「夏のジレンマ」

作詞・作曲・編曲:やしきん
ボーカル:皇天馬(cv.江口拓也)


この楽曲は夏組リーダー、天馬のキャラクターソングです。
この曲個人的にすごく好きです。爽やかなのに切ないギターのリフから入るのですが、そこに重ねてリズムを刻んでくるドラムが一気にこの曲に聴き手を引き込みます。
正直、天馬のキャラクターからしてどんな俺様楽曲なのだろうと思いましたが、この楽曲は素直になれない天馬のもどかしい部分が歌詞に表れていて、とてもかわいらしいような、でもかっこいいような…言葉で表すことがなかなかできない楽曲ですね。
きっと歌い方的には人気俳優「皇天馬」としてこの楽曲を歌っているのかなと思っています。A3!クラスタからの曲の印象は「制汗剤のCM曲感」、「月9主題歌感」など言われています。自分もそうだと思う。
しかしサビの歌詞を見ると、それまで放っていた人気俳優皇天馬の顔ではなく、演劇に何度でも向き合う素の皇天馬が見え隠れし、やはりこれはちゃんと天馬そのままの楽曲なのだなとハッとさせられます。

 

夏のジレンマ

夏のジレンマ

  • 皇天馬(CV:江口拓也)
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04「MINORITY」

作詞・作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦・横尾祐樹・谷地学
ボーカル:瑠璃川幸(cv.土岐隼一)


夏組1stミニアルバム2曲目に収録されていた公演曲では女性役のため、まるで女の子のような歌声を披露していた幸のキャラクターソングです。
先程の楽曲とはかけ離れた幸のそのままを表した曲ですね。
外見からなかなか周りに分かってもらえない幸の孤独で切ない心情を表現したようなピアノのメロから始まるこの楽曲はバイオリンなどの弦楽器でも幸のつらさを切なく表しています。
自分は自分のままでいたい、普通って言われるような枠には入りたくない、つまらない。自分から俺のことを理解しようとしないくせに勝手に白い目で見られる。そんな幸の中にある感情をまっすぐにそのままぶつけたような歌詞が心にきます。
いつもはツンツンしている幸の内側にある寂しさを垣間見ることができるキャラクターソングです。

 

 

MINORITY

MINORITY

  • 瑠璃川幸(CV:土岐隼一)
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2ndアルバム「A3! Blooming SUMMER EP」


このアルバムは2017年10月4日に発売されています。
夏組の2ndミニアルバムです。夏組第2回公演曲、第3回公演曲と夏組メンバー、椋、三角、一成のキャラクターソングが収録されています。

【A3!】A3! Blooming SUMMER EP 試聴動画 - YouTube

 

01「にゃんばれ!にゃにゃにゃにゃ☆にゃん生!」

作詞:烏屋茶房 作曲:篠崎あやと・烏屋茶房 編曲:篠崎あやと
ボーカル:シロ&クロ(瑠璃川幸・三好一成)(cv.土岐隼一・小澤廉)


この楽曲は夏組第2回公演曲です。
夏組の旗揚げ公演では女役を演じていた幸ですが、今回はシロという、男の子の猫を演じています。舞台は猫の世界。伝説のにぼしを求めて冒険をするというストーリー。
この劇団の夏組は、面白いギャグのようなコメディテイストの演劇が特徴になっているので、このストーリーも少しクスッときてしまうような、それでも仲間たちの大切さをハッとさせられる物語になっています。
楽曲自体はとにかく明るく楽しいものになっています。歌詞は猫らしいにゃんにゃんが多い可愛いものです。
夏組のユニットテーマソングでもあったような掛け声も入っているので、聴き手も参加できるような楽曲になっています。

 

にゃんばれ!にゃにゃにゃにゃ☆にゃん生!

にゃんばれ!にゃにゃにゃにゃ☆にゃん生!

  • シロ&クロ[瑠璃川幸、三好一成(CV:土岐隼一、小澤廉)]
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02「進め!パイレーツ」

作詞:ゆよゆっぱ 作曲・編曲:Powerless
ボーカル:スカイ&ヘンリー(斑鳩三角・向坂椋)(cv.廣瀬大介・山谷祥生)


この楽曲は夏組の第3回公演曲です。
ストーリーは大航海時代。三角演じる金に目がないのに貧乏な海賊団長スカイと、椋演じる、実はかなり膨大な懸賞金が掛けられているヘンリーのいる小さい海賊団は、黒ひげという懸賞金が掛けられた人物を仲間に入れ宝を目指して旅に出る。
しかし、ヘンリーはその黒ひげよりも多額の懸賞金を掛けられており、弱小のスカイ海賊団は海軍に追われて捕まってしまいます。さて、どうなるのか…。そんな物語です。ハラハラさせられながらも、最後には夏組らしいオチがついた楽しい物語です。
楽曲は、役に入り込む三角らしい、普段の彼からは想像できない海賊らしい男らしい力強い歌声と、優しくもどこか芯を持った椋の歌声がマッチして2人の新たな一面を垣間見ることが出来る楽曲になっています。
まるで海賊が海を駆け抜けているかのような壮大なメロにワクワクさせられます。

 

進め!パイレーツ

進め!パイレーツ

  • スカイ&ヘンリー[斑鳩三角、向坂椋(CV:廣瀬大介、山谷祥生)]
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03「いつか王子様に…」

作詞:利根川貴之 作曲・編曲:北川勝利(ROUND TABLE)
ボーカル:向坂椋(cv.山谷祥生)


少女漫画が好きで、少女漫画や物語に出てくるような王子様に憧れている椋のキャラクターソングです。
楽曲自体はまるで物語のワンシーンの舞踏会のような華やかさと、椋の素直で純粋な性格を表しているかのような爽やかさが特徴です。
可愛らしい声ですが、楽曲のキー設定自体は結構低く、ふわふわしている椋の中にもどこか男の子らしさを感じられます。
楽曲の中にもところどころ台詞が入っていたり、椋のそのままが表現されています。また、サビに入る前に自分のことをどう表現したらいいか分からない、まだ中学生らしい歌詞にも注目です。
フルがとても可愛い楽曲。椋の世界観が手に取るように分かる曲になっています。

 

いつか王子様に…

いつか王子様に…

  • 向坂椋(CV:山谷祥生)
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04「いちにっさんかく」

作詞・作曲・編曲:サクライケンタ
ボーカル 斑鳩三角(cv.廣瀬大介)


夏組2ndミニアルバム2曲目にも登場していた三角のキャラクターソングです。
先程の楽曲では役になりきり、男らしい力強い歌声を披露していた三角ですが、そのままの三角になるといつも通りふわふわと大好きなさんかくのことを散りばめた楽曲を歌っています。
楽曲のメロは軽やかに自分の身体を動かす三角のように跳ねるようなメロディーになっています。うきうきしながらさんかく探しをする三角の姿が目に浮かびますね。
Bメロではリズムが少し変わり、三拍子。三拍子の指揮はさんかくのような形なのでここにも三角らしさがありますね。楽しい中にもいつも何か幸せを探している彼らしい内に秘めたリズムに変わります。ここのメロディーとリズムが好きです。
サビではいつも通りの三角のリズムに戻り、どんなことでもハッピーに変える三角が大切にしている祖父からもらった三角定規が出てきたりと、聴いているだけで三角のことが分かりそうな楽曲です。

 

いちにっさんかく

いちにっさんかく

  • 斑鳩三角(CV:廣瀬大介)
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05「Summer Time Love」

作詞:FUNK UCHINO 作曲:TAKAROT・FUNK UCHINO 編曲:TAKAROT・Shinji Tanaka
ボーカル:三好一成(cv.小澤廉)


いつもテンションの高い一成のキャラクターソングです。
まるでフェスで一成がDJをしているかのような楽曲。クラップとボーカルから入り、爽やかなメロが流れる構成のこの曲は、楽しく騒がしいのにどこか爽やかで人の嫌がることはしない一成らしさを表している曲です。
劇団の中でも落ち込んでいるような人をいつも元気づけているような立ち位置の一成らしい歌詞がまるで太陽のように感じます。
また、サビ前でボーカルだけになりバックのメロが消え、サビで盛り上がるなど、パリピらしい一成らしさを表しています。しかし、盛り上げ方も元々の彼の控えめな性格を表しているかのような決してうるさくないものなので聴いていて楽しいですね。
サビの終わりでは盛り上げたものがリズムを変えるなど、聴き手を飽きさせない楽曲です。

 

 

Summer Time Love

Summer Time Love

  • 三好一成(CV:小澤廉)
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3rdアルバム「A3! VIVID SUMMER EP」

このアルバムは2018年10月3日に発売されています。

新メンバーを加えた夏組の新ユニットテーマソング他、第4・5回公演曲が収録、また、新メンバー兵頭九門のキャラクターソングも収録されています。

 

01「夏って☆パリパリ!」

作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー

ボーカル:皇天馬・瑠璃川幸・向坂椋・斑鳩三角・三好一成・兵頭九門(cv.江口拓也・土岐隼一・山谷祥生・廣瀬大介・小澤廉・畠中祐)

 

新メンバー九門を迎え、さらに元気になった夏組の新ユニットテーマソング。

またみんなで騒げる楽曲が夏組楽曲に仲間入りです。パリピな夏組らしい、聴き手も参加できるような楽曲に、ヒゲドライバーさんらしいメロも相まって前回のユニットテーマソングとの統一感もあり、「これぞ夏組!」感があって、個人的に安心感があります。

ドラムもリズミカルで、シンセのメロや、元気な笛の音に、アルバム自体は秋に発売されているのに一気に夏に引き戻されたような感覚になります。

ボーカルの振り自体は前回のユニットテーマソングとさほど変わりはないですが、しかし対立していた天馬と幸が今回は対立していなかったり、みんな一丸となって騒いでいる感じが、成長したんだなと思わせてくれる楽曲になっています。

夏って☆パリパリ!

夏って☆パリパリ!

  • 夏組[皇天馬、瑠璃川幸、向坂椋、斑鳩三角、三好一成、兵頭九門(CV:江口拓也、土岐隼一、山谷祥生、廣瀬大介、小澤廉、畠中祐)]
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02「Exciting Charmer!」

作詞:利根川貴之 作曲・編曲:yamazo

ボーカル:秋山壮太&井上遼(兵頭九門・皇天馬)(cv.畠中祐・江口拓也)

 

この楽曲は新メンバー、九門を迎えた夏組の第4回公演の公演曲です。

物語は弱小チームの桜高校野球部。部員も1人になってしまい、どうにかこうにか九門演じる秋山壮太が部員5人をかき集める。するとそこに、幸が演じる鷲宮光という女子生徒がマネージャーとして入部、「甲子園を目指す!」と豪語。無理だと思われた部員集めも持ち前の顔の良さであっという間に済ませる鷲宮マネージャー。マネージャーの協力と練習メニューで実力をつけていくメンバー。そしてついに、甲子園まであと一歩のところまで来たところで、壮太はプレッシャーからトイレへ駆け込んでしまう。昔からプレッシャーに弱く、よくトイレに駆け込んでいた壮太を見ていた遼は壮太に呆れ、「辞めてやる」と出ていってしまう。そんな状況からどう立ち直っていくのか。甲子園には行けるのか。そんな「初恋甲子園」というストーリー。

楽曲はというと、夏組らしい爽やかで力強い印象のあるイントロが印象的です。性格通りに真っ直ぐな九門の歌声と、リーダーらしく夏組をきちんと引っ張っている天馬の安心感のある歌声がパート分けではっきりと分かり、それぞれの良さを上手く引き出しています。

また、Bメロではボーカルのリズムの裏拍をとるように軽やかに演奏されるギターが個人的にとても好きです。

サビでは、今まで受けてきたスパルタ指導の大元、少し強引すぎる鷲宮マネージャーについてへの歌詞、しかし、その人が自分たちをここまで導いたという感謝の表れのようにとれる歌詞があり、夏組同様、このチームも一体感があるんだという印象が強いです。逆に、夏組でいつも幸に引っ張り回されたり、喧嘩しつつもなんだかんだやっている天馬との兼ね合いがあるからこそ出る一体感なのかなと思わせる楽曲です。その元いたメンバーにすんなり入れる九門の真っ直ぐさも伸びやかな歌声に表れています。

また、野球らしい掛け声のような歌詞があったり、落ちサビ、大サビ付近でバットでボールを高く打ったときの気持ちいい「カンッ」という音が入っていたり、まさに夏に行われる高校球児たちの戦いらしく、燃える一曲になっていますね。

Exciting Charmer!

Exciting Charmer!

  • 秋山壮太&井上遼[兵頭九門、皇天馬(CV:畠中祐、江口拓也)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

03「渾沌オーライ!」

作詞・作曲・編曲:Q-MHz

ボーカル:キイチ&ヨシマル(三好一成・斑鳩三角)(cv.小澤廉・廣瀬大介)

 

この楽曲は夏組の第5回公演の公演曲です。

物語としては時代物。忍者同士のキイチとヨシマルが任務途中に出会うところで物語が始まります。

忍びになりたてのキイチと、キイチより先輩忍者であるヨシマルはお互い違う里の忍びでもそれぞれ戦うことはしない。お互いの任務が「姫の出した恋文をつる城の若様に届けること」という全く同じ任務。

酒を飲みながら仕事の愚痴のようなものをこぼしあい、いつの間にか寝てしまう2人。起きて慌てて届けにいくも、似た恋文だったためか、どっちがどっちの任務の恋文か曖昧なまま若様に届けてしまう。

キイチとヨシマルはお互いに軽い性格で、そのためか波長が合うのか何度か盃を交わす。その度に姫からの恋文を取り違える2人。そんな平和にも、終止符が打たれてしまう。それはキイチの里、伊賀とヨシマルの里、甲賀が戦のため的同士になってしまうこと。争う気はない2人でも戦となれば戦わなければいけなくなってしまう。

ゆる~い2人が考え、選んだものとは…?という感じの物語。

文に起こすと真面目っぽいストーリーですがしかし、観劇で見るとなんともゆるい一成と三角が役にうまく馴染んでいて、いつもの夏組の感覚で楽しめます。

楽曲はというと、今回曲を提供しているのはQ-MHz。ポップな中にもベースとドラムを効かせた少しロック調の楽曲。しかしその中にも今回のストーリーに合う少し和風なリフが奏でられるギターが印象的です。

主演が一成なのでメインボーカルは一成。伸びやかな歌声に、三角の少し柔らかな声がマッチして聴いていて楽しくなります。

アップテンポでノリが良く、夏組らしくやはり合いの手が楽しくなるコーラスも入っていてぶち上がれる感じです。全体的にスピード感のある歌詞とメロ、そこに主張しすぎないリズムがボーカルに馴染み、アップテンポなのに聴いていて疲れない、でも楽しい楽曲になっています。

所々に武器の効果音が入っていたりと、耳から聴いているだけなのにこの公演を間近で見たような臨場感があります。そしてサビでバックに入っている三味線のような音色も日本調だとすぐ分かるもので楽しいですが、だからといってこちらも主張しすぎることもなく自然なもので違和感もありません。

そして曲の後半、間奏の前では公演での台詞が入っていて、2人が歌いながら演技しているようでたまりません。そしてその台詞パートが終わると間奏。間奏ではギターがかっこよくドラムとセッションしているメロが全面に出てきます。かっこいい。

落ちサビからの怒涛の盛り上がりが個人的にどツボです。ワクワクします。ラスサビ転調しているわけではないのですが、その前の落ちサビでためられたものが一気に放出される感じ…。気持ちよくて好きです。

渾沌オーライ!

渾沌オーライ!

  • キイチ&ヨシマル[三好一成、斑鳩三角(CV:小澤廉、廣瀬大介)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

04「晴転のシンカー」

作詞・作曲:sasakure.UK 編曲:有形ランペイジ

ボーカル:兵頭九門(cv.畠中祐)

 

個人的にとても衝撃を受けた九門のキャラソン。もっと明るい曲なのかと思いつつ、しかしストーリーにも出てきた九門の葛藤や壁を歌った楽曲。

落ち着いていながらも青春を匂わせる歌詞とは相まって、歌い方は切なく、しかしきちんと前を向いているボーカルに心打たれました。

リズム自体はドラムの小刻みな音に揺られて早く聞こえますが、ギターのリフなどを聴くとゆっくりなような、不思議な感覚になります。

聴くたびに鳥肌が立ちます。

「あの後ろ姿」という歌詞は、兄の十座のことなのか、それとも野球仲間の普通に試合に出れるみんなのことなのか、それとも夏組のみんなだったり劇団のみんなのことなのか、それとも全部なのか…。深読みが捗ってしまいますね。

夏ソングは夏ソングでも、落ち着いた夏ソングといった感じがしてとても好きです。

晴転のシンカー

晴転のシンカー

  • 兵頭九門(CV:畠中祐)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

6月26日発売『A3! BRIGHT SUMMER EP』収録予定「The Prince in Full Bloom」

作詞:烏屋茶房 作曲:emon(Tes.) 編曲:Powerless

ボーカル:フローレンス&ブロト(向坂椋・兵頭九門)(cv.山谷祥生・畠中祐)

 

この楽曲は第6回夏組公演曲です。

物語のあらすじは、色とりどりの花々に囲まれた平和な小国、ブルーミング国の王子フローレンスは花嫁探しに出る。

その旅の途中、狩人の罠にかかっている少年ローズを助けるフローレンス。ローズは恩を返すためフローレンスの旅に同行して東の国に案内する。その先で待ち受ける困難とは―…。

という感じのストーリー。

楽曲はというと、壮大な音楽とコーラスが印象的な曲の入り。

そしてセリフが入ってきます。ここで普段のフローレンスとブロトの関係がわかるようになっています。

Bメロのリズムが個人的には好きです。

サビで一気に盛り上がり、弦楽器が美しいハーモニーを奏でており、気持ちいい楽曲です。

この楽曲は、ゲーム内の「お芝居」→「花の王子さま」→「観劇準備」→「オリキャス編成」で観劇し終わったあと、「花の国の住民」という称号を獲得するとジュークボックスから聴けるようになります。

 

 

秋組楽曲

1stアルバム「A3! First AUTUMN EP」

このアルバムは2017年6月28日に発売されています。
秋組の1stミニアルバムです。秋組ユニットテーマソング、旗揚げ公演曲、万里、十座のキャラクターソングが収録されています。

【A3!】A3! First AUTUMN EP 試聴動画 - YouTube

 

01「oneXone」

作詞・作曲・編曲:R・O・N
ボーカル:摂津万里・兵頭十座・七尾太一・伏見臣・古市左京(cv.沢城千春・武内駿輔・濱健人・熊谷健太郎・帆世雄一)

 

この楽曲は秋組のユニットテーマソングです。
ヤンキーとヤクザの塊の秋組だけあり、曲調はロック調です。
何でもかかってこい!という感じが全面に出ていて秋組らしくてとてもいいですね。個人的にはサビがとても好きです。
重かったようなAメロBメロに対し、サビになると少し爽やかになり、なんだかんだ言って仲のいいメンバーの一体感が楽しめる場面になっています。
秋組キャラクターのオモテを見ているだけでは分からない演劇への情熱のようなものが歌詞の中にあり、少し微笑ましくもあります。

 

oneXone

oneXone

  • 秋組[摂津万里、兵頭十座、七尾太一、伏見臣、古市左京(CV:沢城千春、武内駿輔、濱健人、熊谷健太郎、帆世雄一)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

02「一夜限りの相棒」

作詞・作曲・編曲:沖井礼二(TWEEDEES)
ボーカル:ルチアーノ&ランスキー(摂津万里・兵頭十座)(cv.沢城千春・武内駿輔)

 

この楽曲は秋組旗揚げ公演曲です。
マフィア社会を舞台にした秋組の旗揚げ公演は秋組の性に合っており、万里演じるルチアーノと十座演じるランスキーの掛け合いが魅力的です。
劇団の中でもいつも喧嘩している2人が役でも見せる掛け合いは2人をそのまま表しているようでとてもおもしろいです。楽曲も、そんな2人のいつものような掛け合いから始まり、そこから一気にストーリーの世界へと惹き込まれていきます。
高校生らしからぬ色気をこの曲で振りまいている万里と十座は、結局この旗揚げ公演の千秋楽が終わった後に少し分かり合うのですが、その2人の微妙な距離感が曲にも表れています。
どこか暗く、裏社会をそのまま表したような中にも、2人の仲が悪くても、それでも息の良さを表現したような楽曲です。

 

一夜限りの相棒

一夜限りの相棒

  • ルチアーノ&ランスキー[摂津万里、兵頭十座(CV:沢城千春、武内駿輔)]
  • アニメ
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  • provided courtesy of iTunes

 

 

03「スーパーウルトライージーモード」

作詞・作曲・編曲:R・O・N
ボーカル:摂津万里(cv.沢城千春)


秋組リーダー、なんでもそつなくこなしてしまう万里のキャラクターソングです。
ロックテイストでかっこいい楽曲になっています。なんでもこなす万里らしい自信に満ち溢れた歌詞と、かったるそうに軽く歌う万里が印象的です。
万里が担当するボーカルはA3!クラスタの間では俗に「セッツバンリ語」と呼ばれ、なかなか聞き取ることが出来ないと言われています。
しかし、よく聴いていると、自信満々の彼の態度が歌詞とボーカルに表れていて、万里自身をこの楽曲から感じ取ることができます。
他人より軽々と平均以上に出来てしまう彼の、一見ネタにされがちな楽曲ですが、この楽曲から伝わる、彼の演劇をやるまでの人間味の空っぽさが個人的に切なくなる楽曲です。

 

スーパーウルトライージーモード

スーパーウルトライージーモード

  • 摂津万里(CV:沢城千春)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

04「LONER」

作詞・作曲・編曲:R・O・N
ボーカル:兵頭十座(cv.武内駿輔)

 

不器用な硬派ヤンキー、十座のキャラクターソングです。
力強いギターとドラムなのにどこか寂しげな楽曲の十座のキャラクターソングは、今までの十座の孤独を表現しているように思います。
まっすぐ、でも不器用で流れるように歌っていく彼の歌声は聴いているだけで胸がきゅっと苦しくなります。
この楽曲にはラップパートもあるのですが、そのパートもとても安定しているのでなんの違和感もなく聴くことが出来ます。
サビでは、秋組を仲間と認めて一緒に力を合わせて頑張っていこうとしている気持ちが歌詞から溢れています。不器用でも演劇に対するまっすぐで情熱的な想いや、実は人一倍仲間を大切にする彼らしい不器用な優しさが感じとれる楽曲です。

 

LONER

LONER

  • 兵頭十座(CV:武内駿輔)
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  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

2ndアルバム「A3! Blooming AUTUMN EP」

このアルバムは2017年11月1日に発売されています。
秋組の2ndミニアルバムです。秋組第2回公演曲、第3回公演曲、太一、臣、左京のキャラクターソングが収録されています。

 

【A3!】A3! Blooming AUTUMN EP 試聴動画 - YouTube

 

01「Just For Myself」

作詞・作曲・編曲:ゆよゆっぺ
ボーカル:ヴォルフ&ゼロ(伏見臣・七尾太一)(cv.熊谷健太郎・濱健人)


この楽曲は秋組第2回公演曲です。
舞台は荒廃した未来の地球。臣演じる、死にたがっているやつが殺したくなるほど嫌いなヴォルフが出会ったのは太一演じる記憶喪失の少女、ゼロ。実はゼロの身体には昔に絶滅した植物が植え付けられ、巻きつけられている。
なぜそんなものがこの少女の身体にあるのか。そしてなぜゼロは追われているのか。ゼロはどこから生まれたのか。秋組らしいシリアスが魅力のストーリーになっています。
楽曲は、太一が今回は女役ということもあり、元々声の高い太一が切な気に歌うこの曲は、太一演じるゼロの何かを探す姿勢と太一自身、どこかに自分の居場所を探している姿勢がリンクし合って太一ファンにとってたまらない楽曲になっています。
ロックテイストでかっこいいのに、太一のソロでの儚さ、臣のソロでの力強さが相反しているのにきちんと調和しているこの曲はまさに秋組といったものになっています。

 

Just For Myself

Just For Myself

  • ヴォルフ&ゼロ[伏見臣、七尾太一(CV:熊谷健太郎、濱健人)]
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  • provided courtesy of iTunes

 

 

02「BUZAMA」

作詞:利根川貴之 作曲:利根川貴之・坂 和也 編曲:坂 和也 & Wicky.Recordings
ボーカル:風間銀二&龍田謙(古市左京・兵頭十座)(cv.帆世雄一・武内駿輔)


この楽曲は秋組第3回公演曲です。
舞台は組の頭が亡くなった後の龍田組。左京演じる流れ者の銀二と十座演じる龍田組の若頭、謙が協力して敵対している組と戦うというストーリー。秋組らしい世界観に惹きつけられます。
楽曲自体は左京と十座の掛け合いがあったりと、初見の聴き手でも舞台の世界観に入りやすい曲になっています。
何かと戦う男の生き様のようなものを綺麗に表している楽曲で、謙がどれだけ銀二を信頼し、頼っているかも表れており、舞台の中の左京と十座の関係性と劇団の中での彼らの関係性も通ずる部分があったりと秋組の関係性も垣間見ることが出来ます。
曲中の台詞では、芝居にまっすぐなのに不器用で少し大根役者の十座らしい台詞の言い方が芸が細かく、少しクスッとくる楽曲です。

 

BUZAMA

BUZAMA

  • 風間銀二&龍田謙[古市左京、兵頭十座(CV:帆世雄一、武内駿輔)]
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03「Living The Dream」

作詞・作曲・編曲:emon(Tes.)
ボーカル:七尾太一(cv.濱健人)


劇団に入ってしばらくは自分を偽り、いつでも演じてきた太一のキャラクターソングです。
まっすぐ透き通る歌声が特徴の彼は、その歌声らしくまっすぐ素直な歌詞の楽曲になっています。
いつも「モテたい」を連呼している太一なので、どんなテイストの楽曲になるかと思っていましたが、今まで抱えてきた想いや、その想いがあるからこその演劇に対する気持ちを歌った曲ですね。
「かまってほしい」「人気者でいたい」「大好きなことしたいだけなのになんで上手くいかないんだろう」といった歌詞が太一のまっすぐで純粋なのに、なんでかうまくいかない太一の苦しさを物語っています。
また、この曲には台詞が入っているのですが、台詞パート最後の「だ」の抜き方が個人的にとても好きです。メインストーリーを知っている方はうるっとくる方が多いのではないでしょうか。

 

Living The Dream

Living The Dream

  • 七尾太一(CV:濱健人)
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  • provided courtesy of iTunes

 

 

04「ファインダー越しの絆」

作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲・編曲:末益涼太(Elements Garden)
ボーカル:伏見臣(cv.熊谷健太郎)


穏やかな中にも過去の記憶がなかなか消えずにいる臣のキャラクターソングです。
かつての仲間であり相棒だった者のことを想い、歌った楽曲になっています。彼が演劇を始めた背景には、かつての臣の相棒だった者の存在がとても大きい…というかその存在が全ての始まりでもあります。
後悔の中に今の仲間を見つけ、それでも自分はこうしていていいんだろうかという葛藤を抱える臣らしい、切なく苦しい楽曲です。
楽曲のテンポはスローですが、力強いドラムが印象的です。
臣の低くてもどこか優しい声がより一層切なく感じます。

 

ファインダー越しの絆

ファインダー越しの絆

  • 伏見臣(CV:熊谷健太郎)
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05「雨のモノローグ」

作詞:清浦夏実(TWEEDEES) 作曲・編曲:沖井礼二(TWEEDEES)
ボーカル:古市左京(cv.帆世雄一)

 

人一倍劇団に対して特別な想いを持っている左京のキャラクターソングです。
年齢を公開しているメンバーの中で最年長枠の左京らしく、どこかアダルティーな楽曲。
曲自体はジャズのような心地の良さです。指を鳴らす、Finger snapの効果が入れられていたりすることでこの落ち着くもののどこか大人の世界に入ってしまったこの楽曲の雰囲気が作られているのでしょう。
タイトルに「モノローグ」と入っているからするに、この楽曲の歌詞は彼自身の想いなのかもしれません。
決して多くを語ろうとしない彼らしい、静かでもどこか面倒見のよく、人情味に溢れた彼の一面が良く表れている楽曲です。

 

雨のモノローグ

雨のモノローグ

  • 古市左京(CV:帆世雄一)
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  • ¥250
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3rdアルバム「A3! VIVID AUTUMN EP」

このアルバムは11月7日に発売されています。

新メンバーを加えた秋組の新ユニットテーマソング他、第4・5回公演曲が収録、また、新メンバー泉田莇のキャラクターソングも収録されています。

 

01:SECOND SHOT

作詞・作曲・編曲:R・O・N

ボーカル:摂津万里・兵頭十座・七尾太一・伏見臣・古市左京・泉田莇(cv.沢城千春・武内駿輔・濱健人・熊谷健太郎・帆世雄一・小西成弥)

新メンバーの莇を迎え、さらにハード感が増した秋組の新ユニットテーマソング。

やはりそれぞれの歌詞がそれぞれのキャラにきちんと見合ったものになっています。

歪んだギターにドラムが響き、ベースの効いた一曲になっています。新メンバーの莇のボーカルはというと、莇の年相応にきれいに透き通った声が印象的です。しかし、それだけではなくきちんと芯のある歌声なので、他の秋組メンバーに負けない力強い歌声を響かせてくれています。

SECOND SHOT

SECOND SHOT

  • 秋組[摂津万里、兵頭十座、七尾太一、伏見臣、古市左京、泉田莇(CV:沢城千春、武内駿輔、濱健人、熊谷健太郎、帆世雄一、小西成弥)]
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  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

02:RESPAWN

作詞・作曲:ANCHOR 編曲:ZiNG

ボーカル:アベル&イヴァン(泉田莇・摂津万里)(cv.小西成弥・沢城千春)

 

この楽曲は新メンバー、泉田莇を迎えた秋組の第4回公演曲です。

物語は人を食らうアンデッドが蔓延し、人間を淘汰しようとしている世界。アンデッドを狩るハンターとして生業をたてているイヴァンは、3年前に弟のロイを亡くした。

弟の仇、復讐を誓うイヴァンのピンチに駆けつけたのは、一見アンデッドのアベルだった。アベルは、人間の情報が欲しいとイヴァンに話を持ちかける。どうやらアベルは、アンデッドにならない、もしなったとしても人を食らわないような方法を模索しているらしい。

アンデッド関連で弟を亡くしているイヴァンは、アベルと組んで行動することを選択する。一緒にアンデッドの情報を探る内に死んだと思っていたイヴァンの弟のロイがアンデッドになって人を襲っていることや、アベルがなぜアンデッドのようになっても記憶や理性が存在して居るのかなど、目まぐるしく展開が進んでいくストーリー。

アクションシーンも多く、新メンバーを加えても秋組らしいストイックでクールな舞台が見どころです。

楽曲はというと、闘争心や復讐に燃える2人の台詞から入ります。

少しノイズがかったそれぞれの台詞シーンから、2人合わせて「皆殺しだ!」の台詞で一気に音がクリアになり、バリバリのロック調のギターや思い切りヘドバンしたくなるようなドラムなどが入り、曲の空気がより緊張感のあるものに変わっていきます。所々に入るシンセも舞台の世界線のイメージに合った、2人が少し混乱しながらも激しい戦闘をしているような錯覚を覚えさせるものになっています。

Aメロから、2人のこの世界に対する信じたくない気持ち、でもこれが現実なんだとしっかり受け入れている歌詞とラップ調のメロが印象的です。

サビでは溜め込んでいたものが爆発するかのようなインストと、それに乗せられた今を生きていると、この荒廃した世界に響かせたいというような2人の心の叫びのような歌詞が特徴です。
相変わらずのセッツバンリ語と、莇のノビの良い歌声が気持ちよく、中毒性に戸惑います。
ベースが効いているサビ終わりからの間奏はドスのきいたとても秋組らしい雰囲気を持っています。エフェクトがガンガン掛かったギターなども混乱し荒廃した世界を表現しており、公演曲だからこそ表現できる世界観の曲なのではないかと思います。
また、秋組の曲には珍しく、合いの手のような、試聴している聴き手も参加出来るような掛け合いもあるので、ライブ映えしそうですね。ぜひA3!のライブやってほしい。めちゃくちゃやってほしい。
RESPAWN

RESPAWN

  • アベル&イヴァン[泉田莇、摂津万里(CV:小西成弥、沢城千春)]
  • アニメ
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03:ロードトゥ饅頭マスター!

作詞:やいり・橘亮祐 作曲:やいり 編曲:橘亮祐

ボーカル:チャン&ユン(七尾太一・泉田莇)(cv.濱健人・小西成弥)

 

この楽曲は秋組第5回公演曲です。

物語は秋組には珍しくコメディ路線のカンフーもの。主演が太一だからこそ、秋組でもテンポの良いコメディ路線が描けている演目です。

道場で日々稽古をしているチャンとユン。老師が不在で、兄弟子に稽古をつけてもらっていたある日、突如道場破りにきた赤龍に奥義太極饅頭拳が書かれた道場の大切な巻物を奪われてしまう。巻物を守りきれなかった兄弟子は責任を感じ道場を後にする。

兄弟子を慕っていた2人は兄弟子の仇とばかりに老師に頼み込み修行に励む。道場を後にした兄弟子にまた稽古をつけてもらい、どんどん強くなる2人だが、果たして無事巻物は取り戻せるのか?そしてその巻物に書かれた奥義とは?

という感じのストーリー。オチがしっかりついており、コメディでありながらカンフーをおりまぜているところでアクションシーンが目立ち、路線が少し違っても秋組らしさはそのままです。

楽曲はというと中華風の音色の中に太一の軽快で楽しそうな明るいボーカルと莇の気だるくもきちんと太一に乗ったボーカルが印象的。歌詞の中にも中国の都市名や中国語の数字の読みなど出てきてとてもおもしろいです。歌詞にもコメディ要素があるところが楽しいですね。

リズムに乗ったギターが印象的なAメロに続いてBメロには何やら中華風な音色でリズムを刻む…これはシンセの音色ですかね。サビでもドラムが前面に出るよりはそのドラムのリズムにうまくかぶるようにシンセの音色でリズムが刻まれており、全体的に落ち着いているのにきちんと盛り上がれる楽曲構成です。

盛り上がるラスサビでも、目立っているのはリズムに乗ったギターとシンセ。曲終わりのリズムできちんとドラムの存在はありますが、楽曲を通してそれぞれの楽器が主張しすぎることもなくまとまっているところがなんだかんだまとまる秋組とリンクしているように思えます。

ロードトゥ饅頭マスター!

ロードトゥ饅頭マスター!

  • チャン&ユン[七尾太一、泉田莇(CV:濱健人、小西成弥)]
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04:餓鬼扱い

作詞:利根川貴之 作曲・編曲:eba

ボーカル:泉田莇(cv.小西成弥)

ギターとコーラスがかっこいい楽曲。

夢や理想のことを歌っており、父にずっと将来の夢を頭ごなしに反対されていた莇だからこその一曲です。

将来の夢のことでの父とのぶつかり合いや、世話係としてずっとそばにいた左京との衝突、和解など、カンパニーに入ってからどんどん変化する環境に身を置き、将来のことについてもっと理解を深めた莇だから歌える楽曲なのかなと思います。

曲については、全体的に落ち着いたテンポの楽曲で、ところどころにギターの効いたメロがあったり、ドラムとの親和性が高く、聴いていて一体感のある楽曲に仕上がっています。

餓鬼扱い

餓鬼扱い

  • 泉田莇(CV:小西成弥)
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冬組楽曲

1stアルバム「A3! First WINTER EP」

このアルバムは2017年6月28日に発売されています。
冬組の1stミニアルバムです。冬組ユニットテーマソング、旗揚げ公演曲、紬、丞のキャラクターソングが収録されています。

【A3!】A3! First WINTER EP 試聴動画 - YouTube

 

01「to bloom…」

作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲・編曲:末益涼太(Elements Garden)
ボーカル:月岡紬・高遠丞・御影密・有栖川誉・雪白東(cv.田丸篤志・佐藤拓也・寺島惇太・豊永利行・柿原徹也)

 

この楽曲は冬組ユニットテーマソングです。
A3!クラスタ内では通称浄化ソングとも言われています。冬組は劇団の中で唯一全員成人?(東さんはお酒飲めるらしいので年齢不詳でも成人済みだと思います)ということもあり、爽やかで大人の余裕が感じられるような楽曲になっています。
ハモリやコーラスがとても綺麗でまるでそこに冬が現れたかのような空気感を作るシンセの音など、聴いているだけで落ち着く曲です。
サビでの一体感や、歌詞の中でリーダーの紬のワードが出て来るなど、個性が強い中でもリーダーを尊敬し、きちんと1つになっている感覚がとても心地の良いものだと思います。
ゆったりとした曲調なのにきちんと曲に入っていける、そんな楽曲になっているように思います。

 

to bloom…

to bloom…

  • 冬組[月岡紬、高遠丞、御影密、有栖川誉、雪白東(CV:田丸篤志、佐藤拓也、寺島惇太、豊永利行、柿原徹也)]
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02「Don’t cry…」

作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲・編曲:末益涼太(Elements Garden)
ボーカル:ミカエル&ラファエル(月岡紬・高遠丞)(cv.田丸篤志・佐藤拓也)

 

この楽曲は冬組旗揚げ公演曲です。
この劇団初の悲劇を演じた冬組の旗揚げ公演曲は、Aメロまでは紬演じるミカエルと丞演じるラファエルは同じ意味の歌詞を歌っていますが、Bメロ付近からは一緒に同じ歌詞を歌っているものの、それぞれ誰を想っているかは別々という、悲劇らしい楽曲になっています。
冬組が演じたこの物語は、天使たちの物語で、人間に恋をしてしまったミカエルを、親友のラファエルが止めようとするというストーリー。最後にはミカエルは人間界に長くいすぎたこと、恋をした人間をかばい車に撥ねられ存在が消失してしまいます。
ミカエルは自身の想い人に、ラファエルはミカエルを想い歌っている楽曲です。
静かな中に確かな意思が感じられる曲になっています。そして、楽曲の中に心臓の鼓動音が入っているなど、細かなところにこだわりを感じます。

 

Don't cry…

Don't cry…

  • ミカエル&ラファエル[月岡紬、高遠丞(CV:田丸篤志、佐藤拓也)]
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03「Keyword」

作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:川島弘光
ボーカル:月岡紬(cv.田丸篤志)

 

温和で、おばあちゃん子な冬組リーダー、紬のキャラクターソングです。
楽曲自体の雰囲気がとても優しく、冬の空気に溶け込む温かな太陽の光のような曲になっています。
一度は演劇の道を諦めそうになった紬ですが、その演劇に対する気持ちを爽やかに歌った楽曲です。歌詞のところどころに、幼馴染の丞に向けたようなワードが入っていたり、2人の絆が楽曲から伝わってきます。
優しい歌声の中にも、紬が秘めた演劇に対する強くまっすぐな想いが表現されていて、特にサビではそれが一層感じられるように思います。
なかなか伝えられなかった思いも、きっと次に繋がっていくという意味の歌詞も、聴き手の背中を強く、でも優しく押してくれている気がします。

 

Keyword

Keyword

  • 月岡紬(CV:田丸篤志)
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04「Beyond The Wall」

作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:R・O・N
ボーカル:高遠丞(cv.佐藤拓也)

 

確かな実力を持つが、演劇のことになるとそれしか見えなくなる、公式のあだ名は「演劇バカ」な丞のキャラクターソングです。
スポーツをしていた丞らしく、爽やかでノりやすく身体が動いてしまいそうになるリズムのこの楽曲では、紬の曲同様に幼馴染の彼のことを想っているだろう歌詞が出てきます。
サビから入ったあとにギターの軽快なリズムが続くこの曲はランニングやウォーキングなどの身体を動かす際に聴くとちょうど良さそうですね。丞自身もよく早朝ランニングやトレーニングをしているみたいなのでそれも影響しているのかもしれませんね。
過去、紬と描いた夢を今ここで一緒に叶えようという意味合いの歌詞から分かるように、冬組発足時は演劇から逃げ出した紬を許せなかった丞ももう一度紬と同じ夢を見たいと素直に言えるようになっていることが成長を感じられて好きです。
ギターの歪み具合や、リフがとても癖になる楽曲です。

 

Beyond The Wall

Beyond The Wall

  • 高遠丞(CV:佐藤拓也)
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2ndアルバム「A3! Blooming WINTER EP」

このアルバムは2017年11月1日に発売されています。
冬組の2ndミニアルバムです。冬組第2回公演曲、第3回公演曲、密、誉、東のキャラクターソングが収録されています。

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01「esの憂鬱」

作詞・作曲・編曲:中山真斗
ボーカル:鷺島 亨&東条志岐(有栖川誉・御影 密)(cv. 豊永利行・寺島惇太)

 

この楽曲は冬組の第2回公演曲です。
物語は誉演じる主人に仕える執事、鷺島と、密演じる鷺島の主人、志岐がある事件に巻き込まれることから始まる。
謎解きを始める志岐と、その事件をいち早く推理して答えを分かっていながら志岐には教えず少しずつヒントを出していく鷺島の掛け合いが独特な主従関係を表していてとても面白いです。
この曲では、特に誉は自身のキャラクターソングからは想像できないような色気を発揮しており、この曲で誉推しになった方も多いと思います。
楽曲を聴いて思い浮かべたイメージは、怪しげな暗い部屋、鷺島と志岐の2人はゆっくりと謎を解いていく。最後には真相にたどり着き、切ないその結末にため息を漏らす…。そういった感じでしょうか。
普段は誉のことをうるさいと言っている密だが、寮で同室の2人だからこそのこの難しい掛け合いもこなしてしまう感じが正直個人的にドツボです。

 

esの憂鬱

esの憂鬱

  • 鷺島亨&東条志岐[有栖川誉、御影密(CV:豊永利行、寺島惇太)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

02「正体」

作詞・作曲:杉山勝彦 編曲:新倉一梓
ボーカル:九頭 玲央&瀬尾 浩太(雪白東・高遠丞)(cv.柿原徹也・佐藤拓也)


この曲は冬組第3回公演曲です。
東演じる玲央は、丞演じる浩太の住むマンションの前で行き倒れてしまいます。その玲央を見た浩太は自らその謎多き男玲央を部屋に上げ、しばらく居候をさせます。
しかし、玲央には人には言えない秘密があり、それを知った浩太はそれでも玲央の傍に居ようとしますが、玲央はそんな浩太を残してどこかに行ってしまう。そんなストーリー。玲央の正体は何なのか。そして浩太と玲央に共通する「正体」とは…。普段もミステリアスな東にぴったりな役柄で世界観に惹き込まれます。
楽曲は、前奏は重苦しいものかと思いきやボーカルが入りかなりリズミカルで聞きやすいものになっています。しかし歌詞をよく聴いてみると玲央の葛藤や、浩太の玲央に対する思いなどが描かれており、聴きやすい中にも切なさがあります。
どこか陰をまとった雰囲気のようにも思えるこの曲と東自体の雰囲気がマッチしていて東推しにはたまらない曲になっています。

 

正体

正体

  • 九頭玲央&瀬尾浩太[雪白東、高遠丞(CV:柿原徹也、佐藤拓也)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

03「トロイメライと空白」

作詞・作曲・編曲:sasakure.UK
ボーカル:御影密(cv.寺島惇太)

 

記憶喪失の謎多き人物、密のキャラクターソングです。
なんだか冬らしく冷たい空気感から始まるこの楽曲は少しミステリアスな雰囲気も含んでいて、密のイメージそのままという感じがします。
歌詞の中には、本当の自分を思い出したいような、でも思い出したくない…そんな密の葛藤のようなものが見え隠れしています。
サビではおとなしく儚い密が、自分の中にある葛藤などを溢れさせているように、密にしては感情が出たような声色で歌っています。それがまた普段の密とは違った感じがして彼の新たな表情を見れたような感覚になりますね。
作曲をしているsasakureさんの世界観と密の存在感がマッチしていて、個人的にとても感動しました。

 

トロイメライと空白

トロイメライと空白

  • 御影密(CV:寺島惇太)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

04「奇天烈ポエマー」

作詞・作曲・編曲:大石昌良
ボーカル:有栖川誉(cv.豊永利行)

 

芸術肌で、そのせいか他人の心がなかなか理解できない誉のキャラクターソングです。
とても明るく、いつも通りの誉なのによく聞くと鬱ソングな楽曲です。曲の合間に「ピー」と笛を入れるなど、作曲者の大石さんのアイデアが光っています。
この楽曲を歌うのはとても難しそうですが、さすが誉という感じですね。
サビでは、いつも誉が隠している心の底の悩みが爆発しています。メインストーリーに出てきた「ルーペ」など、あちこちに誉を知る上では欠かせないキーワードが出てきているので聴いていて答え合わせをするような感覚でとてもおもしろいです。
楽曲の雰囲気はアコーディオンを中心に、外国らしい雰囲気を醸し出しながらもどこか騒がしいお祭りのような楽曲になっています。

 

奇天烈ポエマー

奇天烈ポエマー

  • 有栖川誉(CV:豊永利行)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

05「月虹上のアリア」

作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲・編曲:末益涼太(Elements Garden)
ボーカル:雪白東(cv.柿原徹也)

 

年齢非公開、記憶喪失の密よりも、もしかしたらいちばんのミステリアス、不思議なオーラを放つ東のキャラクターソングです。
おしゃれな冬ソングといった感じの彼の曲は、しかしどこかに彼の抱えている過去のトラウマを彷彿とさせる歌詞が散りばめられており、彼の世界観に簡単に入ることができます。
独りが苦手な彼らしいサビでの盛り上がりは、聴いているこちらがきゅっと胸を締め付けられるような感覚になります。
バイオリンのような弦楽器があることで切なくも大人の色気が楽曲に直に入っており、彼独特の雰囲気を曲として表しているように思います。
タイトルの月虹(げっこう)の通り、夜に紛れる神秘的な彼が伝わってきて個人的にすごく好きな楽曲です。

 

月虹上のアリア

月虹上のアリア

  • 雪白東(CV:柿原徹也)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

3rdアルバム「A3! VIVID WINTER EP」

このアルバムは2018年11月7日に発売されています。

新メンバーを加えた冬組の新ユニットテーマソング他、第4・5回公演曲が収録、また、新メンバーガイのキャラクターソングも収録されています。

 

01:Precious to us~僕らの季節~

作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:末益涼太(Elements Garden) 編曲:藤田淳平(Elements Garden)

ボーカル:月岡紬・高遠丞・御影密・有栖川誉・雪白東・ガイ(cv.田丸篤志・佐藤拓也・寺島惇太・豊永利行・柿原徹也・日野聡)

新メンバーを加えて更に落ち着きが増した冬組の新ユニットテーマソング。

相変わらず歌唱力がすごい。(語彙力)

曲調はどちらかというとEDM調でまた新しい路線ですが、それさえもきちんと歌いこなしてしまうところが流石ですね。

個人的に、「夢の先が解けても結び直せばいい何回も」という歌詞に泣きました。平均年齢が高い冬組だからこそ、人生経験が多いわけで、その中で何度も何かを諦めたことも多かったんだろうな…と思うと涙が出ます。

Precious to us~僕らの季節~

Precious to us~僕らの季節~

  • 冬組[月岡紬、高遠丞、御影密、有栖川誉、雪白東、ガイ(CV:田丸篤志、佐藤拓也、寺島惇太、豊永利行、柿原徹也、日野聡)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

02:UNMASK

作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:R・O・N

ボーカル:ファントム&クリス(ガイ・月岡紬)(cv.日野聡・田丸篤志)

 

この楽曲は新メンバーを迎えた冬組第4回公演曲です。

物語は「オペラ座の怪人」をアレンジしたものになっています。19世紀のパリ、オペラ座で新しいマネージャーのリチャードの歓迎会にて、若手オペラ歌手のクリスが歌を披露していた。

クリスはいまいち芽が出ない新人オペラ歌手。人気のあるカールにも嫌味を言われてしまう。クリスはカールのようになれたら…と憧れるも、なかなか上手くいかない。しかしクリスの親友、ラウルはクリスを前向きに応援してくれている。だからこそクリスは芽を出したいと願う。

そんな時、オペラ座内でどこからか美しく切ないきれいな歌声がクリス1人の時にだけ響いてくる。声の出処を探るがなかなか見つからない。ラウルに相談し、クリスはフィルという、ラウルの兄で、元々はオペラ座で働いていた者に、過去にある実力歌手が失踪した事件があったことを知る。

それを知ったクリスの元にファントムが姿を現す。ファントムはオペラ座に住まう仮面を被った怪人。自らを地獄の底に住む住人と名乗る。ファントムの仮面の下には酷い傷が隠されていた。それはオペラ座の新マネージャー、リチャードと深く関係しているようで…。

というストーリー。大体の方がタイトルだけでも聞いたことのある「オペラ座の怪人」。本来は女性も出てくる、愛と憎悪の物語ですが、冬組には未だに女形を担う者がいないので、登場人物は全員男性になります。そして、この「オペラ座の怪人」のアレンジの舞台は「怪人Fと嘆きのオペラ」。愛と憎悪の物語ではなく、冬組の舞台では、友と憎悪(復讐)の物語にアレンジされています。

楽曲の入りはピアノとファントム、クリスの切なげな歌声から入る落ち着いた印象のもの。しかし、オペラ座といよりは、ロックのような楽曲に変わっていきます。この楽曲の変化は、ファントムがずっと抱えていた憎悪の表れのような気がします。

ギターとツーバスがきいた楽曲は、迫力があり少しゾクリとします。

歌詞はファントムを中心に地獄の底から響き渡るような低音がファントム自身の憎悪の感情をとてもよく表しています。そこにクリスのファントムを探すような歌声、ファントムにもう一度舞台に立ってほしいと願う真っ直ぐな歌声が重なっていき、2人の正反対のような感情がしかしそれでもとても心地いいハーモニーを奏でているものになっています。

サビではファントムとクリスが2人でユニゾンで歌う場面が多く、ファントムの歌声に魅了されたクリスと、復讐に燃えるファントムのすれ違いの歌詞がもどかしいものになっています。

メロディーというか、リズムはドラムのツーバスがサビで更に目立つものになっており、ロックとメタルの間をとったような、今までのA3!楽曲にはない仕上がりになっています。

しかしCメロでは物語内でファントムとクリスの関係性が変化するのと同じように、2人の歌い方や歌詞の雰囲気、メロの激しさも柔らかくなり、きれいなピアノが冒頭のように入ってきており、今までのリズムに馴染みながらも楽曲の雰囲気を段々と変えていきます。

この、ゆっくり雰囲気が変わっていく、いつの間にか違う印象の楽曲になっていく感覚はまるで物語の中のファントムとクリスのようで、これを楽曲で表現できるというのは素直にすごいし感動しますね。

また、クリスとファントムがかすかにバックコーラスを入れているのですが、これも物語内で2人が通じ合った瞬間を表しているようで、一方通行同士だった歌声がここできれいにマッチしているように思えて個人的にとても好きです。

UNMASK

UNMASK

  • ファントム&クリス[ガイ、月岡紬(CV:日野聡、田丸篤志)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

03:獨行道

作詞:マイクスギヤマ 作曲:田中公平 編曲:中村博

ボーカル:宮本武蔵&佐々木小次郎(高遠丞・ガイ)(cv.佐藤拓也・日野聡)

 

この楽曲は冬組第5回公演曲です。

物語は死に場所を探す宮本武蔵が流れ着いた街でおりんという女性から藤次郎という男と別れたいという依頼を受け、佐々木小次郎という男と決闘をすることに。しかし佐々木小次郎が仕えている藤次郎が襲われてしまう。その犯人と疑われている武蔵に小次郎は犯人探しを一緒にしてほしいと申し出る。無事犯人を捕まえ、おりんの心の内を知った藤次郎は家を捨てておりんと駆け落ちをするも、死に場所を探す武蔵は変わらず小次郎と決闘をする。

やっと死に場所が見つかったと思った武蔵だったが――…。というストーリー。

楽曲は、日本調というか、時代劇調。冬組の低音ボイス組が歌っているためか、静かでも迫力のある楽曲となっています。Bメロから入ってくるギターがなんとも渋く、浮きそうなギターでも楽曲にとても溶け込んでおり、不思議な感覚になります。

メロや雰囲気は時代劇調ですが、金管楽器が使われていたりと、きちんと今どきというか、耳馴染みのある楽器を用いたものになっているのでスッと入りやすい楽曲になっています。

武蔵と小次郎のお互いがお互いをどう思っていたのか、多くはお互いに語らなかったけれど、まるで仲間を見つけた…そんなような雰囲気が伝わってきて切なくなります。

獨行道

獨行道

  • 宮本武蔵&佐々木小次郎[高遠丞、ガイ(CV:佐藤拓也、日野聡)]
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

04:DEFRAGMENTATION

作詞・作曲・編曲:月蝕會議

ボーカル:ガイ(cv.日野聡)

新メンバーガイのキャラクターソング。

正直に言います。 ア ン ド ロ イ ド 設 定 忘 れ て た 。

しかし淡々とこれをアンドロイドのように歌える中の人流石です…。

楽曲の曲調としては、まるで他国の民謡のような不思議な雰囲気です。これはもしかしなくともザフラ王国的なものなのかな…と思います。

シトロンの従者として生きてきたガイらしく、どこか頼もしさの溢れる一曲に仕上がっていますね。

カンパニーに入り、感情を取り戻した彼に感情のこもった彼らしいソロが聞ける日が来るといいなと心から思います。

DEFRAGMENTATION

DEFRAGMENTATION

  • ガイ(CV:日野聡)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

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